教育心理学研究
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14 巻 , 4 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
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  • 伊藤 隆二
    14 巻 (1966) 4 号 p. 193-203,254
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    1. 知能発達の指標の一つであるMAが, 正常児と精神薄弱児とでは, その意味内容が異なるのではないかという疑問から, この実験が計画された。すなわちSpear -manが知能の本質と考えた関係把握の能力の発達が, 正常児と精神薄弱児のMA発達とどう関係しているかをみることがその目的である。
    2.第1実験は同時提示法により, 単純な幾何図形・事物図形の系列の関係把握をみるよう計画され, この課題をMA3才-7才 (CA6才-14才) の精神薄弱児154名を被験者に選んで実施した。その結果, MAの増加に相応して関係把握の成績も上昇する傾向がみられたが, とくにMA4-5才の間で加速度的な発達上の上昇がみられた。
    3. また, 幾何図形と事物図形の両系列では正常児の場合, 前者の方の解決率が, どの年令段階でも高かつたのに反し, 精神薄弱児の場合はMA5才からは逆に, 事物図形系列の方が成績がよかつた。また, その誤配列型を分析してみると, 刺激図形の複雑な場合と, 刺激図形が3種類とも異なる場合は, 正常児・精神薄弱児とも関係把握は困難になつた。しかし, この場合でも精神薄弱児では幾何図形よりも事物図形の方が全体的に成績が良好であつた。
    4. 第2実験では被験者をMAが同一の年長群 (CA12才), 年少群 (CA5才) に分け, また提示方法を継時提示法に改め, さらに具体的事物を刺激材料として, 精神薄弱児のMAおよび知能特性を検討することを試みた。
    5. その結果, 年長群が年少群より, やや成績がよかつたこと, 継時提示法の方が, 同時提示法より誤りが少なかつたこと, および, 具体的事物が刺激材料であつた方が関係把握が容易になつたことが判明した。こうしたことから, 精神薄弱児のMAと, 正常児のMAとはその意味内容がかなり異なるのではないかという疑問はさらに深められることになつた。
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  • 14 巻 (1966) 4 号 p. 203-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 岩井 勇児
    14 巻 (1966) 4 号 p. 204-210,255
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    Goldbergのあいまい性標標のモデルから, あいまい性指標と項目の判断の困難度との間に関係があることが予想される。この関係を検証するために, 判断の困難度の測度として, 反応時間と判断の迷いについての評定を用いた。また, この困難度に関係するものとして項目の意味の受け取り方の宿人内変動をとりあげた。そして, これらのものとあいまい性指標との間に予想される次のことを実証しようとした。
    (1) あいまい性指標の大きい項目は, あいまい性指標の小さい項目よりも, 反応時間が長い。
    (2) あいまい性指標の大きい項目は, あいまい性指標の小さい項目よりも, 判断の迷いについての評定において, 迷いの程度が高い。
    (3) あいまい性指標の大きい項目は, あいまい性指標の小さい項目よりも, 項目の意味の受け取り方が個人内において不安定であり多義的である。
    材料は, 各種性格検査から選んだ100項目を1週間間隔2回大学生に実施して得られたあいまい性指標の大きい項目, 小さい項目各15項目。被験者は大学生45名。この15項目ごとに, 反応時間, 判断の迷いについての評定, 項目の意味の受け取り方の3つを2週間間隔で2回測定した。その結果, 上に述べたことはすべて支持された。
    したがつて, あいまい性指標と項目の判断の困難度との関係が確かめられた。項目の判断の困難度に影響する要因についてはさらに検討を要する。
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  • 14 巻 (1966) 4 号 p. 210-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 14 巻 (1966) 4 号 p. 210a-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 14 巻 (1966) 4 号 p. 210b-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 杉村 健
    14 巻 (1966) 4 号 p. 211-215,255
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究の主な目的は, 教室における暗黙の強化は競争場面では生じるが, 非競争場面では生じないという仮説を検証することであつた。
    被験者は小学校5年生の児童であつた。1学級の男女それぞれ20名ずつからなつている4学級のうち, 2学級の者には競争的教示のもとで課題が与えられ, 残り2学級の者には非競争的教示のもとで与えられた。8個の図形に対応する1から8までの数字を書かせる符号問題を4分間ずつ2日続きでやらせた。第1日目の成績と男女の数にもとついて各学級を半分に分け, 第2口目の開始前に, 各学級の半数の者に対して第1日目の成績についての明白な強化 (称賛・叱責) が与えられた。すなわち競争場面と非競争場面のそれぞれについて, 1学級の半数の者は級友の前で正の強化 (称賛) が与えられ (EP群), 残りの学級の半数の者は同様に負の強化 (叱責) が与えられた (EN群) 。前者の学級においてなにも言われなかつた者は, 級友が強化されるのを観察することによつて, 暗黙のうちに負の強化を受けたとみなされ (IN群), 後者の学級では明白な負の強化を与えられた級友を観察することによつて, 暗黙のうちに正の強化を受けたものとみなされた (IP群) 。
    第2日目の正答数から第1日目のそれを引いた値を測度として実験的処理の効果を調べたところ, 主な結果は次のとおりであつた。
    (a) 競争場面では, 暗黙の強化における正と負の効果のちがいが大きく (IP群とIN群), 明白な強化での正と負の効果にはあまりちがいがなかつた。
    (b) 非競争場面では, 明白な強化における正と負の効果のちがいが著しいが (EP群とEN群), 暗黙の強化ではそれがわずかであつた。
    (c) 明白な強化においては, 男子では正と負の効果にちがいが認められないが, 女子では正の強化が負の強化にくらべて著しく成績を向上させた。
    (a) と (b) の結果から, 暗黙の強化という現象が競争場面でしか生じないという仮説が大体支持され, そしてその理由が考察された。 (c) の結果は, 女子が明白な正と負の強化に対して, 敏感にそして分化的に反応しやすいという点で, 従来の研究と一致した。
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  • 小橋川 慧
    14 巻 (1966) 4 号 p. 216-229
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 柏木 恵子
    14 巻 (1966) 4 号 p. 230-245
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 14 巻 (1966) 4 号 p. 254
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
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