人間工学
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11 巻, 2-3 号
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  • 理論と適性テストの研究
    野呂 影勇, 倉林 武, 布田 和史
    1975 年 11 巻 2-3 号 p. 41-48
    発行日: 1975/06/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 1. 検査理論についての現場実証的考察, 2. 公論な検査基準が, 各検査員の内的検査基準に変換する過程について, とりわけ, 変換パラメータβについての研究, 3. 検査員の適性についてのテストの開発と開発されたテストの検査理論による評価に要約される. 本研究により, 検査理論の測度が工場の視覚検査の評価に有効であることが認められた. また, 現場の作業内容にマッチングした適性テストが開発されたことにより, 検査員の選別と能力開発についての多くの情報が得られることが明らかとなった.
  • 内村 喜之, 上笹 恒, 三平 和雄, 大野 静枝
    1975 年 11 巻 2-3 号 p. 49-54
    発行日: 1975/06/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
    人工気候調節チャンバーを用い, 定常的温熱状態より気温が上昇および下降したとき, 生体が気温変化を感知するまでの時間および気温変化状態を測定することによって温熱閾値を検討した. 実験は成人男女各3名を被験者とし, 気温3条件, 気温2条件, 気温変化勾配一定の条件によって行なった. その結果, 温熱閾値は無関領域とされている20℃近傍で最小となること, 性差があること, 上昇時と下降時で差があることなどが明らかにされた. また閾値をもとにJND曲線を作成し, 温熱感覚スマーリングとの関連性を検討した結果, JND累積尺度と等間隔尺度との相間が高いことから, 従来より用いられている等間隔尺度は簡便で実用性があるとともに, 妥当性のあることが確められた.
  • 水田 淳一, 伊南 盛治, 吉岡 哲二, 工藤 盈, 伊藤 祐天, 飯山 雄次
    1975 年 11 巻 2-3 号 p. 55-61
    発行日: 1975/06/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
    列車を運転する際の注視行動の定量化と, 視覚情報を追求する特徴をあきらかにするため, アイカメラを用いて電車運転士の視線分析をおこなった. その結果, 前方看視は正面約10°の範囲に注視点が多く, 1回当り0.5~0.9sec帯に代表される短時間のスキャンニングが繰返されている. また, カーブや踏切, 駅ホームなど, 情報が不足, あるいは複雑なところでは注視時間もながく, 注意の度合がたかまる傾向をあらわし, 信号への視線は見えはじめの段階で多く向けられているなど, 幾つかの特色があきらかになった.
  • 大内 一雄, 若井 正一, 加藤 昌彦
    1975 年 11 巻 2-3 号 p. 63-67
    発行日: 1975/06/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
    学校用家具のJISとして, 学校机やいすがどのように良いものが決められても, 生徒のからだに合ったものが配分されなければ, その意義は失なわれることになる. K地域を中心とした小・中学校の7,700人について, 学校家具の使われ方の実態調査を行なったが, からだとの適合率は, 小学校で約4%, 中学校で約15%と悪い結果であった. 身長から割り出した家具号数は小学生は7号, 中学生は4号がその中心であったが, 配分されていた家具はそれぞれ, 主として2~7号, 1~3号であった. 地区別の違いはあまりみられなかった. このようになる原因は, 複そうしているようで抜本的な解決を急ぎ行なわれなければならないと考える.
  • 林 喜男
    1975 年 11 巻 2-3 号 p. 69-70
    発行日: 1975/06/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
  • 遠藤 敏夫
    1975 年 11 巻 2-3 号 p. 71-72
    発行日: 1975/06/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
  • 1975 年 11 巻 2-3 号 p. 73-100
    発行日: 1975/06/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
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