教育心理学研究
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8 巻 , 3-4 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • 近藤 敏行, 小林 利宣
    8 巻 (1960) 3-4 号 p. 135-143,257
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    さきに著者が発表した, K.K.改訂Bernreuter Personahty Inventoryを, 中学生の生活や思考に適応するようにあらためた92項目の診断目録 (KB.P.I.-J型) を作製し, 220名の被検者の応答に基づいて, 各項目間の四分割相関係数を算出し, その相関行列をもとに, 因子分析を行ない, 7個の因子を抽出した。それはもとの診断目録の因子と5個一致し, 2個はもとの因子とは別のものと解釈された。一致した因子は, 神経質, 自己充足, 内向-外向, 自信欠如, 支配-服従, の5特性であり, もとのB.P.I.にあつた社交性のかわりに, 情緒性, 自我の2特性が抽出された。
    次に各因子の各項目に対する負荷量を5段階法によつて, 重みづけを行なつて, 2, 1, 0, -1, -2の得点をあたえた。
    次に中国, 四国, 近畿地区の小学校5年生以上高等学校1年までの児童, 生徒約1,000名に, この診断目録を実施して, その標準化を行なつた。
    因子解釈において, 特にS型との関連において, やや困難を感じさせられたものが若干あり, 目録の妥当性についての検討が, 今後に残された課題である。
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  • 葛谷 隆正
    8 巻 (1960) 3-4 号 p. 144-151,257
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    The purpose of this study is to verify the following hypotheses:
    (1) Authoritarianism is significantly related to political attitudes.
    (2) Authoritarianism is significantly related tooccupational attitudes.
    A questionnaire composed of 1) an authoritarianism scale with the F-scale modified slightly, 2) the question concerning what political parties to support, and 3) the occupational prestige scale, was administered to all subjects, 207 male and 53 female freshmen at the Education Faculty and the Technical Faculty, Kumamoto University, toward the end of June, 1960. The results of this research have re vealed the following conclusions.
    1. The first hypothesis was confirmed since, though it was extremely surprising that more than half of the subjects responded to the item no political parties to support, in the bottom group (L.G.) more supported the Socialists significantly than in the top group (H.G.). The L.G. was made up of about the bottom one quarter and the H.G. of the top one quarter of all subjects in the distribution on the authoritarianism scale. And in the H.G. significantly more supported the conservative parties than in the L.G. and in the latter significantly more supported the progressive ones than in the former.
    2. Whereas the second hypothesis was only partially verified because it was found that, merely in male students, the H. G. scored significantly higher in the prestige evaluation for 16 professional and administrative occupations, e.g., businessman and lawyer, and lower for 15 semi- and unskilled occupation, e.g., farmer and laborer, than the L.G. But the results of female students were in exactly the opposite direction, that is, the L.G. scored significantly higher for the professional and administrative occupations and lower, though not fully significant in a statistical sense, for the semi- and unskilled ones than the H.G. This strange fact may be because the female subjects of this study were, in comparison with the male, more strongly inclined to have the xenophilic attitudes rather than to have the authoritarian attitudes. Such a prediction must, needless to say, be verified by a further experimental study.
    The facts indicated above may anyhow lead us to the conclusion that the results of this experiment support a theory of the interrelations between personality structures and social attitudes.
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  • 森 二三男
    8 巻 (1960) 3-4 号 p. 152-158,258
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    この研究は, G. S. R.による情緒測定の応用的方法として, テレビドラマを心理的刺激条件としたとき, 被験者を集団的に測定して, その結果を考察したものであつて, G. S. R.のgroup measurementのひとつの試みとして妥当な資料がえられるかどうかを検討したのである。
    みいだされた結果を要約すると次のようになる。
    1テレビドラマ視聴時における個人被験者のG. S.R.を測定し, その記録を反応値によつて整理した結果, このドラマ内容の刺激因子に対応する反応として, 被験者の情緒表出をG. S. R.によつてとらえることができた。
    2個々の被験者の皮膚電気抵抗値を, 直流電気抵抗とみて, これを並列に接続した回路構成によつて, 合成抵抗値を1人の被験者のそれと等しくし, 集団的にG.S. R.を測定した場合, R値を指標として記録を分析するならば, 妥当な資料として集団測定の記録を分析することができた。
    3テレビドラマを刺激因子として, 上述の集団測定方式によつて集団G. S. R.を測定し, その記録をR値によつて集計整理した結果, 刺激因子に対応する被験グループの, 集団的情緒表出をとらえることができた。被験者個々の反応波自体のパターン, 発現時点, 反応時, 潜時等にはそれぞれ個人差があるが, R値による集計の結果, この指標が妥当かどうかを, 実験後に, 同時記録したテープを再生聴取させて再検討した結果, ドラマの刺激因子と集団G. S. R.値には対応があると判断された。
    4したがつて, テレビ, 映画等の視聴時における感動を集団的に分析したり, 宣伝, 広告等の効果を集団的に判定する場合, 集団G. S. R測定の記録をRによつて整理して, 心理的な刺激因子を明らかにしようとする試みは, 妥当な方法であると判断してよい。
    最後に, この実験研究に当たつて, 奥田教授, 狩野教官の御指導御助言に導かれたことを感謝していると同時に, 教室の諸学兄の御協力を謝したいと考えます。
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  • 松永 宗端
    8 巻 (1960) 3-4 号 p. 159-166,259
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    以上のように実験結果に対する考察と先に行なつた実態調査の結果とを関連づけながら点字の学習形式を中心として問題へのアプローチを試みてきたのであるが, それらの結果は次のように要約されよう。
    (1) Exp.4すなわち言葉への意味づけの方法は青年に適し, 児童ではよい結果が得られない。これは “意味づけ” が抽象的であつて論理的な思考を必要とすること, その間の関連づけを行なうために複合的な連想を必要とすること等から発達的により高い段階にある被験者に有効であると解せられる。
    (2) Exp.5すなわち規則性教示の方法は4つの実験方法の中では平均して最もよい結果が得られたが, それは “読み” と “書き” の間の移行が容易にできたことにもとつく。したがつて規則性を積極的に利用して合理的・自主的にそれを活用していこうとする態度によつて効果的になる。その際に触弁別閾および “読みの速さ” のすぐれていることが望ましく “読み” と “書き” の並行学習によつて両者が相互補足的に関連性をもつて学習されていくことが必要である。
    (3) Exp.6すなわち単語としての形態の方法は “読み” の面ではきわめて容易で全被験者にとつて能率的である。しかし個々の文字の “読み” “書き” のできることを目標とする場合には移行の点で非常な難点があり “読み” で全体形の把握と同時にその部分構造の認知ができるような場合でないとよい結果は得られない。したがつて一般に行なわれている単語形態学習も移行の点からの検討を要すると考えられる。
    (4) Exp.7すなわち各回1字ずつの自主的弁別の方法はとくに児童にとつて有利である。それは図と地の関係において新出文字がより明確に示されることによつて各文字間の混同が避けられ, また被験者のモティベーションおよび学習後の反復練習の効果にもとついている。また個人的条件にあまり影響されることなく平均化した結果が得られやすいので初歩的段階における一般的な方法であると考えられる。この際に学習形式としては “読み” から入ることが容易で, 学習量を10字ぐらいとした場合には “書き” への移行も比較的容易である。しかしこの学習量についてはなお研究の必要がある。
    以上のように類型化することができると考えられるが, これをさらに概括的にまとめることが許されるならば, 次のようになるだろう。
    (1) 児童にとつては被験者の興味とモティベーションを考慮したうえで部分的な自主的弁別の方法が比較的容易で望ましい。その際に規則性もある程度学習の能率化と効果をもたらす。また文字はその形が安定した簡単な構成め文字から行なうことが弁別を助ける意味で望ましい。
    (2) 青年にとつては, 規則性の構成原理の教示を行ない被験者の意味づけを利用した方法が望ましい。規則性教示の方法については調査の結果と一致している。
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  • 北脇 雅男
    8 巻 (1960) 3-4 号 p. 167-171
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 8 巻 (1960) 3-4 号 p. 172-180
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 8 巻 (1960) 3-4 号 p. 257
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
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