教育心理学研究
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8 巻 , 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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  • 波多野 誼余夫
    8 巻 (1960) 2 号 p. 69-73,130
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    神奈川県横浜市市立M高の昭和32年度入学者350名について, その第1学期における主要5科目の成績を基準として妥当性を算出し, さらに, 学区内の4つの中学校からの進学志望者が, 選抜のさいに公平に取扱われているかいないかを, 向上指数の点から検討した。M高の選抜法の妥当性はきわめて高かつたが, 同時に向上指数の平均において, 4つの中学の間には有意な差が認められた。これは, 主としてある中学においては, 成績の基準が甘すぎるので, ナマの成績をそのまま用いるM高の選抜法によつて, 有利に扱われるためであると考えられた。この点から, 及び基準との相関の上からいつて, 中学での成績を尺度化しておくことがのぞましいと考えられた。尺度化された中学での成績は, 他の選抜の資料である2種の学力検査にくらべてかなり高い妥当性を示した。中学での成績が高い予測力をもつであろうということは, それを用いないで, 選抜を行つている東京都都立S高の方法の低い妥当性によつても支持された。
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  • 沢田 慶輔, 肥田野 直, 神保 信一, 羽鳥 博愛
    8 巻 (1960) 2 号 p. 74-81,131
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    これまで継続的に行なつて来た英語科の教育心理学的研究のつづきとして, 今回は英単語の問題をとりあげた。それも既習の英単語に限定し, これを単独で示す場合と, 文中で示す場合とではどのような相違があるかを各方面から検討した。
    この結果を要約すると次の如くなる。
    第1に, 単語の理解は文中単語の方が単独単語よりずつとよい。
    第2に, 中学3年から文脈の助けが飛躍的に増大する
    第3に, 学業成績の上位群と下位群の生徒の相違をみると, 文脈の利用の点から, そこに1年の開きがあり, これは中学3年の段階でみられる。
    第4に, 学業不振の生徒の実態をとらえるために, 同一の単語の正答率を発達的に分析してみると, 学業不振の生徒は中学2年で学習するような基本的な単語もわかつていないことが明らかにされた
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  • 芳賀 純
    8 巻 (1960) 2 号 p. 82-84,132
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    北海道全域から抽出した中学校3年生1267名を被検者にしてNHKラジオ放送によつて英語聞き取り検査を施行し, 標準化した。この検査は6項目の聞き取り能力の下位検査からなり, ペーパーによる英語標準検査とは.780の相関値をもつ。問題の録音吹込みは経験を経た日本人教師によつてなされたために, この聞き取り検査は教室場面で経験を経た英語教師がテープなしに問題を読むことによつて近似的に生徒の能力を測定・評価することも可能である。なお今後の研究は, この結果を基礎として外人教師が問題を吹込んだ場合との比較および分析が必要である。
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  • 高橋 茂雄
    8 巻 (1960) 2 号 p. 85-91,132
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究は小学校児童が学校場面においてあらわした日常の攻撃的行動と投影検査にあらわれた攻撃的内容との関連について研究するのが目的であつた。投影検査にあらわれた攻撃的内容をみるために児童の友人についての記録, TAT, HSCTの3つについて検査し, 児童の学校場面におけるあらわな攻撃的行動は教師によつて評価された。
    この結果を検討するとあらわな攻撃行動と児童の友人についての記録内容にもられた攻撃性との間に意味ある関連を見出した。しかし児童のあらわな攻撃性の強さとTATに対する空想的攻撃的テーマーの頻数との間に関連が見出せなかつた。さ髪あらわな攻撃性とHSCTとの関連については, 攻撃的行動展開の両極端の児童達はその中間の攻撃性と評価された児童達よりもHSCTにおいてより多くの攻撃的テーマーをつくつた。かかる非直線的関連はBack (2) やSears (8) が人形劇を用いて人間間の攻撃性と空想的攻撃について研究した結果とも一致するところであり, 投影検査におけるこの方面の研究に一つの光明を見出すことができた。
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  • 山田 旭
    8 巻 (1960) 2 号 p. 92-105,133
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    This study was attempted to examine the results of M. M. P. I. with Rorschach test results of schizophrenics 44 (male 30, female 14) and neurotics 25 (male 13, female 12) in regard to the symptomtypology from a psychodynamic viewpoint.
    If the patient-groups of both diseases are classified into so-called negative and positive symptomtypes, the scales of the personality profile on M. M. P. I. showed generally low scores in the former and high scores in the latter by both diseases. Personality changes caused by schizophrenia and neuroticism were Gimiliarly shown as indicated by the quantitative deviation from the average mark of normal population on M. M. P. I. Therefore, two mechanisms (negative and positive symptoms) of so-called Neo- Jacksonism in each disease might be expressed similiarly on M. M. P. I. delete.
    In the Rorschach Test the value marks of Piotrowski's prognostic perceptanalytic signs were remarkably different in schizophrenics according to the degree of deterioration of their personalities, but in neurotics the value marks were largely similiar to those in schizophrenics of better prognosis.
    Schizophrenics were classified into 4 types from the psychodynamic aspect by combining the positive or negative nuance of symptom and the severely or sightly deteriorated degee of personality.
    This typology might coincide with the classification by combining the high or low personality profile- pattern on M. M. P. I. and the large or small value mark of Piotrowski's “prognostic perceptanalytic signs” in Rorschach test.
    It may be mentioned also with reference to neurotics, when Eichler's anxiety index was applied to both the positive and negative symptom-types, some of the item scores were high for the positive type and some were high for the negative type. Thus, it was possible to separate with considerable accuracy the two groups.
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  • 隈江 月晴
    8 巻 (1960) 2 号 p. 106-111,134
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    従前め諸方法とちがつた, 新らしい方法を採用することによつて, 就学前幼児を被験者としての意味測定を試みた。従来用いられていた意味測定法の幼児への適用がほとんど困難であるのに対して, この方法では, ある一定数のオハジキの入つた容器の中から「多く」, 「少なく」etc.取り出すという手続きの簡易さのゆえに, かかる幼児にも十分適用できるという長所をもち, しかも質問紙法などとちがい, 行動を通して, 操作的に意味を決定するという点に意義がある。
    容器内のバッノグランド数としては100,200,300の場合が取上げられ, 刺激語には「非常に多い」, 「多い」, 「多くも少なくもない」, 「少ない」, 「非常に少ない」の5語, 実際のテストには生活年令4才, 5才, 6才の幼稚園児各30名, 計90名が被験者として用いられた。この実験の主要な問題はバックグランド数, 刺激語, 年令の3条件のそれぞれの変化によつて得点 (取り出された数) にどのような変化がみられるかということである。
    結果ならびに考察から次の諸点が結論された。
    1) 幼児においてはこれらの語の意味は必らずしも非多〉多〉多少〉少〉非少の順に受取られるとは限らない。しかし「多い」の意味と「少ない」の意味とは反対の意味をもつた語として彼等にも正しく受取られていると認められる。「多くも少なくもない」は幼児にとつて親しい語ではないが, この語の意味も正しく受取られていると思われる。
    2) 一般的にいうならば, バックグランド数の増大とともに得点も増加する。しかし個々の年令別にいえば, バヅクグランド数が増加しても, その増加の効果は5つの刺激語すべてを通じて等しくはない。すなわち「非常に多い」, 「多い」, 「多くも少なくもない」の場合にのみ得点増加がみられる。しかして一方の2倍, 3倍の増加に対し, 得点増加はそれに正比例はせず, さらにまた, とり出された数の, バックグランド数に対する比率からいえば, 同一語に対する得点の比率はいずれの刺激語にあつても, バックグランド数の増大とともに顕著に低下する。
    3) 被験者の得点の順位はバックグランド数および刺激語を通じて変わらない。
    4) すべての幼児について「非常に多い」, 「多い」および「多くも少なくもない」の得点が極めて低い。しかし年令とともにそれらの得点も高くなる傾向がある。これらのことは, 少なくとも幼児においては, 定数概念の発達と不定数概念の発達との密接な関係を暗示する。
    5) 他の条件が等しいならば, 「非常に多い」と「多い」, 「非常に少ない」と「少ない」の場合を除き, 各刺激語の意味のあいだが年令とともに分化していく。
    6) 「非常に」なる副詞は, よしそれが幼児にとつて意味をもつものであるにしても, それは極めて弱い程度の意味しかもつていない。
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  • 伊藤 隆二
    8 巻 (1960) 2 号 p. 112-123
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 8 巻 (1960) 2 号 p. 130
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
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