教育心理学研究
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4 巻 , 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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  • 大平 勝馬
    4 巻 (1956 - 1957) 2 号 p. 1-12,59
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本論文は筆者の検討せんとする身体的成熟度と精神発達との相関的研究に関する基礎的研究として, 身体的成熟度の指標とせる手根骨化骨核成長の標準値を求め, 更にその標準から求めた身体的成熟度の妥当性を検討したものである。
    (1) 標準成績はまず自0才至15才間1022名の手腕関節化骨核X線像に基づき, 核出現率, 出現化骨核X線像の平面測定による面積によつて作成した。
    (2) 化骨核面積は身長との間に高い相関を有することを認めた。
    (3) 次に体格の条件を考慮して, Gaussの最小自乗法に基づき「手根骨化骨核面積個人別標準及び骨格年令算出公式」を作成し, それから成熟指数を算定することにした。
    (4) 本公式より算出せる成熟指数と, 核出現率あるいは年令別面積標準値から求めた成熟指数との間に億高い一致度がある。
    (5) 更に公式より算定せる成熟指数と, 成歯状態, 初潮年令, 身長体重の増加, 体質係数より求めた発育指数との相関を検討せる結果, 体質係数との間以外は一般的に高い相関を示し, 筆者の定めた身体的成熟度に可成りの妥当性を認めた。
    (6) なお成熟指数によつて示される身体的成熟度には, 遺伝的要因が著しく多いことを認めた。
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  • 沢田 忠治
    4 巻 (1956 - 1957) 2 号 p. 13-20,60
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    (1) 当検査の結果, 作業総数と知能偏差値との相関は可成り高いことが, 明かである。
    (2) 作業総数, 動揺値, 上昇率, 頂点の位置, 誤数, 修正数及び作業曲線の形態等のもつ意義, 特徴を考察した結果, これ等の諸項目はそれぞれ性格表現の重要な徴候と認められた。
    (3) したがつて, これ等の諸項目に依つて, 性格の診断が可能であると思う。この報告では, 最も典型的な徴候を群化して, 6種の型を設定したが, 今後更に, 前述の諸要項を, 種々組合せて, より多くの類型が出来ると思う。この6種の型は, 各々孤立したものではなくて, 互に連続性が認められる。そのため性格診断の際には, これ等類型の中間に位置して, 何れの型に組入れるべきか, 判断に迷う場合も生ずる。特に, 性格診断上, 前記の諸要因の関連を十分に考慮する必要がある。それは, 動揺値が少くても, 作業総数の多少や'曲線の形態によつて, その意味が著しく異り, 作業総数が多くても, 誤答数の多少によつて異り, 上昇率の多少も, 動揺値, 誤数, 修正数及曲線の形などの諸条件によつてそれぞれ意味を異にするからである。
    (4) 当検査について, 最初に懸念した事は, 肉体的疲労が, 作業結果に如何なる影響を与えるかという点であつた。もし, 肉体的疲労が著しく作業に影響するとすれば, 精神作業結果が, 身体的条件によつて歪曲され, 意味をもたなくなると考えたからである。具体的には, 肉体的疲労によつて, 大多数の被験者の作業曲線は, 回を重ねるに従つて, 下降状態を示すのではなかろうかという点であつた。
    しかし, 被験者150名の経過曲線を描いた結果, 下降傾向を示した者は僅かに全体の0.5% (150名中7名) に過ぎなかつた。その外に作業放棄者5名を加えても全体の0.8%であつた。
    従つて, この作業は当該年令 (小五, 六, 中) 及びそれ以上の者にはだれもが出来る平易な作業で, 肉体的疲労によつては, あまり影響されず, 精神的持続性, 一貫性, 確実性, 安定性, 克己心, 努力等の情緒的意志的面の特性がよく表現されていると考えられる。
    (5) この実験結果は, 果して, 恒常性をもつものであるか, 被験者の年令の進むにつれて変化し, 発展するかについては, 今後の研究問題である。
    (6) 更に今後, 当実験を, 多数の被験者に実施して, 標準化を試みたいと思う。
    (7) 当検査結果と, 被験者に対する実験者の観察, 過去4年間の担任教師による学籍簿の記録及び現在の担任教師の性格評価との相関がγ=0.7である点から, この方法に依る性格診断の或程度の信頼性が認められると思うが, 更に他の性格検査結果との比較検討を加え, 検証に努めるつもりである。
    終りに当研究は, 一つの試みであつて, 不備不足の点も多いと思う。諸賢の御批正を賜り度い。
    最後に, 種々御指導頂いた金大教授薄田司氏並びに検査施行にあたり, 御協力下さつた金大附属小学, 高岡町中学校, 富来中学校の教官各位並びに児童, 生徒の皆様に, 衷心から感謝の意を表しておきたい。
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  • 水島 恵一
    4 巻 (1956 - 1957) 2 号 p. 21-29,61
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    I, II
    Following up 200 delinquents for more than a year, several factors which had been measured before were found to predict prognoses as shown in the previous reports. All of those factors are shown again on the left side of Table 1. Of course, they were regarded as indicating personality traits. However, because they were related to one another, the relations were studied more closely. Thus 11 factors were finally obtained as predicting prognoses which are shown on the right side of Table 1. These factors, by themselves, can predict prognoses. Among them, the first seven factors are the ones which can be measured through objective examination. and from these factors, a predction table (Table 5) was obtained by the method as shown in Table 4. Table 5 is similar to one of the various prediction tables reported by Glueck and many others. The next two are the diagnostic factors obtained by understanding the behavior traits, and from these factors another prediction table (Table 3) was obtained. The last two, on the other hand, are not the representative factors, because other main psychological tests (TAT, Rorschach, etc) have not been made, and we do not consider these factors significant enough.
    III
    If we consider the delinquent condition as a disease, it is necessary to study not only the relations between symptoms or personality background and prognosis, but also the relations between the disease itself and prognosis. Then, what is the disease itself? Many typological diagnoses have been studied with regard to crime or delinquency. However, from the therapeutic point of view, it is suitable to classify them, as Healy reported, according to the dynamic situation or socio-psychological mechanism, in which personality and environment are concerned, and from which delinquencies result. Accordingly, the sociopsychological diagnostic classification of delinquent conditions has been made as follows:
    Those which belong to Group I are the crises caused by personality defects such as exogenious or endogenious psychosis, serious cases of feeblemindedness and psychopath. These defects are regarded as producing delinquencies under no environmental abnormalities. Group II refers to all types which are not contained in I, III, IV and V For instance, the neurotic crisis caused by unconscious conflict belongs to this group. Furthermore, the acute crisis which results in the pureoccasional
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  • 橋本 重治
    4 巻 (1956 - 1957) 2 号 p. 30-35,62
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    This study is concerned with the functions of testing in teaching. The wordTesting
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  • 江川 亮
    4 巻 (1956 - 1957) 2 号 p. 36-43,63
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    1) 都市と農村の児童および青年に田中A式, B式両団体知能検査 (いずれも1型) を実施した結果, その知能偏差値において都市が優れ, 特にA式検査においてはより大きな差をもって都市が優れていることが示された。
    2) しかし下位検査問題の成績はそのすべてにおいて都市が優れているとは限らず, B式検査の検査1〈迷路〉以下, 検査2〈立方体の分析〉, 検査3〈幾何学的図形構成〉および検査4〈置換〉の問題の平均点において農村が優れ, 学年によっては有意の差をもって農村が優れている場合も認められる。
    3) 多因子法による因子分析を適用し吟味した結果, 第1因子Mental alertness, Verbal meaning, Induction, Memory及びSqaceの5因子を推定したがMental alertnessの因子は他4因子に比し, 各下位検査問題におけるその負荷量が顕著に高く, この因子は都会児童と農村児童との成績に差を決定する最も有力な決定因子であろうと考えられる。
    4) 上述の如く決定因子と思われる第1因子Mental alertnessを除く他4因子はその因子負荷量から附随的な意味だけしか持たぬ因子と考えられるがMemoryの因子と, 特に空間構造認知の因子即ちSpaceの因子によって説明される能力においては, 両児童間に顕著な差がないように思われる。
    5) 都鄙児童の知能差と題したものの一つの試みを提出したに過ぎない。更にGottschaldt, Rey等の所謂実用的知能, 或はOseretzkyの運動脂等についても見られる差異を, その児童が位置する社会的な階層との関係において捉え, 比較検討を進めたいと考えているが, 一応の結果を述べて御批判と御教示をお願いする次第である。
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  • 城戸 幡太郎
    4 巻 (1956 - 1957) 2 号 p. 44-47
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 高木 正孝
    4 巻 (1956 - 1957) 2 号 p. 48-58
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 4 巻 (1956 - 1957) 2 号 p. 59
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
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