人間工学
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23 巻, 4 号
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  • 近藤 次郎
    1987 年 23 巻 4 号 p. 193
    発行日: 1987/08/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
  • 大島 正光
    1987 年 23 巻 4 号 p. 194
    発行日: 1987/08/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
  • 原子力発電所の運転保守管理におけるヒューマン・ファクター
    板倉 哲郎
    1987 年 23 巻 4 号 p. 195-200
    発行日: 1987/08/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
  • 軌道系交通システムの安全人間工学
    井口 雅一
    1987 年 23 巻 4 号 p. 201-207
    発行日: 1987/08/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
  • プラントの安全管理
    林 喜男
    1987 年 23 巻 4 号 p. 209-214
    発行日: 1987/08/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
  • 安全における人間特性からの発想
    黒田 勲
    1987 年 23 巻 4 号 p. 215-224
    発行日: 1987/08/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
  • 青木 久, 塚原 玲子, 皆木 登美子, 大江 信, 木原 真美, 篠田 達明
    1987 年 23 巻 4 号 p. 225-232
    発行日: 1987/08/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
    本研究ではパーソナルコンピュータを使用して, 発声・発語の困難な重症心身障害児 (者) のコミュニケーション支援機器を開発した. 文字の選択方法は, ひらがな五十音表の行と列を順次走査する方法によった.
    開発した機器を使用して, キーボード操作のできない重度脳性麻痺児を対象に, 語彙, 暗唱, 作文の課題を実施した. その結果, 重症児においても自由に単語や文章を書くことのできることが明らかとなった. また, 走査時間やスイッチの最適条件が示唆され, 重症児の言語習得レベルの評価が可能となった. 以上の結果から, 本研究で開発した機器は, 発声・発語の困難な重症児のコミュニケーションに有効であることが示唆された.
  • 渡辺 與作, 横山 清子, 高田 和之, 竹内 伸也
    1987 年 23 巻 4 号 p. 233-240
    発行日: 1987/08/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
    直立姿勢は人間を特徴づけるものであり, 多くの作業中に認められ, 最も基本的な立位作業姿勢のひとつである. したがって, その基礎的研究として直立姿勢保持機能の評価などが望まれる. 従来の研究では, 重心位置の移動を二次元のX-Y記録図にとり, 重心の動揺面積, 動揺スペクトルなどを用い解析を行ってきた. 本論文では, 健常者が重量負荷を前腕で保持したとき, および背負ったときの直立姿勢における重心動揺を計測し, 動揺面積, 重心動揺の軌跡長, 重心移動の速度や動揺の周波数情報などの評価指数を解析した結果を述べる. その結果, 各評価指数の相互相関, 荷重負荷の大きさとの関係を明らかにすることができた.
  • 石原 学, 白滝 順
    1987 年 23 巻 4 号 p. 241-245
    発行日: 1987/08/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
    本論文は, 音声波を3値または5値化するときのスライスレベルと明瞭度との関係を調べるために行った実験の報告である.
    音声波のスライスレベルの設定は, 複数のコンパレータを用いた回路を設計して実験を行った. 実験Iでは, 3値化のため2個のコンパレータの比較電圧を変化させて零レベル電圧の付近のノイズ除去を行った. その結果は-40.5dBで明瞭度63%と, いちばん高い値を得た. 実験IIでは, 5値化のため4個のコンパレータを用いてノイズ除去を行った後に, スライスレベルを変化させ明瞭度を求めた. その結果は-14.0~11.0dBで明瞭度68~73%が得られた. 実験IIIでは, コンパレータの出力電圧比を変えて明瞭度の測定を行ったが, 特別な変化は得られなかった.
    これらの結果, 音声を聞きとるときの音声波とスライスレベルとの関係が重要であることを示した.
  • ロボット導入にかかわる組織設計上の要因
    長町 三生
    1987 年 23 巻 4 号 p. 247-255
    発行日: 1987/08/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
    本論文は, 中小企業における産業用ロボット導入の成功要因, 安全対策, およびロボット技術導入の社会-技術システムの導入成功例などを明らかにして, ロボット導入の組織設計上の要因を分析することが目的である.
    106問の質問紙を159社の中小企業に送付し, 30社から回答を得, 別に現場調査などにより多変量解析を行った. ロボット導入成功要因は, (1) 導入目的が生産性向上, (2) スタッフと作業者のジョイントチームによるロボット計画, (3) 大きな需要の見込, などであった. ロボット導入に関して社会-技術システムの事例があり, これも成功する組織設計上の重要要因であることがわかった.
  • 畑本 恵子, 長町 三生, 伊藤 宏司, 辻 敏夫
    1987 年 23 巻 4 号 p. 257-265
    発行日: 1987/08/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
    本論文は, 生徒の算術演算の誤り (バグ) の自動診断モデル, つまり知的CAIを取り扱う. Brown と Burton の“バギーモデル”を根拠に, ここでは生徒は間違った計算をするのではなく, 彼らの間違って理解している計算手続きを実行すると仮定している. 本研究は, 基本としてバギーモデルを加減から乗除まで拡張したものであり, LISP言語を使用して手続きネットワークの形式でインプリメントしている. 本論文のモデルでは, 生徒の誤りに向いた計算問題を診断手続きに基づいて選べるようになっている.
  • 立花 靖弘
    1987 年 23 巻 4 号 p. 267-274
    発行日: 1987/08/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
    初心者のプログラミングにおけるデバッグ行為を観察した. 人工言語 (プログラム) のなかに埋め込まれた“手続き的”情報処理を理解するときの方略が, どのようなものであるかを明らかにするために, 認知心理学的アプローチを試みた.
    方略の一般的特徴は, 構文的理解から意味的理解へと進める過程にみられた. この過程が階層化されていることを, 誤りの分析, 事前の理解の状況, プロトコル分析などを通して示した. 構文的理解から意味的理解へと成功裏に進める主なる力は, メタ認知からの問い合わせ (概念駆動) の強さとデータ利用によるイメージ化 (データ駆動) の強さによることが推定きれた.
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