教育心理学研究
検索
OR
閲覧
検索
9 巻 , 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
  • 帆足 喜与子
    9 巻 (1961) 2 号 p. 65-74,126
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    要求水準とパーソナリティとの間に関係ありと認められた事柄は次のとおりである。
    (1) 安定感のあるものは, 成功すれば水準を上げ, 失敗すれば下げるというふうに適応的反応をする。
    (2) 失敗をまともにうけ入れるものも適応的反応をする。
    (3) 自分の地位に満足するものも適応的反応をする。
    (4) 妥協的, 協調的のものは場面によって設定態度を変化させる。
    (5) 競争心の強いものは目標を固執する傾向にある。
    (6) 本実験においては, 常にパーソナリティ評点のよいものの方がGDSが大きかった。
    個人について設定態度が比較的固定しているところから見ても, また特定のパーソナリティと特定の設定態度との関連性の存在から見ても, 要求水準には個性が相当にあらわれるといいうる。
    抄録全体を表示
  • 詫摩 武俊, 依田 明
    9 巻 (1961) 2 号 p. 75-83,126
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    1.就学前の幼児の性格検査として, 幼児が日常経験する事態を線画でかいた20枚からなるテストを製作した。幼児が日常生活で示す行動を, なるべくありのままの姿でとらえ, その行動から, かれらの性格を抽出しようとするものである。質問紙法の変型というべきテストである。
    2.この報告は, テストから抽出された幼児の3つの性格側面, 独立的である度合い, 攻撃的である度合い, 心のあたたかさの度合いに対して, 幼児の性, 年令, 母親の学歴など7つの要素がどのような影響を与えているかを検討したものである。被験者は大都市の幼稚園児176名である。
    3.選ばれた7つの要素は, その属性によって次の3種類に分類される。第1は幼児の持つ属性-幼児の性・年令.同胞の中での位置-, 第2は幼児が生活している家庭の持つ属性-家族形態・階層-, 第3は母親の持つ風性-母親の年令・学歴-である。この中で, 幼児の性格に最も強く影響しているのは, 第1の幼児の持つ属性であった。男女の間にも, 長子と末子の間にも性格の差がみとめられた。これは親が, 子どもが男児であるか女児であるかにより, あるいは長子であるか末子であるかにより, 子どもに期待している役割りが異なったものであることを示している。そのために, 子どもに対する育児方法がちがい, その結果性格に差が生ずると考えられる。親の役割り期待を支えているのは, かれらの育児観, 子ども観であるが, さらにその根底には男女観を含む価値体系がある。その意味で第2, 第3の属性も, 間接的に幼児の性格に影響を与えているのである。
    4.7つの要素が幼児の性格になんらかの影響を与えていることを明らかにしたわけだが, その具体的な影響のしかた, 異なった性格が形成されてゆく過程, 親の期待する役割りと子どもの性格の因果関係については, さらに精密な研究を待たなければならない。7つの要素それぞれについてみても, グルーピングはかなり粗雑であるし, それぞれのグループに属する人数もまちまちで, 十分な検討がなされたとはいいがたいのである。いわば問題点を指示するための探索的な研究である。
    抄録全体を表示
  • 鈴木 栄
    9 巻 (1961) 2 号 p. 84-91,127
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    この実験では, 幼稚園児に2つの箱の中でオハジキの入つている箱を選択させる弁別学習が課せられた。刺激は大きさと色の2つの次元で異なる箱同士からなる2組の刺激対で, 常にランダムな順序で提示された。第1学習では, 逆転群は常に特定の色の箱が強化される色弁別で, 非逆転群は常に大または小なる箱が強化を受ける, 大きさ弁別であつた。この第1学習が一定の規準に達すると, 次の第2学習に移つた。第2学習では, 両群とも1組の刺激対のみ提示され, 常に第1学習の負刺激が強化された。第2学習が連続5正反応の規準に達すると, 続いて第3学習に移つた。第3学習では, 再び, もう1組の刺激対が加えられ, 第2学習の正刺激と同じ色の刺激に強化を与える色弁別学習であり, 連続5正反応の規準に達するまで続けられた。ただし, この学習の第1試行では, 第2学習で用いられなかつた刺激対が提示された。
    なお, 第1学習の訓練量の影響をみるため, 第1学習の規準を4種とし, これによつて, 両群ともそれぞれ4つのグループに分けられている。また, 第1学習を行なわないで, 第2学習から実験に入つた統制群は, 第1学習の訓練量を0として逆転・非逆転の両群に属するものとして扱われた。
    こうして, 以下の結果が得られた。
    1.第1学習の訓練量が多くなるに従つて, 第2学習および第3学習は, 初めはしだいに困難になり, ある臨界点を過ぎると, 次には, しだいに容易になる傾向が見られた。
    2.逆転群と非逆転群の第3学習についての比較では, 逆転的移行は非逆転的移行より容易であつた。
    3.第3学習の第1試行で選択される刺激は第2学習の正刺激と「色」と「形」 (または大きさ) のいずれかの点で同一であるが, そのいずれの点で同一であるかを見ることによつて, 「色」と「形」のいずれを抽象する傾向が有力であつたかが確かめられる。その結果, 第1学習で色弁別を行なつた逆転群は, 第1学習の訓練量が多くなるほど「色」を抽象する傾向を増すが, 大きさ (または形) 弁別を行なつた非逆転群は「形」を抽象する傾向を増していることが示唆された。
    以上の結果に対し, Osgoodの2段階学習説 (twostagelearning theory) に類似した学習過程の図式化が試みられた。すなわち, 弁別学習の初期では, 外的刺激と外的反応が直接結びつく低い水準での連合過程が支配的であり, この期間では訓練量の多いほど逆転が困難である。しかし, 学習が進むにつれて, より高い水準での連合過程が支配的となる。この連合過程では, 外的刺激と外的反応の間に媒介過程が介在し, 外的刺激の特定の様相を抽象する働きをすると同時に, 反対の様相間に般化を生ずる。したがつて, この過程が支配的となる弁別学習後期では, 訓練量の増加に従つて, 逆転が容易になる。
    抄録全体を表示
  • 永野 重史, 上沢 慧子
    9 巻 (1961) 2 号 p. 92-100
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 岩脇 三良
    9 巻 (1961) 2 号 p. 101-105
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 高橋 勉
    9 巻 (1961) 2 号 p. 106-114
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 中村 陽吉
    9 巻 (1961) 2 号 p. 115-120
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
  • 9 巻 (1961) 2 号 p. 126
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
feedback
Top