教育心理学研究
検索
OR
閲覧
検索
31 巻 , 3 号
選択された号の論文の13件中1~13を表示しています
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
  • 佐藤 公治
    31 巻 (1983) 3 号 p. 186-194
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    The aim of the present study was to clarify the factor that might underlie the reflection-impulsivity, as assessed by performance on the Matching Familiar Figures (MFF) test.
    On the psychodynamic processes which determined the cognitive style dimension of the reflection-impulsivity, Kagan has hypothesized that the fear of making an error was an important determinant of the reflective tendency. However, few studies supporting Kagan's hypothesis were found.
    In this study it was hypothesized that there were cognitive style differences of inner standard on response accuracy brought to the task together with the motivation to do well. To examine the difference of this standard, a risk-taking task and a perceptual recognition task were administered to 44 reflective and 42 impulsive second-and fifth-graders (second-graders: 24 reflectives, 20 impulsives; fifth-graders: 22 reflectives, 22 impulsives). In addition, the causal attribution task for their failures on the unresolvable maze task was administered to assess the impulsive and reflective children's directions to the causal attribution, and then to infer the cognitive style differences of having high hope of success.
    On the risk-taking task, the impulsive boys took more risks than the impulsive girls and the reflective children. Secondly, to compare with the impulsive children, the reflective ones showed more delayed responses on a perceptual recognition task. These results suggested that there might be cognitive style differences in the standard of the response accuracy which would be used as cues for selecting the solution strategies. It was considered, therefore, that the impulsive children might underestimate task difficulty due to low criterion for accuracy.
    The second conclusion which might be drawn from the results of the causal attribution was that the reflective children wanted themselves to be perceived as effortful in the intellectual task situation because they emphasized the intrinsic value of effort.
    Through the results obtained by the present experiments, the mental model about the higher decision processes, in which solution strategies might be determined under a response uncertainty situation, was presented.
    抄録全体を表示
  • 仲 真紀子, 無藤 隆
    31 巻 (1983) 3 号 p. 195-202
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    To understand an indirect request (e. g.“I want to know the time.” to ask for the time), the context is very important. The purpose of this study was to investigate how important contextual information was, and to see how it affected understanding indirect requests.
    First, in order to identify the important contextual information, we asked subjects through a questionaire to make indirect requests in various circumstances. what being reffered to frequently in the indirect requests (e. g. speaker's goal: “I want to know the time.”) suggested the premise for felicitous requests. We considered the information about such premise (e. g. A speaker wants to know the time.) as being the important contextual information.
    From the results of the questionaire: speaker (S)'s goal, S's condition (unable to achieve the goal), S's expectancy for hearer (H)'s help, H's condition (able to achieve the goal for S), H's attitude (cooperative) were considered to be the premise for (S) requesting H to do some action.
    Then, the effects of contextual information (information about S's goal, S's condition, H's condition, H's attitude) on understanding the illocutionary force (Exp. 1) and the content (Exp. 2) of indirect requests were investigated.
    In Exp. 1, a contextual information, an indirect representation of a request, then a direct representation of the request were presented on CRT consequently. The subjects' task was to decide if the illocutionary force of the indirect representation was the same as that of the direct one, considering the contextual information. The response and response time were recorded. In Exp. 2, several contextual informations for a request were consequently presented on CRT. The subjects' task was to suspect the content of the request, taking the information into account one by one. The subjects pressed the key and answered as soon as they confirmed their suspect. The response and response time were recorded.
    The results showed that to understand the illocutionary force, the information about S's goal and H's attitude were effective; also to understand the content of requests, the information about S's goal had little effect, the information about S's condition and H's condition had a greater effect, while information about H's attitude had the greatest effect.
    抄録全体を表示
  • 今井 靖親
    31 巻 (1983) 3 号 p. 203-210
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    幼児・児童の仮名の読字学習に及ぼす絵画化と言語化の効果を検討するために2つの実験が行われた。
    実験1の目的は, 片仮名の読字学習において, 単語の語頭文字の読みに及ぼす単語の熟知度と絵の提示の効果を検討することであった。被験者は平均年齢5歳5か月の幼児80名であった。彼らは, 単語の熟知度の高低, 絵の有無の条件に基づいて4群に配置され, 各被験者に5個の片仮名の読みが教えられた。その結果, 高熟知語を用いて文字の読みを学習した群においては, 絵を提示しない群のほうが絵を提示した群よりも成績がよかった。また, 低熟知語を用いて文字の読みを学習した群では, 絵有り群と絵無し群の間には有意差が認められなかった。
    実験IIの目的は, 低熟知語を用いて文字の読みを学習する時の, 絵画化と言語化の効果を検討することであった。被験者は5歳児72名と小学校1年生72名であった。彼らは, 絵画化の有無, 言語化の有無の条件に基づいて4群に配置され, 各被験者にハングルで書かれた単語5個の読みが教えられた。その結果, 絵画化有り条件で学習した被験者は, 絵画化無し条件で学習した被験者よりも正答数が多かった。また, 言語化有り条件で学習した者は, 言語化無し条件で学習した者よりも成績がよかった。幼児と小学校1年生の間には成績の差がなかった。以上により, 絵画的熟知化と言語的熟知化には, 低熟知語の読字学習を促進する効果のあることが示唆された。
    抄録全体を表示
  • 根本 橘夫
    31 巻 (1983) 3 号 p. 211-219
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究は学級集団の社会心理的構造と, 学級雰囲気および成員のモラールとの関係を, 発達段階を考慮しつつ検討することを目的とした。まず研究1では, 学級集団の構造的差異を測定するスケールを作成した。学級集団において重要な構造次元としてとりあげられたのは, 受容, 勢力, 親和性, 統制, 活動性の次元であった。
    研究IIでは, 最初にこれら5次元間の関係が検討された。その結果, 受容の次元と勢力の次元の間に負の有意な関係が見出された。また, 4年では親和性と活動性の次元にも有意な相関がみられた。次に, 各次元と学級雰囲気との関係が検討された。学級雰囲気のいかなる側面かたより各次元の重要度は異なっていたが, 全体雰囲気に対しては, 4年では統制と受容が, 6年では活動性と受容が, 重要な次元であった。構造次元とモラールの各側面との関係では, 4年では統制の次元に多くの相意な相関が得られた。これに対し6年では特定の次元に有意な相関が集中することはなかった。
    以上得られた主な結果につき, 実践的観点および発達的観点から考察を行った。
    抄録全体を表示
  • 浜名 外喜男, 天根 哲治, 木山 博文
    31 巻 (1983) 3 号 p. 220-228
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究は, 児童に対する教師の勢力資源の内容と各資源の影響度に関する間題について, 影響を及ぼす側の教師とそれを受け入れていく児童の双方の立場から検討しようとするものである。
    研究1の目的は, 教師の側で認知している児童に対する教師の勢力資源の内容を明らかにし, ついで個々の資源による児童への影響度に関する教師の認知を教職経験の長短の観点から分析することであった。
    224名の小学校教師を対象に,「児童が日ごろ先生の言われることをよく守ったり, 指示に従ったりする」ことの理由を100項目提示し, 各項目が理由として該当すると思う程度を5段階で評定させた。
    主な結果はつぎのとおりであった。
    1) 教師が認知した児童に対する教師の勢力資源は,「罰」「外面性」「人間的配慮」「正当性」の4つであった。
    2) 教師は, 児童に対する各勢力資源の影響度を,「正当性」≒「人間的配慮」>「罰」>「外面性」の順に認知していた。
    3) 各勢力資源に関して認知する児童への影響度の相対的大きさについては, 教職経験の長短による差はみられなかった。
    4) 教職経験が5年未満の教師は, 15年以上の教師より,「正当性」資源の児童への影響度を高く認知する傾向がみられた。
    研究2の目的は, 児童の側で認知している教師の勢力資源の内容を明らかにし, そのうえで, 児童が, 教師の認知した各勢力資源にそった影響を現実にどの程度受け入れているかについて学年段階の観点から検討することであった。
    小学4年生, 5年生, 6年生, 計396名を対象に, 研究1で用いられた評定項目を削減した50項目を提示し,「先生の言われることを守ったり, 指示に従ったりする」ことの理由として該当する程度を5段階で評定させた。
    主な結果はつぎのとおりであった。
    1) 児童が認知した教師の勢力資源は,「人間的配慮」「外面性」「罰」の3つであった。
    2) 教師が認知した4つの勢力資源に基づいて, 児童の側で認知する被影響度を分析したところ, 4年生は5年生や6年生よりも, 全体としての教師からの被影響度を高く認知していた。
    3) 個々の勢力資源に基づく被影響度の認知は,「正当性」>「人間的配慮」>「罰」>「外面性」の順であった。
    4)「正当性」「罰」「外面性」の各資源に基づく被影響度の認知は, 学年段階の進行に伴って低下するが,「人間的配慮」資源に基づく被影響度の認知は逆に上昇していた。
    以上の研究1と2の結果に基づき, 教師の勢力資源の内容とその影響度に関する教師と児童の認識の異同が比較考察された。
    抄録全体を表示
  • 小田 直子
    31 巻 (1983) 3 号 p. 229-232
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 野口 裕之
    31 巻 (1983) 3 号 p. 233-238
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 宗内 敦
    31 巻 (1983) 3 号 p. 239-244
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    CPTの信頼性は, 主として再検査法によって検討され, 比較的高いスコアが算出されている。しかし, 従来の研究はすべて再検査期間が1か月前後であり, 短すぎるきらいがあった。そこで, 再検査期間をいっそう延長し (約3倍), その結果を従来の研究結果とも比較しつっ, CPTの信頼性を検討した。被験者は男女大学生, 合計73名。付随的に妥当性の側面に関しても情報を得つつ, 以下の点が明らかにされた。
    (i) 概括的に言えば, 信頼性 (安定性) は反応度によって水準が異なる。即ち, 色彩症候群÷形態水準>経過形式>色彩形式である。なお, 形態変動性については, 今後の研究に待つところが多い。
    (ii) 色彩症候群は極めて安定性に富んだ臨床尺度である。その安定度は, 質問紙性格検査のそれに近い。 (iii) 経過形式の中では, CSとASの安定性が高く, 色彩症候群と同水準である。
    (iv) 色彩形式の安定性係数のスコアは, 個々には高いものがあるものの, 全体としては必ずしも高くない。が, 一応の水準には達しているように思われる。
    (v) 好Pにおける高刺激色の選択に関して, 顕著な性差があった。即ち, 男子の安定性係数は総じて高く, 女子のそれは総じて低い。
    (vi) 好Pと嫌Pの間では, 全般的に言えば, 安定性は嫌 P>好Pである。しかし, これを確言するには, もう一段の実験と検討が必要である。
    投影法においては, CPTのように客観的・数量的に信頼性を検討できるものは少ない。他に比較しうる資料は少ないが, CPTの信頼性は, 投影法としてはかなり高いものであり, 臨床的使用に十分耐えうる水準にあると言えるだろう。
    抄録全体を表示
  • 桜井 茂男
    31 巻 (1983) 3 号 p. 245-249
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 遠藤 健治
    31 巻 (1983) 3 号 p. 250-254
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 秦野 悦子
    31 巻 (1983) 3 号 p. 255-264
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 31 巻 (1983) 3 号 p. 272-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 31 巻 (1983) 3 号 p. 272a-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
feedback
Top