教育心理学研究
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31 巻 , 4 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
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  • 佐々木 正人, 渡辺 章
    31 巻 (1983) 4 号 p. 273-282
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究は, 日本人の行動として広く観察される, 単語等の想起時における書字行動 (「空書」と記す) の同定と, その機能の実験的解析を目的として行われた。女子短大生を被験者とし, 漢字字形素統合課題を用いた2つの実験から, 以下の知見が得られた。
    I. 空書行動の出現とその形態
    1. 漢字字形素統合課題の解決中に105名の被験者のほぼ全ての者に空書が出現した。
    2. 空書には2つの行動形態が存在する。第1は, 何らかの書字面をもち, その書字過程が凝視されるタイプで, 第2は, 書字面をもたない, 身体前面の空間への書字というタイプであった。
    II. 空書行動の機能字形素を異なるモダリティーで (視覚的, 聴覚的) 提示する事態で2つの空書許可条件及び空書禁止条件のパフォーマンスが比較され, 以下の結果を得た。
    1. 書字面のあるタイプの空書には, 両提示条件で, 高い正答を導く効果があった。
    2. 書字面をもたないタイプの空書は, 字形素が視覚的に提示される事態でのみその効果があらわれた。
    以上の結果が, 表象の運動感覚的な成分が空書を導くとする仮説及び, 外顕的行動による意識過程の統制という2つの観点から論議された。
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  • 宗方 比佐子
    31 巻 (1983) 4 号 p. 283-291
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究は, 価値観測定の方法を検討することによって, 価値観研究の進展に貢献することを目指すものである。投影法を用いた対人的価値観の測定用具を作成し, 妥当性の検討を行った。被験者は仲間関係・親子関係という 2種類の対人場面からなる4枚の刺激図版に対して, 物語を自由に想像し, 対人的状況で明らかにされる価値観を表わす18個の価値項目を, 大切にする程度に応じてQ 分類するよう要求される。測定は大学生・高校生の各男子と少年鑑別所に入所中の非行少年を対象に行われ, 次のことが明らかにされた。
    1). Q技法因子分析の結果, 個人を分類するために有効な4種類の因子得点プロフィルが示された。この4つの次元に関して, 各図版と自己報告ごとに相関係数を計算したところ, 同種の図版間では異種の図版や自己報告との間での相関よりも値が一般に高く, 統計的にも有意であったことから, 同種の対人場面では同じものが測定されているという構成概念妥当性は保証された。ただし, 同一図版内での異因子間相関が高いこと, 各次元のα- 係数が低いことの問題点が指摘され, これについては今後の課題として残された。
    2). 2種類の対人関係について, 大学生・高校生の図版に対する反応をQ技法因子分析の因子負荷によって比較したところ, 親子関係図版の反応に差がみられた。その差は, 大学生が高校生に比べてより抑制的で楽しさ否定的な反応をしているというものであった。仲間関係の図版及び自己報告の反応にはほとんど差がみられなかった。
    3). 非行少年の図版に対する反応及び自己報告の結果を一般青年のそれらと比較したところ, 親子関係図版の反応で非行少年は成長・独立志向の相対的軽視がみられた。
    4). 本研究から明らかになった青年の対人的価値観に関する一般的特徴は, やさしさを相対的に重視し, 能力を軽視する傾向である。全図版を通じてこの傾向はみられたが, 図版への反応においては自己報告に比べて能力の重視度が高まること, 親子関係図版への反応においては独立心が相対的に重視度を増すことが示された。
    2) 3) 4) の結果から, 今回作成した投影法による対人的価値観の測定用具は, 対人的価値観の記述に際して自己報告より詳細な知見を提供する可能性のあることが示唆された。
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  • 加藤 厚
    31 巻 (1983) 4 号 p. 292-302
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    Marcia, J. E. による同一性地位概念を客観的な測度によって測定し, その成立における11の心理社会的領域 (家族との関係, 将来の仕事, 生き方や価値等) および 3つの時期 (現在, 大学に入ったころ, 高校2年生のころ) の重要性を検討し, あわせて各同一性地位の特徴を明らかにすることが本研究の目的である。
    概念的検討整理をふまえて, 「現在の自己投入」, 「過去の危機」, 「将来の自己投入の希求」の3変数の組合わせによって, 6つの同一性地位を定義する同一性地位判定尺度を作成した。大学生310名 (男子170名, 女子140名) のデータを分析した結果, 以下の諸点が示された。
    (1) 同一性拡散地位および権威受容地位は, それぞれ全体の約4%を占めるにすぎず, 同一性拡散-積極的モラトリアム中間地位が, 全体の約50%を占める。
    (2) 男子においては, 「将来の仕事」および「生き方や価値」の領域における危機と自己投入, 「勉強」の領域における自己投入が, 同一性地位と密接に関連している。
    (3) 女子においては, 「大学に入ったころ」の危機の水準, および大学入学以降の「同性の友人との関係」, 「勉強」, 「将来の仕事」, 「生き方や価値の追求」の各領域における自己投入の水準が, 同一性地位と密接に関連している。
    (4) 「政治」や「宗教」は, 大学生における同一性地位の形成において, 重要な領域であるとは言い難い。各同一性地位の特徴およびその性差も, 特に「大学に入ったころ」の危機および自己投入の水準に関して, 詳しく検討された。
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  • 内田 伸子
    31 巻 (1983) 4 号 p. 303-313
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    The purpose of this study was to examine the role played by information on the character's goals in comprehension and production of a picture story. Sixty 4-year-old, 5-year-old and 6-year-old children were divided into two homogeneous groups (10 subjects each) at each age level, and assigned to one of two conditions: the goal condition with given instruction on the character's goals, and the control condition without information about the goals. The children were shown the story consisting of 24 pictures without text. They were asked to describe each picture and, after seeing all the pictures, to recall the story without pictures, to answer fifteen questions about the contents of the story, and then, to reconstruct the narrative sequences. The results showed that the children in the goal condition, even 4-year-olds, could interpret the pictures as a story, while the children in the control condition often failed to integrate the pictures in terms of a story context. In the recall and comprehension tasks, these trends were emphasized, i. e., those parts of the descriptions that were best integrate into a story were recalled and comprehended best, while nonintegrated descriptions tended to be forgotten. It was shown that the goal instruction enhanced especially the performance of younger children.
    It is suggested that production and comprehension for coherent narrative sequences involve the retention of the goal structure or theme in an integrated unified representation of the meaning. Further, the underlying processes of integration are stable across ages, suggesting that children have some fundamental causal structures from early childhood.
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  • 速水 敏彦
    31 巻 (1983) 4 号 p. 314-318
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 中邑 賢龍
    31 巻 (1983) 4 号 p. 319-325
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 谷口 篤
    31 巻 (1983) 4 号 p. 326-331
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 落合 良行
    31 巻 (1983) 4 号 p. 332-336
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    孤独感の構造を解明した研究に基づいて, 孤独感の類型判別を行う手がかりとして, 2下位尺度からなる孤独感尺度 (LSO) が作成された。尺度項目の選出は, 因子分析の結果に基づいて行われ, 16項目 (LSO-U 9項目, LSO-E 7項目) がLSOの尺度項目として選定された。妥当性の検討は, 孤独感研究の現状から, 今後検討されるべき点も残されているが, LSOはかなり妥当性のある尺度であることが明らかにされた。また信頼性の検討は, 安定性の観点から行われ, LSOの信頼性は高いことが明らかにされた。
    以上の検討を経て作成された孤独感尺度LSOは, 孤独感 (とくに青年期の孤独感) の類型を判別する上でひとつの有効な手がかりとなるであろう。
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  • 日野 雅子, 上野 徳美, 石井 眞治
    31 巻 (1983) 4 号 p. 337-341
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 岸 学
    31 巻 (1983) 4 号 p. 342-346
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 31 巻 (1983) 4 号 p. 353-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 31 巻 (1983) 4 号 p. 353a-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 31 巻 (1983) 4 号 p. 353b-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 31 巻 (1983) 4 号 p. 353c-
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
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