【目的】本研究は、令和6年能登半島地震により金沢市内に開設された1.5次避難所における日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)の支援実態を明らかにし、リハビリテーショントリアージ区分の変化に着目して必要な支援の視点を検討することを目的とした。【方法】2024年1月8日から4月12日にかけて同避難所に入所した累計1,495名のうち、JRATが受援者基本票を作成し初回評価を行った263名(17.6%)を分析対象とし、後方視的に分析した。【結果】リハビリテーショントリアージが初回から最終までに変化した者は17.1%で、うち6.1%は悪化していた。悪化例では併存疾患を有する方が多く、入所期間が短い傾向にあった。また、置き型手すりの貸与が最も多く、環境整備の重要性が示唆された。【結語】本研究により、1.5次避難所入所者におけるリハビリテーショントリアージ区分が経時的に変化することが明らかとなった。今後は入所時の適切な評価と継続的な支援体制の構築が求められる。
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