日本食物繊維学会誌
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8 巻, 2 号
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  • 奥 恒行
    2004 年8 巻2 号 p. 71-81
    発行日: 2004/12/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    Dietary reference intakes (2005) for Japanese were established instead of 6th edition Dietary Allowance in November, 2004. DRIs were prepared as the objects of health promotion, primary prevention of lifestyle-related diseases and prevention of detrimental effects by over-intake for individual and population. The tentative dietary goal of dietary fiber was 10g/1000kcal for preventing lifestyle-related diseases for Japanese, although the definition and analytical method of dietary fiber was different from country to country. The definition of dietary fiber used in DRIs (2005) was the non-digestible food components which are not digested by human digestive enzymes.
  • Takashi KOGUCHI, Hiromi KOGUCHI, Hisao NAKAJIMA, Saburo TANAKA, Yuji Y ...
    2004 年8 巻2 号 p. 83-91
    発行日: 2004/12/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    This study was performed to examine the effects of several kinds of dietary fiber (DF) with different physical properties on the elevation of serum uric acid concentration induced by dietary adenosine and adenosine-5'-monophosphate (5'-AMP). Male Wistar strain rats, 4 weeks old, were fed diets with purine compounds-free and adenosine or 5'-AMP (30 mmoll kg diet each) together with or without 50g1 kg diet of DF (cellulose, chitin, chitosan or xanthan gum) for 20 days. The concentrations of uric acid, allantoin and urea nitrogen in serum elevated by additions of purine compounds to the fiber-free diet were significantly suppressed by the test DF as compared with fiber-free. This phenomenon was remarkable in the xanthan gum group. The suppressive effect of chitin and chitosan on the elevation of serum uric acid concentration induced by 5'-AMP was stronger than that induced by adenosine. The present results reveal that the elevation of serum uric acid concentration induced by dietary adenosine and 5'-AMP can be suppressed by DF, and the suppressive effect of DF varied with the type of DF.
  • 池口 主弥, 有浦 由紀, 高垣 欣也, 石橋 千和, 稲永 亜紀子, 片山(須川) 洋子
    2004 年8 巻2 号 p. 93-103
    発行日: 2004/12/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
     大麦若葉末による排便量の増加を定量的に把握できることを目的に、対象者8名を用いて糞便湿重量測定試験を実施した。また、大麦若葉末の腸内細菌叢に与える影響を調べるために、糞便内細菌叢を分析した。さらに糞便湿重量測定とあわせて糞便目安量を記録させることで実測値と目測値の間に相関関係があるかどうかを検討した。 試験は試験食品摂取期間7日間、対照食品摂取期間7日間のクロスオーバーとした。試験は2回行い、試験1では試験食品として1日あたり6.09(食物繊維として2.2g)の大麦若葉末を摂取させ、試験2では1日あたり10.09(食物繊維として3.69)の大麦若葉末を摂取させた。糞便内細菌叢の測定は試験1のみで実施した。 その結果、1日あたり6.0gの大麦若葉末摂取において糞便湿重量が増加傾向にあり、1日あたり10gの大麦若葉末摂取において糞便湿重量が有意に増加し、対象者全員で顕著な増加および増加傾向が認められた。 大麦若葉末の摂取によりバナナ状および半練り状の割合が増加し、便性状が改善する傾向にあった。糞便内細菌叢の測定において悪玉菌であるLecithinase(+)ClostridiumおよびLeczthinase(-)Clostridiumの検出率が低下した。 糞便湿重量と糞便目安量の間には有意に強い正の相関が認められたことから目測換算法による糞便目安量は実測の糞便湿重量を反映しているものと考えられる。 大麦若葉末を摂取することで腹痛が散見されたが、いずれも軽度~中度であり1~2日程度で回復した。その他胃腸症状の変化は認められなかった。 以上より、大麦若葉末は便通改善効果が高く、消化管に負担の少ない安全性の高い素材であると推測される。
  • 下村 吉治, 長崎 大, 松尾 昌幸, 前田 憲, 村上 太郎, 佐藤 寿一, 佐藤 祐造
    2004 年8 巻2 号 p. 105-109
    発行日: 2004/12/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
     耐糖能試験における血漿グルコースと血清インスリンの上昇に対するポリデキストロース摂取の影響を,日本人の男女(年齢22~49歳)を被験者として検討した。耐糖能試験の糖質源として,50gのグルコースもしくは50gの炭水化物に相当するパンを用いた。糖質摂取による血漿グルコースと血清インスリン濃度の上昇は,ポリデキストロース摂取により抑制される傾向を示した。試験における血漿グルコース濃度の上昇曲線の面積は,ポリデキストロース摂取により,グルコースを糖質源とした場合に28%,パンを糖質源とした場合に35%減少した。これらの結果より,ポリデキストロースは炭水化物のグリセミック指数を低下させる可能性が示唆された。
  • 高山 理枝, 渡辺 篤, 小鷹 和久, 岡部 敬一郎, 山田 純子, 栃久保 修
    2004 年8 巻2 号 p. 111-120
    発行日: 2004/12/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
     ガラクトオリゴ糖(GOS)を60mLあたり49含む清涼飲料水について,1日180mLを毎日2週間にわたり大量に摂取した場合と,1日60mLを毎日12週間にわたり長期に摂取した場合の排便状況,腹部自覚症状,健康診断項目(血圧,血液性状,尿検査および問診)に対する影響を,健常成人ボランティア21名を対象に調査した。大量摂取試験の被験者11名,および長期摂取試験の被験者10名のいずれにも,排便状況や腹部自覚症状における問題となる愁訴や,健康診断項目(血圧,血液性状,尿検査および問診)における異常は認められず,安全な食品であることが確認された。特に,1日60mLを3週間以上摂取し続けた場合に,便秘自覚者においても,排便回数,便の性状,および排便量における安定的な改善や正常化が認められ,本試験飲料の1日60mL摂取は,お腹の調子を良好に保つための適正な摂取量であると考えられる。
  • 2004 年8 巻2 号 p. 126-150
    発行日: 2004/12/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
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