2023年トルコ・シリア地震におけるJapan Disaster Relief(JDR)医療チームの活動を基に、海外被災地で大規模・高機能Field Hospital(FH)の設置・運営するための調査と調整についてロジスティックの観点から報告する。第一次隊第一陣として、トルコ南東部OğuzeliにおけるFHの設置場所選定および現地調整を実施した。安全性・医療需要・空間の3条件を満たす旧職業訓練学校の駐車場を選定し、地域の医療機関との協働体制を構築した。その結果、JDR医療チームは約2週間で1,946名を診療し、手術および入院管理を含むEMT Type 2水準の医療支援を提供した。効果的なFH展開には、本隊到着前の調査・調整チーム派遣が有用である。
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