POアカデミージャーナル
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最新号
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症例報告
  • 清水 新悟, 早川 康之, 昆 恵介, 花村 浩克
    2021 年 28 巻 4 号 p. 205-210
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/03/09
    ジャーナル フリー

    今回は、何らかの原因で左第1中足骨頭に強い疼痛が出現し、疼痛からの防御反応により左内反足歩行を呈し、病院に相談にきた症例である。症例の家族の方からは、左内反足の歩行を治して欲しいとの強い希望であった。症例は、左第1中足骨頭が痛くて荷重が掛けれない10歳の女の子である。この症例に対して、左第1中足骨が下方へ変位していたため、挙上しアライメントを正しい位置に補正するように足底挿板を製作し装着した結果、左第1中足骨頭の疼痛が軽減し、左内反足歩行の改善が得られたので報告する。足底挿板装着により、第1中足骨頭に荷重を安心して掛けられる心理的な影響も改善した理由と考えられた。臨床の場にて装具療法は、患者様への問診にて安心感を与えることも重要であり、何よりも原因と効果が得られる理論を説明することが必要である。

  • 吉田 渡, 小町 利治, 本間 義規, 唐木 瞳, 藤谷 順子
    2021 年 28 巻 4 号 p. 211-204
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/03/09
    ジャーナル フリー

    足関節背屈制限が生じている血友病患者の靴およびインソールに補正を加えたときの歩行への影響を、歩きやすさの主観評価と歩行速度、歩幅、重心移動距離を用いて評価した。2019年に実施された血友病リハビリ検診会の参加者で、靴およびインソールの補正を希望した4名を対象とした。補正後の歩きやすさの主観評価は、対象者4名すべてが歩きやすさを自覚した。補正前後で10 m歩行を比較した結果、歩行速度、歩幅の改善は認められなかった。重心移動距離は第2仙椎レベルでの左右移動量の増加が認められた。靴およびインソールに補正を加えることで、足関節の背屈可動域制限により荷重が十分に行えていなかった状態が改善される結果が示された。

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