教育心理学研究
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11 巻 , 2 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
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  • 小室 庄八, 塚田 毅, 村上 沢
    11 巻 (1963) 2 号 p. 65-74,124
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    学業成績を規定する要因として学習指導法がいかなる意味をもつかを研究するために, ほぼ等質の2学級について, 一方の組には問答法中心の指導法を, 他の組には班別学習中心の指導法を実験的に実施した結果は, 次のように要約することができる。
    (1) 両組の学業成績において, 概括的には差は僅少であるけれども, 評価内容を知識・技能および態度に区分して見ると, 班別学習中心の組は, 技能および態度において, テストの回数を重ねるほど優れてきている。これは両指導法における動機づけの性質, 学習方法の相違にもとつくものであると思われる。
    (2) 両指導法は狭義の学業成績に質的差異をもたらすだけでなく, 児童の全体的行動にも変化をもたらし, 班別学習では自律的, 協力的傾向を, 問答法では他律的, 利己的傾向を助長する。
    (3) 教材の内容の性質によつて両指導法の学業成績への効果を異にする。班別学習は形式的, 表面的な内容の学習には適するが, 内面的なものの学習には効果をあらわすことが困難である。これに反して, 問答法では内面的, 本質的な内容においてよい効果を挙げうる。
    (4) 班別学習では学習への不参加者を発生しやすく, このために学業成績の低下をきたす児童が生ずる傾向がある。
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  • 藤永 保, 斎賀 久敬, 細谷 純
    11 巻 (1963) 2 号 p. 75-85,125
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    Here, the three problems as to the application of the method of experimental education are discussed. First, to what extent have children of 3, 4 and 5 years of age mastered the number? Second, what are the opinions and attitudes of the subjects' parents concerning the number education and how are they teaching the number concept to their children at home? Third, what is the effect of the number education give by the parents?
    It is shown in our research that the number abilities or performances of the subjects are generally higher than we ordinarilly expect. But, there are also some inconsistencies between various areas of their number abilities. That, is, the tasks of counting, enumeration, writing the number, number identification, number calculation (plus or minus) are much more easily performed than the tasks, seriation, identification of the number of collections, one to one correspondence between two collections.
    Further, we know that the subjects' parents (belonging to the uppér middle class) are not only eager for high performance of their children of the number operations, but also they are teaching eagerly various number operations, especially, the former sort of tasks.
    Piaget considers in his “épistémologie génétique” that the establishment of number concept depends upon the discovery of the principles of the conservation
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  • 対馬 ゆき子
    11 巻 (1963) 2 号 p. 86-97,126
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究の目的はCattellおよびScheier共著1. P. A. TAnxietyScaleQuestionnaireの日本における標準化版作成である。その方法として次のような手続きを行なつた。
    1. 内的整合性: 項目を訳出し, 男子高校生255名および大学生340名に施行し, 回答率および項目総得点間の相関を算出した (Table1, 2)。負の相関を示す項目のうち2項目を修正し, 他の1項目をSixteenPersonalityFactorQuestionnaire の同因子の項目と入れかえた。その結果, すべての項目が総得点と正の相関を有するようになつた。大学生における相関の平均は,. 37である。
    2. 因子分析: テストを300名の女子大学生に施行し項目間の四分相関係数を求めた (Table3)。相関表を Thurstoneのセソトロイド法で因子分析を行ない, いちおう6因子を求めた (Table4)。この6因子を直交軸回転を行つたところ, 多少のずれがあり独立性が低いが, Cattellの5因子に内容の近いものをみとめることができた。Cattellの1次因子とのちがいは, Catte11の1次因子はSixteenPersonalityFactorQuestionnaire にもとずいているのに対し, 本分析においてはAnxiety Scaleという同質的な少数の項目の集まりから出発しているという方法のちがいに問題があるのではないかと思われる。
    本分析における因子に基づき5つの下位尺度を構成した。これを300名の男子大学生に施行し, 各下位尺度間のピアソン相関係数を求め, 因子分析を行なつた (Table6)。その結果, 本テストは高次のレベルにおいてはほとんど1因子からなることが発見された。これは原テストの構造と一致するものであると考えられる。これらの結果から本テストは日本においても, 米国におけるとほぼ同様な構造を有するといいうるであろう。
    3. 実際的妥当性: 本テストをノイローゼ患者167名不安ノイローゼ62名, 精神病患者107名に施行し, 正常人集団との差を求めた。正常人とノイローゼ, および正常人と不安ノイローゼ患者の間には, 不安および各因子得点において1%レベルで有意差が見られた。特に不安ノイローゼとの間の差は大きく, このことは本テストの妥当性を示すものと考えられる。さらに4つの臨床例における得点の変化を検討したところ, その変化が臨床的所見と照合することが発見された。
    4. 標準化: テストを4229名の高校生, 1864名の大学生男女に施行した。男女間に一貫して差が見られたが, 地域差, 学年差などは見られなかつた。得点の分布, 平均, 標準偏差を求め, 高校大学, 男女別の換算表を作成した。(Table7, 8a, 8b. 9)
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  • 今泉 信人
    11 巻 (1963) 2 号 p. 98-104,127
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究は, 相貌的知覚の観点から, 図形のもつ意味的性質と図形の提示される方向とを変量として見えの速さを発達的に検討したものである。
    実験1. Fig. 1に示す3つの図形 ((1) 三角形,(2) 手,(3) 月ロケット) をそれぞれ, その指向する運動方向 (下から上へ) に一致する方向 (順方向) と一致しない方向 (逆方向) の2様に運動するようにする。これら計6個の図形の見えの速さを小学校1年生と大学生の2群について比較した。その結果, 次の事実が明らかになつた。小1年生では,(1順方向の図形についてみると, 見えの速さは月ロケット・手・三角形の順序に速い。(2) 逆方向の図形についても同様に, 見えの速さは月ロケット・手・三角形の順序に速い。(3) いずれの図形も, 順方向の方が逆方向よりも速く動いていると知覚される。しかし, 大学生の場合には,(4) 図形間に明確な見えの速さの差がほとんど見出されない。
    実験II. 面積と輪廓はまつたく等しいが, 輪廓内部の図柄が異なるようなFig, 3に示す3つの図形 ((イ) 順鳥・回逆鳥・ (ハ) 花) を作つた。このようにして図柄の要因を比較的統制したうえで, 図形の意味的性質とその提示方向による見えの速さのちがいを再検討した。その結果, 次の事実が明らかにされた。(1) 小1年生では, 見えの速さは1頂鳥・逆鳥・花の順序に速い。(2) 大学生では, 3つの図形の見えの速さはまつたく等しい。
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  • 山下 功
    11 巻 (1963) 2 号 p. 105-123,128
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    1) 九大小児科に受診した精神遅滞児1637名について診断名によつて分類し, その症型別特徴について検討した。
    2) 被験者を男女別に分けると男子にその出現率が高く, 症型によつてそれぞれ出現率に差があることが認められた。
    3) 精神遅滞児の中には両親が血族結婚の者が多ぐ, 出生順位, 出生時の母親の年令も症型によつては関係の深いものがある。
    4) 精神遅滞児の出産状態や生下時体重をみると障害があつたり, 未熟であつた者が多い。
    5) 身体的に見て精神遅滞児の体格は悪く, 特に体重, 頭囲, 栄養の面では劣つているが, 体質的には正常児と差はない。しかし骨発育では発育が遅れており, 脳波でも障害のある者が多い。
    6) 精神的発達ではそれぞれの症型によつて特徴があり, 運動性の欠陥を第一次的障害に持ち, 二次的に精神的遅れを示したものと, 精神的遅れを一次的の障害に持ち, 運動面の遅れを二次的に示しているものとがある。
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  • 11 巻 (1963) 2 号 p. 123-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 11 巻 (1963) 2 号 p. 123a-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 11 巻 (1963) 2 号 p. 123b-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 11 巻 (1963) 2 号 p. 123c-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 11 巻 (1963) 2 号 p. 124
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
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