血管

高血圧患者におけるコーヒー摂取:血管機能に与える影響について

山路貴之, 梶川正人, Farina Mohamad Yusoff, 岸本真治, 丸橋達也, 東幸仁

2024 年 47 巻 2 号 p. 1-8
発行日: 2024/10/29
公開日: 2024/12/08

DOIhttps://doi.org/10.60370/jjcircres.47.2_1

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コーヒーはアルコール、タバコと並び最も広く摂取されている嗜好品の一つであり、カフェイン、クロロゲン酸、ヒドロキシヒドロキノン等の血管作動物質を有している。コーヒーは心保護作用を有し、健康に好影響を与えていると考えられているが、コーヒー中に含まれるカフェインには血圧上昇作用があることが報告されており、高血圧を有する患者においてコーヒーが健康に好影響を与えているかどうかについては依然議論の余地がある。そこで今回我々は血管機能の観点から高血圧患者においてコーヒーがどのような影響を与えるかについて検討を行ったところ、1日2杯程度のコーヒー摂取は血管機能に好影響を与えていると考えられた。特にコーヒー中に含まれるクロロゲン酸に血管機能を改善させる効果があると考えられた。

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アドレノメデュリン2/インターメディンは心筋細胞のミトコンドリア機能を調節して心臓保護に働く

YUNLU ZHAO, 桜井敬之, 神吉昭子, 田中愛, 市川優佳, 河手久香, 松田順繁, YAN ZHANG, QIANQI ...

2024 年 47 巻 2 号 p. 9-19
発行日: 2024/10/29
公開日: 2024/12/08

DOIhttps://doi.org/10.60370/jjcircres.47.2_9

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本稿では、カルシトニンスーパーファミリーに属する機能性ペプチドである、アドレノメデュリン2 (AM2)、別名インターメジンの心臓および心筋細胞における役割を概説します。我々は、横大動脈縮窄術(TAC)を施したAM2遺伝子欠損マウスの病態生理学的解析により、AM2遺伝子が心筋細胞における解糖系およびTCAサイクルに関連するミトコンドリア機能の調整に関わり、圧負荷状態下で心臓機能を維持する上で重要な役割を果たすことを明らかにしました。

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2023年度日本心脈管作動物質学会若手研究者交流シンポジウムを開催して

伊藤章吾, 福本義弘

2024 年 47 巻 2 号 p. 21-24
発行日: 2024/10/29
公開日: 2024/12/08

DOIhttps://doi.org/10.60370/jjcircres.47.2_21

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