教育心理学研究
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28 巻 , 1 号
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  • 森 敏昭, 宮崎 正明, 加来 秀俊
    28 巻 (1980) 1 号 p. 1-7
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究強目的は体制化して記憶することを訓練することが可能かどうかという問題を研究することにあった。実験1ではブロック提示法を用いて訓練を行い6才児では訓練試行においては体制化の程度を高めることができるが, テスト試行ではその効果が消失してしまうこと, 4才児ではブロック提示法による訓練は訓練試行においてもテスト試行においても効果がないことがわかった。実験2では分類作業をしながら記銘させ, 再生時に検索手がかりを与えると訓練の効果をテスト試行まである程度維持できることがわかった。しかし, その効果は再生語数には反映されなかった。実験3では分類作業をしながら記銘する訓練を2回行ったが, やはり訓練の効果は体制化の程度にはあらわれても再生語数には反映されなかった。
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  • 八重島 建二, 清光 文
    28 巻 (1980) 1 号 p. 8-17
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    The purpose of this study is to establish a psychological method concerning the structuralization of life field in children, using as the main framework the genuine part of Kurt Bewin's theory. First, Life Space as Bewin termed it and Field are taken up; then, a new concept of Life Field is coined, having the meaning of the lively field shared, concurrently and interdependently, by children and kindergarten teachers.
    In order to obtain the necessary materials concerning the life field in children, the observation method with running recording is devised. This method consists of naturalistic direct observation and modified “running record” as proposed by B. J. Stone. Observation here means the method of “watching and wondering,” as N. Tinbergen calls it. Here, the observer standing within the life field of children watches the behaviours of children and wonders with a naive attitude, that is, a natural and spontaneous “bi-polar attitude reciprocally alternating the two roles subjective and objective” as originally expressed by Hachizo Umezu. The method of running recording means the technical art of describing, rapidly and continuously, in a smooth, straightforward way, and that, so vividly that the scene concerned might be reproduced later, scene that has been observed in the behaviours of children as occurring here and now.
    These two are considered to be indissolubly united and this idea has given birth to the name of the method mentioned above.
    In order to show the structuralization of the life field, it is necessary to formulate the organic relationship between the system of time perspective and that of anchoring region. As to the anchoring region, the relationship between teacher and children is observable, but still has no proper way of recording it. Then the behaviour of teacher is recorded, as well as the children's. In the interpretations, and sometimes deciphering, of these records on both sides, the work is to examine one record after the other thus anchoring, alternately, in teacher's region and in children, s region leading to the anchoring in the region of teacher-chlidren relationship.
    In order to make the structuralization of the life field clearer, more constructive concept is operated with the advance of steps from the first to the third.
    In the explanation of the teacher-children relationship, the method of dramatic focusing is applied. This means the relation is explained in the “dramatic Gestalt” of dramatic meanings, dramatic symbols and dramatic recenterings, at the present phase in the time perspective.
    With the above-mentioned method, the life fields of six children are structuralized. As a result, the law of Pragnanz having functioned within each child's life field, the unique subjective world of each child was revealed as the good dramatic Gestalt, whose structual meanjng has become explicit.(Refer to TABLES 5 & 6) Hence comes a fair prospect of structuralizing the life field of children by means of the observation method with running recording.
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  • 二宮 克美
    28 巻 (1980) 1 号 p. 18-27
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究は, 児童の道徳的判断におけるGutkinの4段階説の順序性を実験的に検討する目的でなされた。実験 1では, Gutkin (1972) の研究の追試を行い, 主観的判断の出現率が6つの例話型によって異なっており, B, AおよびE型の例話がGuttman尺度を構成し4つの段階を示唆するという結果が得られた。実験IIでは, これらの諸段階と意図の認知の要因の関連が検討され, 段階 1の者は段階2, 3, 4の者に比べ意図の認知レベルが低いという結果が得られた。実験IIIでは, 4段階の順序性がモデリングにより実験的に変化を起こして検討され, 1段階上の判断を示された者の方が2段階上の判断を示された者より変化の度合いが大きく, 2段階上へという急激な変化は起こりにくいという結果が得られた。これらの結果は, 児童の道徳的判断にGutkinの提起した4 段階が存在し, それらが発達的な順序性をなしているという1つの証拠と考えられる。
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  • 横浜 恵三子
    28 巻 (1980) 1 号 p. 28-37
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    集団保育の適齢期を知るための1つの資料として, 保育場面における乳幼児の不安 (研究I) と, 実験場面における乳幼児の不安 (研究II) について研究した。6か月ごとに年齢範囲を区切って, それぞれの年齢における不安反応の差を調べた。
    研究1では, 1975年から1978年までの4年間に, 保育所に初めて入所した6か月から48か月までの乳幼児67名を対象に, 保育場面における分離不安と, 見知らぬ人への不安を観察した。
    研究IIでは, 1977年と1978年の7月に, 6か月かち54 か月までの乳幼児67名を対象に, 実験場面における見知らぬ人への不安と孤独の不安を観察した。
    6~12か月児の場合, 保育場面においては, 分離不安も, 見知らぬ人への不安も共に, 12か月以上の被験児よりも有意に弱かったが, 実験場面においては, 見知らぬ人への不安も, 孤独の不安も, 他の年齢群に比べて最も強かった。この年齢群は, 母親との分離不安を示す段階には達していないために, 母親と離れても, 母親代わりの養育者が存在すれば不安を示さない。しかし, そのような成人が存在しない場合には, 激しい混乱を示しやすい。したがって, 乳児を集団保育に参加させる場合には, よほど行き届いた養育が可能な保育所でなければ, 乳児に強い不安を引きおこさせる危険性があると考えられる。
    全般的に, それぞれの不安が最も強く, また, 情況の変化によって大きな動揺を示したのは, 36か月未満の被験児たちであった。特に, 18~24か月児, 24~30か月児において, その傾向は著しかった。
    30か月未満の被験児は, 見知らぬ人への不安よりも孤独の不安をより強く示した。30か月以上になると逆の傾向がみられた。48か月以上の被験児は, 見知らぬ人の出現にも, それほど動揺せず, 実験室で活発に遊ぶものが多かった。
    研究1と研究IIの結果, 集団保育を受けるのに適した年齢は, 子どもの不安反応を指標とする場合, 3歳以降が望ましいと考えられる。
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  • 中川 恵正
    28 巻 (1980) 1 号 p. 38-47
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究は3コの実験からなっている。実験1では, 併行弁別訓練事態において過剰訓練によって手掛り結合が形成されるか否かが, 実験IIでは, 手掛り結合に基づいて2コの弁別課題遂行間に相互作用が生じるか否かが, 実験IIIでは, 3コの弁別課題が併行して訓練される事態においても過剰訓練によって手掛り結合が形成され, そして相互作用が生起するか否かが検討された。実験Iでは, 32名の幼児は2コの弁別課題を用いた併行弁別訓練を受け, そして過剰訓練 (24試行またはo試行) を受けた後, テストを受けた。テスト条件: 群Iは 2コの弁別刺激対の負刺激が互に入れ替る条件であり, 群IIIは2コの弁別刺激対とともに原学習時の正刺激が残存し, 負刺激がともに新しい刺激に替る条件であり, 群 IVは2コの弁別刺激対ともに原学習時の負刺激が残存し, 正刺激がともに新しい刺激に替る条件であり, 群IIは群 Iと同じ条件だが, 過剰訓練を受けない条件である。主要な結果は次の通りである。1, 群I, IIIおよびIVの弁別遂行間に差がみられなかった。しかもこれら3群のテストでの弁別遂行は過剰訓練期間中の弁別遂行に比べてそこなうことがなかった。2, 群IIは他の3群に比べて弁別遂行が劣っていた。
    実験IIでは, 64名の幼児は2コの弁別課題を用いた併行弁別訓練を受け, 過剰訓練 (20試行または10試行と 0試行) を受けた後, 逆転学習の訓練を受けた。逆転学習条件: 全体逆転群は2コの弁別課題ともに同時に逆転された。部分逆転群は1コの弁別課題のみが逆転され, もう1コの弁別課題は逆転されなかった。分離逆転群は 1コの弁別課題のみが逆転され, もう1コの弁別課題は除去された。統制群は原学習, 逆転学習ともに1コの弁別課題の訓練を受けた。主要な結果は次の通りである。1, 過剰訓練を受けたとき, 全体逆転群は他の3群より早く, また分離逆転群と統制群は部分逆転群に比べて早く逆転学習を完成した。2, 全体逆転群の逆転学習は過剰訓練によって促進され, 分離逆転群および統制群の逆転学習も促進される傾向がみられたが, 部分逆転群の逆転学習は遅延された。
    実験IIでは, 60名の幼児は3コの弁別課題を用いて併行訓練を受け, 過剰訓練 (30試行と0試行) を受けた後, 逆転学習の訓練を受けた。逆転学習条件: 全体逆転群は 3コの弁別課題ともに逆転された。部分逆転―I群は1 コの弁別課題のみ逆転され, 残りの2コの弁別課題は逆転されなかった。部分逆転―II群は2コの弁別課題がともに逆転され, もう1コの弁別課題は逆転されなかった。主要な結果は次の通りである。1, 標準訓練条件下と過剰訓練条件下とにおいて, 全体逆転群の学習の速度と部分逆転群 (1およびII群ともに) のそれとが逆関係になった。2, 部分逆転群 (IおよびII群ともに) の逆転されない弁別課題における誤反応は過剰訓練によって増大した。
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  • 田中 道治
    28 巻 (1980) 1 号 p. 48-56
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 精神遅滞児の問題解決過程における発達的変化について, 特に, 課題解決方略に注目することにより認知論的枠組みから検討することであった。
    被験児は, 正常児群48名, 精神遅滞児48名の合計96名であった。正常児群の年齢水準は, 保育園児, 小学校2 年生, 5年生であり, 精神遅滞児群のそれは, MA4才代, MA7才代そしてMA10才代であった。両群の被験児は, 各々, 年齢水準別に2条件群に8名ずつ割り当てられた。実験課題として, 特定の位置刺激への選択反応にランダムな間歇強化を施す三者択一の位置弁別課題が用いられた。強化スケジュールの違いによって, 66%課題と33%課題の2種の課題が区別された。実験は, 2つの問題解決セッションからなり, 2種の課題と組み合わされて以下のような条件群が設定された。その1つは, 先行セッションで66%課題が与えられ, 報酬確率及び報酬位置の変化した後続セッションで33%課題が与えられ田中: 精神遅滞児の確率学習における問題解決過程の発達的変化について55 た。他のは, 先のと逆であった。第2セッションでは, 正反応数の他に, 課題解決方略, パタン反応数, そして位置固執反応数などの測度を用いて, 第1セッションでの課題解決の仕方の認知論的側面からの検討が行われた。
    正常児群の主な結果は次の通りであった。
    年少児は, セッション移行直後に正反応数が最も低く, 固執反応数が最も高かった。試行の進むに応じて, 正反応数を著しく増大させた。Win-stay, Lose-stayの解決方略が他に比べてより多かった。年中児は, 固執反応数が極めて低く, 試行を通じて正反応数の変化が示されず, Win-shift, Lose-shiftが多かった。そして, 位置交替パタン反応数が最も高かった。年長児は, 年中児と同様に, 固執反応数が極めて低く, 試行途中での解決方略の変換が示された。
    精神遅滞児群の主な結果は次の通りであった。年少児 (MA4歳代) は, 固執反応数が最も高く, 正常児群の年少児と同程度であった。Win-stay, Lose- stayが最も多かった。年中児 (MA7歳代) は, 固執反応数が極めて低かったが, 試行途中でWin-stay, Lose -stayを増大させる傾向を示した。年長児 (MA10歳代) は, 解決方略の変換が示されず, 後期ブロックでその反応傾向が認められた。
    以上の結果から, 報酬と連合した手掛りおよび非連合の手掛りとの相互の論理的関係の把握といった認知発達傾向が論議された。そして, 精神遅滞児の問題解決の仕方における特異性について, 注意水準あるいは記憶負担などが指摘された。
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  • 森 敏昭
    28 巻 (1980) 1 号 p. 57-61
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    文章を黙読した場合と音読した場合とでは, 文章の記憶及び読解の成績にどのような違いが生じるかという問題を, 大学生を被験者として検討した。その結果, 音読することは, 文章を逐語的に記憶する場合には有効であるが, その効果は一時的であることがわかった。これに対し, 黙読することは, 文章を逐語的に記憶するというよりも, 文章の内容を体制化して記憶する場合に有効であり, その効果は音読の場合よりも永続的であることがわかった。
    一方, 黙読するか音読するかということによって, 読解の成績には顕著な差はみられなかった。このことは, 黙読するか音読するかという事が読解と無関係であるというより, 読解テストのやり方自体に方法上の改善をほどこす必要があるということを示唆するものと考えられる。
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  • 田中 昭夫, 中沢 潤, 松崎 学, 松田 信夫
    28 巻 (1980) 1 号 p. 62-66
    公開日: 2013/02/19
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  • 伊藤 裕子
    28 巻 (1980) 1 号 p. 67-71
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 水上 啓子
    28 巻 (1980) 1 号 p. 72-76
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 28 巻 (1980) 1 号 p. 78-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 28 巻 (1980) 1 号 p. 78a-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    Vol. 27 (1979) No. 4 p. 231-234
    修正箇所:その他 右側
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  • 28 巻 (1980) 1 号 p. 78b-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
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