教育心理学研究
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16 巻 , 3 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • 中島 誠, 佐伯 治
    16 巻 (1968) 3 号 p. 127-141,186
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    The purpose of this report is1) to make clear the weak points of Japanese in hearing and writing English sentences, and2) to show a teaching method of English, proposed by O. Saheki to overcome these weak points.
    Subjects (Table1): first, second and third year pupils of Junior High School A, in Kyoto City, of the average intelligence level of pupils, taught throughout the current academic year by a single member of the staffs of the same school; first year pupils of Junior High School B, also of average intelligence, taught by O. Saheki for one year; first, second and third year Saheki English School pupils; and freshmen of College D and E.
    Procedures: 1. Aural Recognition of English Sentences. The subjects were asked to listen to and write English sentences (Table2), except junior high school first year pupils who were asked to translate them simultaneously and write them down in Japanese (Table3). 2. Translating Japanese into English. The subjects were asked to listen to Japanese sentences and translate simultaneously and write them down in English (Table4). The number of the subjects who answered correctly were compared between groups by X2-test (Table2, 3, 4). Correlations between scores in pronunciation, aural recognition of phonemes, aural recognition of sentences, translation, and intelligence were calculated (Table5).
    Results: Most of the subjects, except those taught by O. Saheki, could not respond entirely correctly either in recognizing English sentences or in translating Japanese into English, but only words familiar to them. College students showed responses which were a little better than those of junior high school pupils.
    Most of the Saheki School pupils had established a fairly organized English language system by the end of the third year of junior high school. The first year pupils of School B showed almost similar results to those of Saheki School's. College E students showed some progress by the end of the course of lessons by O. Saheki.
    As the result of correlational analysis of scores, pronunciation an aural recognition had rather negligible relation with intelligence. Translation had more significant relation with it, especially with the verbal factor. As for the College E subjects, before lessons by O. Saheki, pronunciation and aural recognition had no relation with translation, but by the end of the lessons, these had been organized.
    The following teaching process of English was proposed by O. Saheki. At first, an introduction is given in the difference between Japanese and English sentence structure to pupils using some fundamental English patterns, explained in Japanese. Then, he let pupils practice hearing and pronouncing these sentences. The more organized the subjects'English system becomes, the more English patterns are introduced. The greater part of every lesson is devoted to practice of the following, involving reuse of every pattern which has been taught since the first lesson; 1) they listen to English sentences, pronounced at normal conversation speed, and translate them, into Japanese orally, and 2) they listen to Japanese sentences and translate them into English as rapidly as possible and pronounce them. They were asked to read English sentences in the textbook loudly and to translate Japanese into English and write them down at home.
    Thus he tried to develop the pupils'hearing-, speaking-, reading-, and writing-English into a well-organized system. In these courses he tried to arouse interest in learning English by stimulating curiosity to the new world, English.
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  • 永沢 幸七
    16 巻 (1968) 3 号 p. 142-156,187
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    (1) 聴覚的に英文だけを呈示したのと, 英語と日本語を併列して呈示したのといずれかが効果的であるか把持の程度を分析する。また同じ条件で5試行と10試行といずれが効果的であるかを比較検討する。
    (2) 対象は, 中学生, 高校生, 短大生などで材料はHornby, Friesの文型を基礎にした困難度, 音節, 語数などを調整したものである。呈示の順序は(1)H1-F1-Hornby, Fries文型の英和呈示10試行,(2)H2-F2-Hornby, Fries文型の英文呈示10試行,(3)H3-F3-Hornby, Fries文型の英和呈示5試行,(4)H4-FHornby, Fries文型の英文呈示5試行, なお被験者は4 組にわかれ分散分析の結果等質であることが証明された。結果は次の通り。
    (3) 中学生を対象にした両文型における英和群,英群の再生得点をみると10試行群においてはHornby文型 Fries文型の両方において有意差がみられ英和群がすぐれていた。男子の場合は1%の有意水準で英和群がすぐれ, 男女計において1%の有意水準で英和群がすぐれている。つぎに5試行群においては, Hornby,Friesの文型では1%の有意水準で有意差が認められ, 英和群がすぐれている。男女計においても同じように英和群がすぐれている。
    (4) 高校生を対象にした結果をみるとHornby文型10 試行においては男子は0.1%の有意水準で英和群がすぐれている。女子の場合も同じ有意水準で男女計においても0.1%の有意水準で英和群がすぐれていることが認められた。5試行においては, 男女とも0.1%の有意水準で英和群がすぐれていることが認められた。Fries文型においては男女計でも2%の有意水準で英和群がすぐれていることが認められた。
    (5) ある一定期間を経て後の把持についての比較は, Hornbyの文型においては英和群において差はみられなかったが英群においては0.1%水準の危険率で有意差がみられた。英和群の方が英群に比して把持の程度が高いということがいえよう。Friesの文型においても英和群, 英群とも1回と2回の平均点間において統計的に有意差がみられた。これはF文型の場合にも平均点では英和群がよいといえよう。
    (6) H文型, F文型の難易度 H文型とF文型の難易度は異なるのであろうかという問題を解決するために, 両問題を高1, 高2年に実施してみたところ, 両文型にかなり高い相関がみられた。それで, これらの両文型は類似性があると思われる。
    〈付記〉: この研究は昭和41年度文部省研究助成金による研究の一部で, 教育心理学研究第15巻第4号に掲載された (その1) の継続にあたるものである。この研究の実験にあたって都立練馬高校英語教諭深沢栄陸氏の協力, ならびに実験実施たあたっては中・高の英語担当各教諭に御協力を頂いた。原稿については教大辰野千寿教授に助言を得, その他整理には法務技官高橋英司氏, 英文録音にはミス・アッシュ (清泉女子大講師) に協力を頂いた。稿をおわるにあたり衷心より感謝の意を表する。
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  • 福島 脩美
    16 巻 (1968) 3 号 p. 157-167,188
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    向性を測定するといわれる, 多くの尺度項目を検討し, 向性と神経症傾向に関する項目を集収・作製し, 因子分析した。
    得られた因子のうち, 社会的外向性, 衝動性, 神経症傾向と命名される3因子についてとくに検討された。多くの向性尺度に含まれる, 一部の項目が独立して, 衝動性因子を構成すると考えられた。またこれらの因子のつくる空間に既存の尺度得点 (Pt, Si, Rなど) が位置づけられた。
    制止仮説に関する実験の諸測度の個人差と本研究の得た三つの次元との関係が検討され, 社会的外向性は集中作業成績の全般的高さと, 衝動性は主にその変動性と関係があり, 神経症傾向は当該測度と関係のないことが報告され, 本研究で得られた三つの次元の有用性について考察がなされた。
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  • 16 巻 (1968) 3 号 p. 167-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 小橋川 慧, 小橋川 久光
    16 巻 (1968) 3 号 p. 168-173,189
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 幼児の単純な運動反応に及ぼす, 代理的強化とモデルの反応速度の観察の相対的効果を吟味することであった。このために, 60人の幼児 (男児36 人, 女児24人) が, 作業速度で異なる3種のモデル群に配置された。各群の半数の被験児は, 社会的強化を受けながら作業をするモデルを, 残り半数の被験児は無強化事態で作業をするモデルを観察した。モデルを観察した直後に, 被験児はモデルと同一の作業を社会的強化を受けずに行なった。
    実験の結果は, モデルの作業速度が観察児の作業量に影響を及ぼすことを明らかに示している。即ち速い速度で作業をするモデルを観察した幼児は, 作業速度のおそいモデルを観察した幼児よりも, より多くのビー玉を落した。これに対して, 被験児の作業量に及ぼす代理的強化の効果は, どの示範条件においても認められなかった。
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  • 田中 敏隆
    16 巻 (1968) 3 号 p. 174-183,173
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 保育経験の期間の相違が幼児の分節能力の発達, ならびに基本的生活と社会的生活の習慣や態度の発達といかなる関係にあるかを吟味することにあった。
    保育経験の期間として, 6才児では3年保育3年目2年保育2年目, 1年保育の3期と, 5才児では3年保育2年目, 2年保育1年目の2期を取り上げた。これらの期間に属する被験者群の平均知能は, ほぼ等しかった。
    (1) 保育期間と分節能力との問には, 数的に, 長期保育群ほど分節能力に優れている傾向が認められたが, しかし, 各保育群間に統計上の有意な差がみられなかった。
    (2) 保育期間と基本的生活の習慣や態度との間には, 平均値からみると6才児では長期保育群の方が優れている傾向が認められたが, 5才児では保育期間による差異が認められなかった。調査項目ごとにみると, 6才児においても, 長期保育群の方が有意をもって優れている項目が一つもみられなかった。
    (3) 保育期間と社会的生活の習慣や態度との間には, 平均値からみると, 6才児では基本的生活の場合より以上に保育期間の群間に差異が認められ, 特に3年保育3 年目に著しい進歩がみられた。5才児では基本的生活の場合と同様に, 保育期間による差異が認められなかった。調査項目ごとにみると, 6才児においては, 数多くの項目に長期保育群の方が優れた成績を示していた。このことは, 特に, 言語表現的な行動特性に認められた。
    (2) と (3) の結果は, 社会的生活の習慣や態度の形成には, 集団保育が重要な役割を果たすことを示し, そして基本的生活の習慣や態度の育成には, 家庭保育が重要な役割を果たすことを示唆するものと考えられる。
    〈付記〉実験を実施するにあたっては, 常盤幼稚園長千代先生, 勝山幼稚園長三上君子先生, ならびに両幼稚園の先生と父兄にご協力をいただいた。ここに感謝の意をあらわす。
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  • 16 巻 (1968) 3 号 p. 186
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
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