日本臨床スポーツ医学会誌
Online ISSN : 2758-3767
Print ISSN : 1346-4159
最新号
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
  • 渡辺 航太
    2026 年34 巻2 号 p. 181-183
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/07/16
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  • 足利 光平
    2026 年34 巻2 号 p. 184-186
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/07/16
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  • 中山 晴雄, 平元 侑
    2026 年34 巻2 号 p. 187-189
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/07/16
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  • 庄野 菜穂子
    2026 年34 巻2 号 p. 190-192
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/07/16
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  • 門脇 俊, 福谷 早耶香, 内尾 祐司
    2026 年34 巻2 号 p. 193-198
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/07/16
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    (目的)高校女子生徒における月経異常の頻度とそれに関連する因子を明らかにすること.(方法)2023年5月から10月に島根県内高等学校5校の女子生徒1149名に無記名自記式質問紙を配布し,回答のあった419名を対象とした.調査項目は,スポーツ活動の有無,身長・体重,睡眠時間,自身の体型の認識,食事制限の有無,月経周期,女性アスリートの3主徴(FAT)の認知度とした.(結果)平均身長157.4cm,体重50.4kg,BMI 20.3kg/m2,平均初経年齢は12±1.2歳,平均睡眠時間は平日6.4時間・休日7.7時間であり,スポーツ活動の有無で差はなかった.自身の体型を「太っている」とした生徒の割合はスポーツ活動あり22%に対しスポーツ活動なしは30%と有意に多かった.食事制限の有無はスポーツ活動あり17%に対しスポーツ活動なしは14%と有意に低かった.月経周期の異常がある生徒が24%,FATを全て知らない生徒が51%,いずれもスポーツ活動の有無で差はなかった.月経周期の異常のある生徒はない生徒と比較して食事制限をしている割合が高かったが,FATの認知度,スポーツ活動の有無,睡眠時間には差がなかった.(結語)一般高校女子生徒はスポーツ活動の有無に関わらず24%に月経周期異常があり,食事制限と関連があった.

  • 金子 雅明, 西田 直弥, 岡崎 倫江, 三谷 玄弥
    2026 年34 巻2 号 p. 199-207
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/07/16
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    (目的)皮膚の伸長に反応し運動錯覚を生じさせる皮膚触覚受容器のルフィニ終末への刺激を利用した機能的スパッツ(Functional Spats:FS)と素材と形態が同じでルフィニ終末への刺激のないスパッツ(No sewing spats:NS)との比較を行い,FS着用が姿勢と歩行におよぼす影響について検討することを目的とした. (方法)対象は健常成人男性31名とした.測定項目は姿勢(矢状面の姿勢変位:頭部の前方変位・頸椎と骨盤の前後方向の変位,骨盤傾斜角度),腹斜筋・腹横筋の筋厚,下肢の柔軟性(SLR,HBD),歩行速度(5m歩行時間から算出),歩行時の下肢筋活動(中殿筋,大殿筋,大腿二頭筋,内側広筋)とした.全ての項目に関してNSとFSを比較検討した. (結果)頭部と骨盤の前方変位はNSに比べFSが有意に減少し,骨盤前傾角度はNSに比べFSが有意に増加した.腹横筋の筋厚はNSに比べFSが有意に増加し,下肢柔軟性はNSに比べFSが有意に改善した.歩行速度と歩行時の下肢筋活動はNSに比べFSが有意に増加した. (考察)FS着用は,姿勢,下肢の柔軟性,下肢筋活動量といった歩行速度に影響を与える要素に良好な変化をもたらし,その結果,歩行速度の向上がみられた.ルフィニ終末への刺激を利用したFS着用は姿勢と歩行に良好な変化をおよぼす可能性が示された.

  • 辰村 正紀, 内田 卓郎, 塚越 祐太, 半谷 美夏, 金岡 恒治, 元島 清香
    2026 年34 巻2 号 p. 208-214
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/07/16
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    世界水泳選手権2023福岡大会(エリート大会)と世界マスターズ水泳選手権2023九州大会(マスターズ大会)は当初の予定から2回の延期を経て2023年7~8月に開催された.新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行後に国内で行われた初の国際水泳競技会であった.エリート大会では4会場,マスターズ大会では6会場に医務室が設置された.救護対象は選手・チームスタッフ・競技役員であった. 医療人材に関しては日本水泳ドクター会議会員から医師及び歯科医師が協力した. 診療は医師は延べ403勤務,歯科医師は延べ27勤務であり,昼夜交代なしのため1勤務が長い時には1日15時間に及んだ.看護師は1日2交代制であるため,延べ691勤務と多く見えるが,1勤務は最大でも8時間であった.心肺停止症例や腸チフス症例など稀な疾患にも対応した.また時間外の傷病者に対して夜間オンコールで対応した. 福岡市役所職員を中心とした組織委員会や主催者のWorld Aquatics(世界水泳連盟)との連携が円滑に進まない場面も見られた.

  • 杉山 貴哉, 石川 徹也, 氷見 量, 渡辺 知真
    2026 年34 巻2 号 p. 215-221
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/07/16
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    本研究は,短距離走と中長距離走のハムストリング肉ばなれの疫学的特徴を明らかにすることを目的とした.2015年3月から2023年12月にハムストリング肉ばなれと診断された短距離走と中長距離走選手51例(57肢)を対象とし,短距離群(43例48肢),中長距離群(8例9肢)に分類した.性別,年齢,外傷の有無,受診までの期間,損傷筋,損傷高位,JISS分類,競技復帰期間について調査した.性別,年齢,外傷の有無,受診までの期間は両群間に有意差はなかった.損傷筋にて複合損傷の有無は両群間に有意差はなかった.単独損傷にて短距離群は中長距離群に比べ大腿二頭筋(BF)損傷が半膜様筋(SM)損傷(p<0.01)や半腱様筋(ST)損傷(p<0.05)よりも有意に多く,中長距離群はSM損傷やST損傷のみでBF損傷はなかった.複合損傷にて短距離群は15例中12例がBFとSTの複合損傷であり,中長距離群はBFとSTの複合損傷1例のみであった.損傷高位にて短距離群は近位側での損傷が約65%,中長距離群は遠位側での損傷が56%であったが,2群間に有意差はなかった.JISS分類にて2群間におけるI型損傷とII型損傷にて有意差はなかった.競技復帰期間は両群間に有意差はなかった.短距離走と中長距離走では損傷筋にて特徴に違いがあり,走行速度の差によるハムストリング3筋の筋活動様式の違いが影響していると考えられる.

  • 高橋 優, 梅原 弘基, 阿部 愛, 黒川 純, 山浦 一郎, 蟹沢 泉, 土屋 明弘, 高橋 謙二
    2026 年34 巻2 号 p. 222-230
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/07/16
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    ACL再建術後におけるスポーツ復帰後の主観的パフォーマンスが100%以上の症例に影響する因子について検討することを目的とした. 対象は2021年4月から2023年3月までに当院で初回ACL再建術を施行し,術後12ヵ月時点でスポーツ復帰していた63例(平均年齢17.4歳)とした.検討項目はスポーツ復帰時期,術後8ヵ月時の膝伸展・屈曲筋力,Single Leg Hop,Triple Hop,Crossover Hop,ACL-RSIとした.統計処理は従属変数を主観的パフォーマンス100%達成の有無,独立変数を各検討項目とした単ロジスティック回帰分析を行った.さらに,有意な関連を認めた変数を独立変数として投入した多重ロジスティック回帰分析を行った.統計解析にはRコマンダー4.4.0を用い,有意水準5%とした. 主観的パフォーマンス100%以上は24例,100%未満が39例であった.単ロジスティック回帰分析の結果,8ヵ月時の膝伸展筋力(OR:1.04),スポーツ復帰時期(OR:0.99)で有意差を認めた.多重ロジスティック回帰分析の結果,膝伸展筋力(OR:1.05),スポーツ復帰時期(OR:0.99)が抽出された.術後12ヵ月時点で主観的パフォーマンス100%を達成するには高い膝伸展筋力に加え,早期のスポーツ復帰時期が影響している可能性が示唆された.

  • 加賀 飛雄馬, 神谷 智昭, 渡邉 耕太, 寺本 篤史
    2026 年34 巻2 号 p. 231-236
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/07/16
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    フリーライド競技とは,スキーまたはスノーボードで非圧雪の急斜面を滑走し,テクニックやスタイルを競う競技である.この競技に関する外傷調査は渉猟しうる範囲では報告がない.フリーライドの国際大会であるFreeride World Tour(FWT)における競技特有の受傷機転や,外傷を調査したため報告する.2018から2022シーズンに開催されたFWTにおける977本の滑走を対象とした.その内訳は,スキー男子が451本(46.2%),スキー女子が195本(20.0%),スノーボード男子が186本(19.0%),スノーボード女子が145本(14.8%)であった.カテゴリー別の転倒数・転倒割合は,スキー男子で147例(32.6%),スキー女子で51例(26.2%),スノーボード男子で56例(28.7%),スノーボード女子で48例(33.1%)であり,各カテゴリー間に有意差は認めなかった.スキー男子の2例において転倒による外傷が原因で滑走不能となり,2例はともに頭部外傷であった.フリーライド競技における頭部外傷の発生率は,他のスキー・スノーボード競技に比べて高い可能性があり,岩との衝突という競技特異的な受傷機転が存在することが明らかとなった.また,フリーライド競技は雪崩事故のリスクを伴い,雪崩事故に対する安全管理体制のさらなる強化が望まれる.

  • 岡村 俊, 広瀬 統一
    2026 年34 巻2 号 p. 237-244
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/07/16
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    (目的)本研究の目的は女性オーバーヘッドスポーツ選手の肩関節障害の危険因子である肩関節障害の既往歴と高等学校(以下高校)女子野球選手の肩関節機能との関係性を明らかにすることとした.本研究の仮説は既往群の肩関節内旋角度が小さく,肩関節外旋角度が大きい.肩甲骨運動異常の陽性の割合は既往群に高いとした. (方法)対象は高校女子野球選手30名とし,既往群10名,コントロール群20名に分類し,比較検討を行った.測定項目は身長,体重,年齢,Bodymass index,野球経験年数,関節可動域および弛緩性,肩関節・肩甲帯筋力,肩甲骨運動異常とした.各測定項目の比較にはMann-WhitneyのU検定,カテゴリー変数の比較にはFisherの正確確率検定を用いた.統計学的有意水準は5%未満とし,効果量としてRosenthalのrを算出した. (結果)投球側の肩関節外旋角度(p=0.037,r=0.38)および僧帽筋下部線維筋力(p=0.036,r=0.38)は既往群がコントロール群と比較し,有意に低値であった.また肩関節外旋不全の割合は既往群に有意に多かった(p=0.015). (結語)投球障害肩の既往歴を有する高校女子野球選手は過去の男子選手と異なり,投球側の肩関節外旋角度および僧帽筋下部線維筋力が低値であった.これらの指標は高校女子野球選手の障害予防,再発防止に重要な着目点となる可能性がある

  • 佐藤 宏幸, 大山 毅人, 真下 翔太, 久保田 純弥, 大石 隆幸, 田崎 篤
    2026 年34 巻2 号 p. 245-251
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/07/16
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    (目的)鏡視下腱板修復術(ARCR)の術後患者に対して教育用動画付きパンフレットを用いた退院指導を実施し,装具使用下の日常生活動作(ADL)の自覚的理解度を評価すること. (方法)当院において経過観察可能であったARCR術後症例41例を対象とした.動画による指導導入前の口頭説明でのみ装具使用下の日常生活を説明した従来群23例と導入後の動画群18例に対して,退院時と初回外来時のADLの自覚的な自覚的理解度と安心,疼痛,痺れの程度についてVisual AnalogScaleで回答を取得し,理学療法士が初回外来時の装具着脱の動作と姿勢を客観的に評価した.統計学的解析として,退院時と初回外来時における群間比較はMann-WhitneyのU検定,各群における退院時と初回外来時の比較はWilcoxonの符号順位検定を用いた. (結果)患者によるADLの自覚的理解度とPTによる装具動作の客観評価は群間比較で有意差を認めなかった.退院時と外来時の群間内比較において,従来群は更衣,入浴,机上,就寝の自覚的理解度が有意に低下して(p<0.05),痺れは有意に増加していた(p<0.05).動画群は更衣,机上,就寝の自覚的理解度が有意に低下していた(p<0.05). (結論)教育用動画付きパンフレットを用いた退院指導は,従来の方法と比較して同等の効果があり,看護師の指導時間の短縮化が図れる利点がある.

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