教育心理学研究
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23 巻 , 2 号
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  • 辻岡 美延, 藤村 和久
    23 巻 (1975) 2 号 p. 69-77
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    以上,価値判断状況と標準状況におけるYGに関する24尺度の因子分析を通じて判明したことは,
    (1)社会的望ましさの一次因子は3個あり,それらは1個の二次因子に統合され,一次,二次因子とも人格次元とはほとんど独立な次元として分離できる。
    (2)SD次元を除いた残余空間にはほぼ独立に7個の一次因子と4個の二次因子が存在する。
    (3)質問紙法における項目への反応は社会的望ましさ(SD)と個人的望ましさ(PD)と自己の性格認知の3つのベクトル和として理解できる。
    (4)社会的枠組と個人的枠組の優勢さによるSD因子のあらわれ方の相違が気質因子との関連において考察された。
    (5)以上の結果にもとついて,SD因子を含まぬ性格尺度構成が示唆された。
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  • 石黒 敬子
    23 巻 (1975) 2 号 p. 78-86
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    The purpose of this study is to re-test the “deprivation and satiation effects” of a social reinforcer and to emphasize the importance of the behavior under the satiation and deprivation treatment.
    In experiment I, effects of satiation and recovery of a social reinforcer were tested. Subjects were from 5 years and 7 months to 6 years and 6 months boys. Experimental design was 3 (satition level) × 2 (recovery interval) and there were four subjectes for each group. Subjects were individually brought to a experimental room and asked to wait while see some nursery books. For 8 minutes, an experimenter presented approvals with the word “orikosan ne” 1, 4, or 16 times, and then there was a 1-or 8-minute recovery interval during which the stimulus was not dispenced This was followed further by a discrimination test under continuous reinforcement with “oriko-san ne”. Mean number of correct responces was inversely related to the preceeding satiation level only when the 8-minute deprivation interval was followed. This result was considered because of the subject's behavior under the satiation and recovery treatment.
    In Experiment II, the effect of subject's behavior was tested by using the condition of 16-time stimulus presentation and 8-minute recovery interval, and there were two groups differing in behaviors under the two treatments. In one group subjects were demanded different behaviors under the two treatments (W-R group), and in the other, the subjects behaved the same under them (W-W group). It was expected that in W-R group, the social reinforcement efficacy would be high and in W-W group the efficacy would be low. Subjects were boys from 6 years to 6 years and 9 months. The number of subjects for each group was 10. The subject's behavior under the satiation treatment was card sorting, and the behavior under the recovery treatment was seeing nursery books. But in W-W group the subjects sorted cards again. The other procedures were the same as in Experiment I. The result was as expected. The mean number of correct responces of W-R group was significantly higher than that of W-W group, and it was confirmed that the satiation and deprivation effect of the social reinforcer is dependent on the recipiant's behavior.
    These results were discussed from behavioral and cognitive standpoints and the necessity to point out the mediator between operation and performance and the importonce of poining out the relations to others (ie. operation and performance) was emphasized.
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  • 内田 伸子
    23 巻 (1975) 2 号 p. 87-96
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    1, 物語の学習過程における言語化経験が, 物語の記憶と理解に対してどのような効果を及ぼすかを検討するために, 5才児を被験者として実験を行った。
    2, 物語を学習する時に, 教示によって, 一文毎に声に出して復唱する条件(外言群), 同じく心の中で復唱する条件(内言群), ただ聞き取るだけの条件(統制群)を設け, 後続の3つの課題, すなわち,自由再生課題, 質問応答課題, 予測課題の成績を比較した。
    3, 得られた結果について, 課題別に, 仮説との関連と統計的結果を整理し, TABLE 12に示した。
    4, 以上の実験結果から, 物語の記憶と理解に及ぼす2つのタイプの言語化経験の効果の違いは, 情報処理のレベルの違いによるものとの解釈がなされた。
    また, 何らかの言語化経験をすることが, 物語の理解に効果的であったことについては, 子どもの学習への動機づけの側面から解釈された。
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  • 杉村 健, 寺尾 容子
    23 巻 (1975) 2 号 p. 97-103
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 4才児と6才児における上位概念と下位概念の形成を, 抽象検査と識別検査を用いて査定することであった。
    上位概念としては“動物”と“食べ物”を用い, 下位概念としては“鳥”と“虫”, および“果物”と“野菜”を用いた。上位概念と下位概念のそれぞれについて, 抽象検査と識別検査を作った。抽象検査では, 個々の事例からそれらに共通する概念を抽象する能力が査定された。被験者は, 1つの見本事例と同じ概念に属する事例を3つの選択事例の中から選択し, そしてこれら2事例に共通する概念名辞を言うように求められた。この検査の満点は, 正選択16点と正しい言語化16点の合計32点であった。識別検査では, 概念から個々の事例を引き出す能力が査定された。被験者は, 多くの事例を1つずつ示され, それらがある概念に属するか否かを判断するように求められた。この検査の満点は32点であった。
    主な結果は次のとおりであった。(1)全体的にみると, 識別検査の成績は抽象検査よりも良い。(2)上位概念と下位概念の成績には有意差がない。(3)抽象検査の年齢差は識別検査よりもかなり大きい。(4)抽象検査では下位概念の成績の方が良く, 識別検査では上位概念の方が良い。(5)抽象検査における概念名辞の言語化は, 4才児ではほとんど不可能である。(6)識別検査は, 4才児は6才児に比べて, 下位概念を限定しやすく, 上位概念を拡大する傾向がある。
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  • 下仲 順子, 村瀬 孝雄
    23 巻 (1975) 2 号 p. 104-113
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    SCTに投映された女性老人の自己概念を, 自己イメージおよび対人態度, 価値観等を中心に探究し, さらに発達的見地から加齢による自己概念の変化をみることを目的として, 現在生活環境を異にする居宅老人と施設老人を対象に行った。
    1) 居宅老人は家庭イメージ, 家庭内の自己認知, 友人イメージ等に肯定的感情を示し, 自己像も明確に把握され未来への関心も積極的である。加齢による変化はあまり顕著にはあらわれない。
    2) 施設老人では, 加齢による変化が顕著である。低年齢老人では家庭イメージ, 肉親関係を感情的レベルで否定的にみるかあるいは中立的見方をしがちである。自己像は年齢を問わず曖昧, 自己回避的であり, また生の否定, 死の肯定視が顕著である。
    以上の人間関係でのイメージ, 自己概念, 価値観の違いは基本的には自我機能の強さの程度と解釈され, 加えて生活環境の外的条件の差が居宅老人にはより有利に, 施設老人では不利に影響していると考察される。
    3) 加齢による発達的変化は, 対人関係の消極化, 肯定的自己像の減少などdisengagementな側面と過去家庭イメージの肯定化, 否定的健康イメージの減少などdisengagement以外の機制によると考えられる側面が示された。また, 加齢に伴ない居宅老人で生の肯定の増加が示され, 施設老人では家庭での自己認知, 健康イメージの増加があらわれ, 両群の自我機能の強さがこの過程にも反映されていた。なお加齢の過程についてわれわれの試案的仮説が提唱された。
    本研究の対象者は全員女性であったが, サンプルの選定と人数からみて日本の平均的女性老人をどの程度代表しているかは明かでない。われわれの得た知見の普遍性については今後よりきめの細かい方法論に基づいて実証さるべきであると考える。また老人心性一般を解明するためにも, 男性老人の研究が必要である。われわれは, aging processでの心理機制の解明と合まって男性老人を対象として同一の方法論に基づく研究成果についても近く公表の予定である。
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  • 浜名 紹代
    23 巻 (1975) 2 号 p. 114-118
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 湯川 隆子
    23 巻 (1975) 2 号 p. 119-124
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 梅谷 忠勇
    23 巻 (1975) 2 号 p. 125-129
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    実験Iでは先行学習の達成の速さによって, 被験児を速習児群と遅習児群に分け, MAの変化と逆転移行の関連を精神薄弱児群および同MA段階の正常児群について比較検討した。実験IIでは精神薄弱の被験児群内で, MAの変化に伴う過剰訓練逆転効果を検討した。
    結果の大筋は以下の通りである。
    1.精神薄弱児, 正常児ともに速習児群は遅習児群に比べ逆転移行が速い。
    2.精神薄弱児群は同MA段階の正常児群より逆転移行が遅く, このことはMA7-9才よりMA5-6才段階において顕著にみられる。
    3.精神薄弱児群の逆転移行の速さは概して, 同MAの正常児群に比較して2-3才程度遅れる。
    4.先行学習での過剰訓練はMA5-6才段階において逆転移行に有意な効果をもつが, MA7-8才段階ではこの効果がみられない。
    以上の結果が弁別学習の手がかり機制との関連で考察された。
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  • 23 巻 (1975) 2 号 p. 136-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 23 巻 (1975) 2 号 p. 136a-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    Vol. 23 (1975) No. 1 p. 32-33
    修正箇所:その他 左側
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  • 23 巻 (1975) 2 号 p. 136b-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
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