実験社会心理学研究
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21 巻 , 1 号
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  • 松本 芳之
    21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 1-6
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    This research was concerned with the effects of the threat on the resistance to the dominating strategy in the interpersonal bargaining.
    41 subjects participated in a Deutsch and Krauss's two-person bargaining game. In all conditions, a programmed confederate was used. He always took the shorter path and never com. promised. Four conditions were compared: in the equal condition (E), the usual version of the game was played. In the gate-no-use condition (GNU), only the confederate had a gate but never used it in the actual trials. In the gate-use condition (GU), only the confederate had a gate and closed it whenever the standoff occured on the one-way path. In the threat condition (T), only the confederate had a alternative choice. The gate could be used only when the standoff occured. If it was used, the trial would be terminated and both would then suffer the loss. But the magnitude of the loss was greater for the subject than for the confederate. In games, the gate was never used. The resistance was measured by the amount of time the subject spent attempting to go through the shorter path.
    The results were clear. In all conditions, subjects tended to respond with the resistance to yielding to the dominating confederate, but it decreased with time. The amount of it was greater in E and GNU than in GU and T. This meant that when there was the possibility that the resistance might lead to negative consequences, the tendency to resist decreased. The threat, even if it is used to force the other person to yield, can clarify the threatner's position and provide the clue to reach an agreement.
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  • 北田 隆
    21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 7-16
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    本研究の主目的は, Deci (1975) とRoss (1976) の両仮説を検討することを通じて, 成績に基づく報酬が内発的動機づけに及ぼす効果に関する機制を明らかにすることにある.
    54名の女子大学生が, 2つの独立変数より成る6つの条件に, 各々9名ずつ無作為に割り当てられた. 独立変数は, 報酬 (成績に基づく報酬と無報酬条件) と成績 (高成績, 低成績, そして統制条件) であり, 2×3の要因配置の実験計画がとられた. 成績の水準は, 課題に対する被験者の能力に関する偽のフィードバックを与えることによって操作された.
    各被験者は, 上記6条件のいずれかの条件の下で, 課題として射撃ゲーム (T.V. ゲームの一種) を120回遂行した. 続いて, 従属変数として, 課題遂行に対する楽しさや興味等の評価と, 8分間の自由選択時間 (無報酬事態) に再びゲームに取り組まれる持続性とが測定された.
    主な実験結果は次のようであった.
    (a) 統制条件において, 報酬は内発的動機づけに影響を及ぼさなかった.
    (b) 高成績, 低成績の両条件において, 報酬は内発的動機づけの水準を低下させた.
    (c) 無報酬条件において, 高成績と低成績の両条件における内発的動機づけは, 統制条件のそれに比較して, 増大を示した.
    (d) 上記の効果は, 課題評価においてはみられず, 持続性においてのみみられた. また, 両従属変数の間には, 全く相関が認められなかった.
    (e) 更に, 上記の効果は, 実験試行時の疲労や飽和によるものでないことが明らかにされた.
    以上の結果に基づいて, 外因性報酬と成績が内発的動機づけに及ぼす効果に関する図式 (Fig. 1) が提案された. その図式は, 報酬が内発的動機づけに及ぼす効果を説明するのに際して, 成績の水準のみならず, その確実性をも重要な変数として考慮すべきことを主張するものである. 例えば, 克服不能な確実な失敗は, 内発的動機づけを損うが, 克服が期待される失敗は, むしろ, 内発的動機づけの水準を高めるであろう.
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  • 蜂屋 良彦
    21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 17-24
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    部下によって知覚された上司のリーダーシップ行動と上司についての満足感との関係に, 部下のもつ個人特性や部下の職務特性が与える影響を, 個人特性と職務特性との交互作用という点から検討した. 個人的特性としては成長欲求の強さ, 職務特性としては職務自律性・多様性・協力の必要性の3次元が用いられた. はっきりとした結果が得られたのはつぎの点である. 協力の必要性の高い職務についている成長欲求の強い部下にと関しては, 集団維持的配慮のリーダー行動と満足感との間に有意な正の相関が見られたのに対し, 協力の必要性の低い職務についている成長欲求の強い部下に関しては, この傾向は見られなかった. これに対し, 成長欲求の弱い部下に関しては, 職務上の協力の必要性の有無に関係なくつねに有意な正の相関がみられた. この結果は, 成長欲求の強い部下は, 上司の集団維持的配慮行動を自己の欲求充足のための手段と見なしやすいのに対し, 成長欲求の弱い部下は, この種のリーダー行動を自己の欲求充足の直接的源とみなしやすい, と解釈された.
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  • 北山 忍
    21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 25-34
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    少数者が多数者に対し影響力をもちうるためには, 少数者の積極的行動とともに, 多数者の “他の見解を自らの見解の代替選択肢として認めることへのレディネス (Ralt) ” が高いことが必要であることを論じ, 多数者のRaltの決定因の1つとしてアウトグループとの関係の要因をとりあげた. Tajfelら (e. g. Tajfel, 1978) によるグループ間関係の理論と北山 (1979) による理論的考察にもとづいて, 次のような仮説をたてた. (1) イングループの多数者の見解に特異性がある時には, イングループの少数者の影響力は小さく, (2) 特異性がない時には, 大きくなるだろう. そして, (3) この特異性の効果は, イングループの先行課題での作品へのアウトグループからの評価が負の時に正の時より大きくなるだろう.
    イングループの特異性 (高・低) ×アウトグループからの評価 (正・負) の実験の結果, 評価の操作は失敗したと解釈されたが, 特異性に関しては予想通り, イングループの少数者は, 特異性が低い時 (64%) には高い時 (39%) より有意にイングループの代表者として選ばれやすかった.
    しかし, この結果のみから, 本実験の仮説とそれが基づいている理論的枠組が検証されたと断言するのは性急にすぎるということは言うまでもない. 以後, イングループの特異性が少数者の影響力に及ぼす効果の生起に関与すると指摘されるいくつかの変数を操作した実験を類似のパラダイムのもとで実施することがまず必要であろう.
    また, 本実験では多数者のRaltの決定因をアウトグループとの関係の要因に求めたが, 他の要因も当然考慮されるべきである (cf. 北山, 1979). 中でも, 特に, グループがどのような “歴史” を経てきているかが, それに引き続く討論における多数者のRaltを決定する (cf. Hamblin, 1958; Kitayama, 1981) という可能性は興味深い. 今後の研究がまたれる.
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  • JUNJI HARADA, CHITOSHI ARARAGI
    21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 35-39
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 今川 民雄, 岩渕 次郎
    21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 41-51
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    本論文では, 好意的2人関係における相互的な認知過程の関連を吟味するとともに, その構造に関して因子分析的な検討を行った.
    56ペア112名の好意的関係にある男子大学生を被験者とし, 長島ら (1967) のSelf-Differential Scaleによって (1) 自己認知: S→s, (2) 他者認知: S→o, (3) 他者の自己認知についての推測: S→ (O→o), (4) 他者の他者認知についての推測: S→ (O→s), (5) 理想の自己像: S→Isの各認知過程につき, 相互に評定させた. 主な結果は以下の通りである.
    1) 好意的な2人関係においては, S→Is: O→Io, S→s: S→ (O→s), S→o: S→ (O→o) の3種が, 最も基本的な認知過程対であることが明らかとなった.
    2) 認知過程対の類似度に基づく因子分析の結果, 「自己像の類似性に関わる因子」 「自己像の開示性因子」 「理想化傾向因子」 「他者像の類似性に関わる因子」 「Self-esteem因子」 「他者像の開示性因子」 「自己志向的正確さの因子」 「他者による理想化傾向因子」 「他者志向的正確さの因子」 の9因子が見い出された.
    3) これらの因子は認知の対象 (自己・他者) と, 対人認知に働く要因 (正確性・類似性・開示性・理想化) の2次元に基づいて分類された.
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  • 藤原 武弘, 黒川 正流
    21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 53-62
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    本研究は, 土居健郎によって精神分析的見地から提唱された甘えの計量化をめざしたものである. 研究Iにおいては, 甘えを測定するための一次元尺度構成に関する基礎的資料を得ること, ならびに日本人の対人関係の基本次元を明らかにすることが目的である. 35名の大学生 (男子16名, 女子19名) は, 97の動詞を類似しているものは同一のグループに分類することが求められた. その類似性行列は林の数量化第IV類によって解析が行われた. そして次の8つの群が見出された. 1. 拒絶・無視, 2, 好意・一体感, 3. 優越感, 4. 保護, 5. 相手の気嫌をとること, 6. 甘えられないことによる被害者意識, 7. 負い目, 8. 甘え.
    研究IIの目的は, いかなる対象に対して, どのような状況のもとで甘えが最も表出されるのかを明らかにすることにある. 286人の大学生 (男子112人, 女子174人) は, 11の困った状況のもとで, 12の対象人物に対する感情を10の甘え尺度で評定することが求められた.
    主要な結果は次のとおりである.
    1. 両親よりもむしろ恋人や親友に対する甘えの方がより強くみられた.
    2. 男性よりも女性の方により多くの甘えがみられた.
    3. 家庭問題に関する状況では, 両親や兄弟姉妹に対して甘えを最も示し, 個人生活の問題に関するその他の状況では, 恋人や親友に対して甘えを強く表出した.
    こうした結果は, 甘えとそれに関連する問題についての理論的含みから議論が行われた.
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  • NAZRE KHALIQUE
    21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 63-64
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 三井 宏隆
    21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 65-76
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • アルビン ザンダー, 猪股 佐登留
    21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 77-86
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 91j
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 91a
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 91b
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 91c
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 91d
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 91e
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 91f
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 91g
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 91h
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 21 巻 (1981 - 1982) 1 号 p. 91i
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
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