日本教育工学会論文誌
Online ISSN : 2189-6453
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31 巻 , Suppl. 号
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  • 原稿種別: 表紙
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. Cover15-
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. Toc3-
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. Toc4-
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
  • 小孫 康平
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 1-4
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究では無料の画像解析ソフトウェアを用いて,瞬目および瞳孔を容易に測定するための方法や実用性について検討した.その結果,眼瞼が閉じるときの眼球上での濃度変化をScion Imageで測定することで,瞬目を検出することが可能となった.また,得られた瞬目波形からは,瞬目率,瞬目間間隔,瞬目持続時間を導き出せることが明らかになった.一方,ImageJで瞳孔の画素数を計測することで瞳孔面積が導き出せ,瞳孔面積の変化を容易に検出することが可能となった.さらに,アンケート調査を実施した結果,生理心理学教育での利用が可能であることが示唆された.
  • 森田 健宏
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 5-8
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    3歳児と5歳児を対象に,立体パズルの作成過程を題材とした映像を視聴してもらい,その後,同一材料を用いて再現内容の査定を行った.実験1では,順序限定性の無いパズルを用いて映像と同一順序での再現を求めた.その結果,年齢及び順序教示の条件で有意差があった.ただし,本研究の結果が,従来の順序記憶に関する研究と比較して全体的に成績が低いことから,視聴時に順序記銘が不要と判断された場合,自発的に記銘解除される可能性が考えられた.そこで,実験2では,順序限定性の有る題材で同様の検討を行った.その結果,5歳児では完全再現率が増加するが,3歳児では変化が見られず,記銘方法や内容に発達差があることが示唆された.
  • 棚橋 美保, 今井 亜湖
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 9-12
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究では,小中学校でメディア・リテラシー教育を実施するためには,教科教育との関連づけを行うことができれば,教科教育においてメディア・リテラシー教育を行うことができるのではないかと考えた.そこで,メディア・リテラシー教育における教員支援に注目し,メディア・リテラシー教育を実施しようとする教員が教科教育のカリキュラムにメディア・リテラシー教育を組み込むための手がかりとなる支援表を作成した.
  • 山本 芳人, 広瀬 啓雄
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 13-16
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    今まで授業の補助教材としてHTMLで作成した文字と静止画による教材やアニメーションと音声による教材を使用してきた.しかし,このような学習者が読んだり聞いたりするだけの教材は書籍などと同じ受動的な教材である.プログラミング言語を習得するような学習では,いくつかのパターンを試して結果を確認する形式の教材を使用することによって学習効果があがる場合がある.本論文では,C言語やJavaの基本的な文法を習得するために,JavaScriptを使ったWBT(Web Based Training)教材を自作し,教育への実践を行った.この教材を使用することにより,使用するパソコンにコンパイラをインストールしなくても簡単に実行結果を擬似体験することが可能になる.
  • 森本 容介, 清水 康敬
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 17-20
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    ビデオ教材に対するニーズが高まっている.しかし,汎用的なビデオ編集ソフトウェアで作成するには,専門知識を必要とし,手間がかかるなど教員の負担が大きい.また,作成した教材の再編集も難しい.既存のWebベースのコンテンツを作成できるソフトウェアでは,映像とスライドの位置が固定されており,注目すべき部分を示すことが難しい.そこで,本研究では,講義を撮影したビデオ映像と,講義で使用したPowerPoint等の提示資料を組み合わせて,効果的なe-Learning教材を作成できるシステムを開発した.本ツールは,簡便な操作でビデオと資料の位置や大きさを変更でき,注目すべき部分を効果的に提示できる.
  • 芝崎 順司, 近藤 智嗣
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 21-24
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    PC対応のアンケートシステム-REAS-をベースに,携帯電話対応の調査票を作成し,回答できるように,オーサリング機能の検討と削除,携帯電話対応オーサリング画面の作成と回答用インタフェースの開発,さらにPCとの互換機能や必要な付加機能を開発した.本研究では,具体的な機能の修正と拡張の内容を明らかにし,またこれらの機能の修正と拡張の評価についてユーザ調査を行った.携帯電話対応のための機能の修正と拡張は,概ねユーザに肯定的に評価されていることが明らかになったが,改善点についても明らかとなった.
  • 高橋 暁子, 市川 尚, 阿部 昭博, 鈴木 克明
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 25-28
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究では,自己管理学習スキルのうち,とくに学習内容の選択の支援を目的に,課題分析図を見ながら学習項目の選択ができるeラーニングシステムを開発した.学習項目を選択するインタフェースとして課題分析図を用いることで,学習者が習得状況を直感的に把握し,構造の上下関係に基づいて学習項目の選択を行うことを目指した.事前テストと事後テスト機能においては,課題分析図の構造による出題制御を行った.形成的評価の結果,習得状況を直感的に把握することに関して有用性が示唆されたものの,実際に構造の上下関係に基づいて学習項目を選択するかは学習者によって異なることがわかった.
  • 行場 絵里奈, 岩崎 信
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 29-32
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    効果的な安全教育を実施するためには,人間の行動特性を情報認知の観点から階層的に考察する必要がある,RASMUSSEN(1986)は,エラーの発生をスキル(S),ルール(R),知識(K)の3つのレベルからなる行動階層モデルで説明した.本研究では,理科実験講義用安全教材の内容を分類して学習項目のSRK分布を調べ,さらにアンケートにより学習項目に対する学生の印象の強さの平均をSRK別に導出した.その結果,制作された教材は,3つのレベルの学習内容をバランスよく含み,また学習者も各レベルの項目を実験の各段階で重視するレベルを適合的に調整していることも示唆された.
  • 金子 大輔, 登リ口 泰久
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 33-36
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    高等教育における基礎的情報教育には今後,自ら情報を生成し,それを他者との関わりの中で再吟味する能力を養成する教育が必要となる.本研究では,相互評価やグループ学習を支援するシステムCistyを開発し,実際の授業に導入した.受講者のアンケートを分析した結果,受講者はCistyを用いてグループ・クラス内のコミュニケーションを図りながら相互評価を行っていたことが示唆された.しかし,投票を用いた評価や実際のコミュニケーションの方法については,システムの利用方法も含めて今後検討する必要がある.
  • 細川 和仁, 西森 章子, 後藤 真一
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 37-40
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    通知表の評価観点では,学校や教師の考える「子どもにつけたい力」が文章で表現されている.本研究は,これらの評価観点をテキストデータとして集積し,カテゴリー分析を行うことにより,通知表に内在する学力観を捉えることを目的としている.具体的には,国立大学附属小学校(6年生)の通知表における評価観点の記述から,学習者を表す「自分」「自己」「自ら」という語に着目し,カテゴリー分析を通じて,これらの語の利用パターンを8つ抽出した.また,利用パターンについて教科別に検討したところ,教科横断的なものと教科固有のものがあることが明らかになった.
  • 下山 隆, 白沢 勉, 赤倉 貴子
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 41-44
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本稿では,精密板金加工品製造会社において開発・運用中である技能継承用e-Learning Systemのより一層の魅力向上のために,システム上で実施できる技能テスト機能の開発を行った.機能の開発にあたりテスト内容の検討を行う必要性から,熟練技能者の技能を要素と有向枝でマップ化し(技能マップ),体系化することで熟練技能の解析を行った.システム上での技能テスト機能には,テスト画面インタフェースと,技能を客観的・定量的に評価するための3つの採点方法という特徴を持たせた.評価実験の結果,開発した技能テスト機能は熟練者と非熟練者の技能の差を示せることが示唆された.
  • 新開 純子, 炭谷 真也
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 45-48
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    プログラミング教育においては,問題を段階的に詳細化する能力やアルゴリズムを制御構造で組み立てる能力を育成することが重要である.これらの能力を育成するためには,アルゴリズム作成までのプロセスを重視した教育を行うことが必要であると考える.そこで,本研究ではプロセスを重視したプログラミング入門教育を行うための支援システムを開発した.本稿では,支援システムの概要とシステム試行時のアンケート結果について述べる.
  • 平澤 林太郎, 久保田 善彦, 舟生 日出男, 鈴木 栄幸, 加藤 浩
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 49-52
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    同期型CSCLシステムである「Kneading Board」のサムネイル機能を改善し,他者の作業状況に関するアウェアネス(気づき)支援の実態を,小学校6年生「水よう液の性質」の班別実験活動での利用から評価した.学習者はサムネイルを容易に操作することができ,サムネイルから複数シートのアウェアネス情報を把握していた.学習者は,シート内はサムネイルのスクロール機能によって画面をスクロールしたり,シート間ではサムネイルの切り替え機能によって当面の作業対象のシートを切り替えたりして,目的のアウェアネス情報へ即座にアクセスしていた.これが契機となって自らの実験活動の再認識や改善が行われた.
  • 山田 剛史, 杉澤 武俊, 村井 潤一郎
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 53-56
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究では,心理統計のテスト項目データベースの開発を試みた.本システムはWebブラウザからアクセスでき,複数のキーによる項目検索が可能である.また,データベースに項目特性値の情報を持たせる場合の問題点として,これらの指標は集団依存性が非常に強い可能性が挙げられる.これを検討するため,複数の大学で共通のテストを実施し比較した.その結果,基礎的な問題については集団によらず類似した値を取るが,発展的な問題については受験者集団によりかなり異なる値となった.このことから,データベースに載せる情報として項目特性値のような量的な情報だけでなく,質的な情報についても検討すべきであることが示唆された.
  • 古田 貴久, 楜澤 秀樹
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 57-60
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    テレビアニメにおける力学的に間違ったシーンを題材に,力学的な問題の解決能力と,特に領域を限らず批判的に物事を見る態度のどちらが,シーンの力学的な正誤を指摘する上で役に立つのかを検討した.実験の結果,批判的思考態度が高いだけでは,正誤をあまり正しく指摘できないことが示された.与えられた情報を批判的に理解する上では,情報を鵜呑みにしない一般的な批判的思考態度よりも,特定の領域に関する知識や問題解決能力の果たす役割が大きいようである.
  • 湯川 高志, 川野 光太郎, 福村 好美
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 61-64
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    e-Learningにおいて受講者のモチベーションを維持させるためには,受講者相互のつながりが必要であると考えられる.これに関し,実際のeラーニング受講者を対象としてアンケート調査を行い,受講者が互いの学習状況やリアルタイムで多人数のコミュニケーションを望んでいることを明らかにした.これらを受講中に常時伝達し合うことができれば,受講者同士のつながりを醸成し,モチベーションを維持させることが期待できる.そこで,受講者が互いの学習状況をリアルタイムに把握できるフラクタル表現による学習進度表示機能と,会話に関する情報を速覧できるチャット機能とを提案した.さらに,それぞれの機能を設計・実装し,実際のe-Learning環境に組み込んで使用感やモチベーション維持の度合いの評価した.
  • 岡松 さやか, 野嶋 栄一郎
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 65-68
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    教育の質的向上を図る試みとして,通学制高等教育機関の対面講義の学習者に,通信教育課程で利用されている同一カリキュラムのe-learning教材を自己学習用に使用する授業を設計・実践した.授業実践の評価のために教材へのアクセスログ分析を行った.学習者は2回の課題作成期間を中心にe-learning教材を利用し,量的・質的に広がりが見られる自己学習を展開したことが確認された.また,アクセス数と課題得点の関連性の検討から,対面講義の内容を補完するためe-learning教材を利用した学習者を中心に学習効果をもたらすことが示唆された.
  • 梅田 恭子, 内藤 祐美子, 野崎 浩成, 江島 徹郎
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 69-72
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    先行研究によりWeb日記を書き続ける理由が自己表現よりもコミュニケーションにあることが明らかになっている.我々は読者を限定しない一般的なWeb日記とSNSのように読者が限定されるWeb日記によるコミュニケーションの形態には違いがあると仮説を立てた.まず本稿では,大学生を対象にSNSと先行研究のWeb日記の結果を比較し,大学生のSNS利用にはどのようなコミュニケーション形態があるのかを検討した.その結果,SNSでは実際の友人との交流を目的としたWeb日記によるコミュニケーションがあることが示唆された.
  • 近藤 智嗣, 水木 玲
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 73-76
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    3DCGなどの情報を実空間に付加することで,従来の学習環境の機能を拡張できる可能性がある.しかし,学習用ミクストリアリティ・コンテンツは,一般にはあまり普及していない.その原因の1つとして,コンテンツの開発環境が整備されていないことが考えられる.本研究では,プログラミングや3DCGなどの専門的知識が無くても,容易にコンテンツを開発できるオーサリングツールとそのビューワーを開発した.多くのユーザーがコンテンツを開発でき,プログラミングに時間を割く代わりに教材内容に専念できるようにすることが目的である.開発したツールを研修で使用した結果,基本的な操作は約1時間で習得できることが示された.
  • 石塚 丈晴, 高田 浩二, 堀田 龍也, 森谷 和浩, 前田 喜和
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 77-80
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究では,携帯情報端末の中でも児童にとって親和性が高いと考えられる携帯電話を,水族館での学習に使用するシステムを設計し開発した.開発したシステムを用いて実証実験を行ない,児童の水族館での学習への携帯電話端末利用の可能性について検討した.その結果,児童は日本語入力を含め,問題なくシステムを利用していたという結果が得られた.また,携帯電話端末を積極的に利用した児童は,携帯電話を利用した本システムの有効性を評価し,今後も利用したいと回答しており,携帯電話を端末としたシステムの利用可能性が示された.
  • 中村 好則, 後藤 豊
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 81-84
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    聾学校でも大学進学率の向上や理工系企業への就職など理数科教育への期待は大きい.しかし,聴覚障害生徒は抽象的な考え方や論理的思考力の発達に課題があるとも言われ,理数教科への興味・関心・意欲は低下しがちである.そこで,体験的活動を通して最新の科学技術に触れることで,生徒の理数科学習への興味・関心・意欲を向上し,聾学校の理数科指導を改善できるのではないかと考えた.本研究では,携帯電話で操作するロボット教材を活用した指導の聾学校における可能性を検討する.そのために,この教材を活用した指導を実践し,生徒の活動記録,評価テスト,質問紙調査を分析した.その結果,聾学校の理数科教育を改善できる可能性が示唆された.
  • 藤代 昇丈, 平松 茂, 宮地 功
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 85-88
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    中学校外国語(英語)科において,通常の授業では個別指導が難しい音声面(聞く・話す)に重点を置き,動画や音声を多く組み込んだWBT用リスニング教材を開発した.それを授業活用して,ペアやグループでの協調学習を含む集合学習とWBT教材を用いた個別学習を併用した「ブレンディング学習」による発話指導を行った.その結果,英語運用能力下位層及び上位層のリスニング力は向上し,英語での聞き取りやコミュニケーションへの意識が高揚する効果が認められた.
  • 鈴木 真理子, 永田 智子, 西森 年寿, 望月 俊男, 中原 淳, 笠井 俊信
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 89-92
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究では,先行研究において鈴木ら(2006)が開発したWebベース授業研究支援「eLESSER」プログラムでの教師の活動,中でも指導案についてのコメント活動やテレビ会議での会話が,教師による指導案変更に与える影響を分析した.その結果,Web環境における指導案へのコメント活動やテレビ会議での会話が指導案の変更に影響し,コメント内容は発言意図カテゴリーで分類すると,指導案が改善されるにつれて「同意」に収束していったことがわかった.また,指導案を変更する際,教師が授業についてリフレクションしていたことが確認された.
  • 佐藤 慎一, 影戸 誠, 斎藤 真左樹
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 93-96
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    講義映像を中心とする教材で構成され,オンラインでの学習のみで単位認定を行う全学共通eラーニング科目を運用し,受講履歴,および,アンケートの結果から学生の学習状況を分析した.その結果,試験の点数は,一定時間以上視聴した層が,視聴時間の少なかった層に比べて有意に高かった.しかし,一定時間を超えて視聴した層を,さらに視聴時間の長短で2つの層に分けて比較した場合には,両者の試験点数に有意差は見られなかった.また,アンケート結果にもとづき,学習の計画を立てたという認識の有無で分類して試験点数を比較した結果,両者の間に有意差は見られなかった.本稿ではこれらの分析結果を報告する.
  • 高橋 等, 松田 稔樹
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 97-100
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究では,自由な位置にマークを配置したマークシートをワープロ,表計算ソフト等で作成し,イメージスキャナで読み取ることができるソフトウェアの開発を行った.マークシートに普通紙,読み取り装置にイメージスキャナを用いたことで,装置及びシートに掛かるコストを軽減するとともに,マーク位置の読み取り方法の工夫により,名刺大シート,設問とマークが混在したシート,簡易な図形の判定などが可能となり,多分野への応用が期待できる.
  • 後藤 康志
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 101-104
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    メディアに対する批判的思考(知識)について,小学校高学年から大学生までを対象とした学年間比較を行った.自由記述と選択肢法による調査の結果,次の点が明らかになった.(1)高校生,大学生は,小学生に比べて簡便性,対話・応答性,多様性,情報量,交流可能性などの知識を多く有している.(2)Webの作成者,作成目的,匿名のコミュニケーション,情報のチェックについて,学年発達に伴って知識が増加する傾向が見いだされた.特に小学生はWeb情報に対する批判的黒考に関する知識に乏しいことが示唆された
  • 岸 俊行, 澤邉 潤, 野嶋 栄一郎
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 105-108
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    従来の動機づけに関する先行研究において,教師の児童への言語的フィードバックが児童の学習意欲に影響を及ぼすという知見が確認されている.そこで本研究では,一斉授業において教師の児童へのフィードバックがどのように行われているのか,原因帰属理論を援用して作成された高崎(2001)のカテゴリを用いて,その実態を明らかにした.分析の結果,授業中の教師のフィードバックはその殆どが応答の正否を伝える「結果フィードバック」であった.しかし,結果のみのフィードバックであっても,児童への伝達の仕方は複数あることが明らかにされた.この児童への伝達の仕方が教師の持っている教授方略であると推察された.
  • 守 一介, 山本 裕子, 松居 辰則, 野嶋 栄一郎
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 109-112
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究では,昼夜間定時制高校の情報科「情報A」に関して,授業内容をコンピテンシーの概念を用いて記述することを目的とした.対象高校(Z高校)の学習目標,学習指導要領,教員へのインタビュー,フィールドノーツをデータとして,「情報A」のコンピテンシーを検討し,3つのコンピテンシーを得た.それらのコンピテンシーを課題分析し,目標行動を記述した.その結果,Z高校に特徴的なコンピテンシーは,コンピュータの基本的な操作と,情報に対するリテラシーであった.今後は,これらのコンピテンシーをもとに授業案を作成し,授業を行い,生徒と教師の双方からの評価を行うことが求められる.
  • 黒田 恭史, 岡本 尚子, 西之園 晴夫
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 113-116
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本稿では,大学の通信教育課程においてe-learningと集中講義を合わせたブレンディッド型講義を実施し,e-learningにおけるテスト成績とアンケート評価,及び集中講義終了時の最終成績を年齢層別に分析することで,その効果を検討した.その結果,いずれの年齢層の受講者もブレンディッド型講義受講で学習を進めることが可能であったが,とりわけ40歳以上の高年齢層は,e-learningの成績が良好であった.これは,高年齢層のビデオ講義視聴の回数が多いことから,複数回の視聴によって理解不十分な点を克服しながら学習を行ったためであると考えられた.
  • 平山 亮, 敷田 麻実
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 117-120
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    学習は情報の取得・解釈・活用を含むプロセスであり,単なる知識や技能の取得だけでなく,むしろ参加という活動で進められるといわれる.大学の教育においては,講義での知識伝達に留まらず,学生同士で知識を共有し,議論などを通して相互学習し,知識を発展させていくことが重要である.我々の図書館では,知識創造学習の支援システムとして,電子図書館ポータルサイトを開発した.この電子図書館ポータルサイトの書評入力機能を利用し,授業で指定された複数の文献資料を読み,そこから学んだことを文章にして入力して公開し,又,他人の意見を閲覧することにより考えを深めるという,知識共有創造型教育の授業実施方法を実践した.
  • 濱 泰裕, 森広 浩一郎, 永田 亮, 掛川 淳一, 正司 和彦
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 121-124
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    高等学校普通教科情報において,生徒一人ひとりに操作の容易な情報発信ツールであるブログを持たせて,情報の性質や取り扱いの工夫を重視しながら情報を発信する授業実践を行った,生徒は,継続的かつ頻繁に,発信する情報を再構成する活動を行った.その結果,生徒の考察が進み思考が変化した様子は,ブログの構造であるカテゴリーの変遷に反映された.
  • 石井 成郎, 榊原 千佐子, 須賀 京子, 大木 裕子, 百合 純子, 内村 祥子, 岡嶋 良枝, 水野 正延
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 125-128
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究では,看護実践における創造的な態度を育成することを目的としたプロジェクト形式の授業をデザインし,半期にわたる実践を行った.学習者はグループを組み,患者の行動をサポートするための自助具の作成に取り組んだ.授業後における学習者の看護実践に関する態度の変化を調べた結果,(1)アンケート結果から,学習者が看護実践における「患者・家族に対する態度」「患者・状況に対する気づき」の重要性を認識したことが確認された,(2)SNYDER(1986)のセルフモニタリング尺度の分析結果から,学習者のグループ活動に関するセルフモニタリングスキルが向上していることが確認された.
  • 中山 実, 山本 洋雄, Rowena SANTIAGO
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 129-132
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本報告では,ブレンディッド学習における学習者の行動を検討するために,学部生と大学院生を対象とした同一教員による同一の対面座学講義形式の授業を実施して,ある大学講義の条件下において対面授業出席回数などの学習状況と,学期前後における学習に関する主観評価との関係を調べた.また,成績評定の2群間での違いを検討した.その結果,学期の授業を通してe-Learningに対する「教材評価」や「学習習慣」の主観評価の向上と学習評定などの学習成果とが関係することを明らかにした.
  • 尾澤 重知, 加藤 尚吾, 西村 昭治
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 133-136
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    様々な職業に対する関心の育成を目的とした中学生対象のキャリア教育を,総合的な学習の時間の一環として,中学校と大学との共同で実施した.本授業実践では,社会の先輩としての社会人メンターと,中学生をインターネット上の電子掲示板で結び,質疑応答を基本としたコミュニケーション機会を提供した.本研究では,キャリア教育としての本授業実践の評価を検討すると同時に,生徒が社会人に対して行った質問内容を分析し,生徒の質問の特徴や仕事観を検討する.量的・質的検討の結果,社会人メンターとの質疑応答機会を提供したことには一定の評価が見られた.また,生徒の質問は,メンターの経験や仕事内容,感情面などに焦点が当てられているという結果が得られた.
  • 藤木 卓, 寺嶋 浩介, 園屋 高志, 米盛 徳市, 仲間 正浩, 森田 裕介, 関山 徹
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 137-140
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,長崎,鹿児島,沖縄の三大学教育学部が連携して実践した,ICTを活用した離島の複式学級における遠隔共同学習の成果と問題点を明らかにすることである.結果としては,複式学級の壁を超える児童の比較思考を可能にしたこと,教師に遠隔共同学習の成功経験を提供できたこと,USBカメラによる簡素なビデオ会議システムの活用で効果的な遠隔共同学習が実現できたこと,学習を円滑に進めるための約束事の検討が必要であること,円滑なコミュニケーションのためのシステム環境の検討が必要であることを明らかにした.
  • 三橋 功一
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 141-144
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    授業設計の手続き系列について教師・実習生を対象に調査・検討し,次の知見を得た.(1)授業設計過程は,教師5(目標検討,教材内容検討,授業展開構成,働きかけ,具体化・調整),実習生4(目標検討,教材内容・授業構成,発問・反応応答等,具体化)の階層・段階に分類でき,教師3〜4段階,実習生2〜3段階の手続きをとっている.(2)実習生に比べ教師はすべてが目標準拠の手続き系列であり,子ども依拠・相互作用に基づく検討等,次段の手続きを行う根拠や情報生成となる手続きを事前に行うなど,その機能・位置づけ・関連等を意識した手続き系列といえる.これは実習生から教師への経験の蓄積による変容・成長の差と考えられる.
  • 太田 吏香, 山本 裕子, 野嶋 栄一郎
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 145-148
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究は,学校支援ボランティアが補助として参加する教師主体の授業実態を調査し,授業中のボランティアの発話を抽出し,ボランティアの役割を明らかにすることを目的とする.ボランティアが介入する授業と教師単独授業を比較することにより,ボランティアが教師と児童に与える影響を検討した.その結果,児童に対して個別に学習確認や学習受容,雑談などを行うボランティアの役割により,教師の児童個人に対する発話が増加し,特に実験場面における学習確認の発話出現率が高くなることが明らかになった.一方,児童は教師との個別的な関わりについてボランティアの介入に影響を受けていないと推察された.
  • 沖林 洋平, 神山 貴弥, 西井 章司, 森保 尚美, 川本 憲明, 鹿江 宏明, 森 敏昭
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 149-152
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究では,児童生徒の情報活用の実践力と情報モラルの関係について調査を行った.情報活用能力実践尺度得点と情報モラル課題について学年間比較を行った結果,次の2点が明らかとなった.まず,全般的な情報活用の実践力は,中学生の方が小学生よりも高かった.つぎに,情報モラルについては,小学生と中学生ともに情報モラル意識と情報活用の実践力に関連が見られた.また,全般的な情報活用の実践力については,中学生の方が小学生よりも有意に高く,とりわけ,情報活用の実践力の中でも「収集力」「判断力」「処理力」について,中学生の方が小学生よりも有意に高かった.また,情報モラルの高さと家庭における教育に関連があること,初等中教育課程での学校教育における総合学習等の授業における授業実践の効果が示唆された.
  • 田口 真奈, 神藤 貴昭
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 153-156
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    大学教員初任者が教師としての第一歩を踏み出したときに,どこに困難を感じどのようにそれを克服しているのか,またどのような期待を抱いているのかといった,初年次の不安と期待をケーススタディにより明らかにし,それへのサポートの可能性を論じた.不安や期待を「教育方法」「学生」「教育システム」に分類して検討した結果,「教育システム」に対する不安が大きく,改善が望まれること,「教育方法」に関してはニーズが多様であるため画一的な研修内容では期待に応えられないこと,不安への対処のみならず,新たな期待をもつようなサポートも必要であることなどが示唆された.
  • 松崎 邦守, 北條 礼子
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 157-160
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    内省を重視した教員養成という観点から,英語科教育実習でポートフォリオを適用し,その効果をPAC分析により検討した.その結果,同活用により,実習生が授業を自発的に振り返るとともに意欲的に授業改善を試み,また教職への自信を持てるようになったことが推察された.また,指導教員と実習生との協同の場としてのポートフォリオを用いたカンファレンスが実習生の成長において重要な要因となったことが示唆された.さらに,改善点として,ポートフォリオ作成の時間的・労力的負担の軽減やガイドラインの詳しい説明の必要性が示唆された.
  • 永田 智子, 鈴木 真理子, 稲垣 成哲, 森広 浩一郎
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 161-164
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    現職教師がデジタル・ティーチング・ポートフォリオを作成する活動とそのためのブログ環境を設定し,実践,評価した.実践では4名の現職教師が理科の授業についてブログに書き込みを行った.実践に参加した現職教師へ行ったインタビューから,本ブログ環境はおおむね使いやすいものであり,活動は授業の振り返りに役立つことがわかった.それに加えて,教師が実践や振り返りを継続するために,「日々のデータの蓄積」「蓄積されたデータの再利用」「他教師との比較による刺激」「実践継続の励み」「課題の提示」という機能が必要であり,ブログ環境や支援活動に組み込む必要があることがわかった.
  • 吉冨 友恭, 今井 亜湖, 埴岡 靖司, 前迫 孝憲
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 165-168
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究では河川上流域の瀬・淵を対象として,児童が川をどのように観察するか(川の見方)を小学生を被験者として調査し,その結果から得られた知見をもとに,河川の生物と環境を題材としたデジタルコンテンツを開発した.開発したデジタルコンテンツは,児童の川の見方の調査実施場所で撮影された生物と環境の短編映像を素材とし,河川環境の縦横断面を表現したイラストや360度回転させながら風景全体を確認できるバーチャルリアリティ画像から,これらの素材を視聴できるようにした.また,開発したデジタルコンテンツが児童の川の見方を補完するものであるかを評価した.
  • 木幡 敬史, 図子 泰三, 森 薫, 玉村 雅敏, 金子 郁容
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 169-172
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究チームは,都道府県レベルで実施する学力テストを対象に,各校にて行ったテスト結果を効率的に集計・収集する手法と,各校や教育委員会(県・市町村)において,役割に応じた分析が可能となる手法について研究し,「学力テスト分析システム」の条件定義と実装をした.その上で,実際の教育現場における改善に活用できるよう,岩手県教育委員会と共同で運用をした.本論文では,システムの条件定義,実装概要,運用状況について述べる.
  • 宮田 仁
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 173-176
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    筆者は受講者が所持している携帯電話に対応したコメントカードシステムを開発し,2002年より4年間,大学での多人数講義で活用してきた.教員が発問をし,受講者が各自の携帯電話からコメントカードシステムの携帯サイトに接続し,課題に対する自分の意見や質問を送信する.受講者からの意見や質問はテーマごとに整理され,リアルタイムで大講義室の液晶大画面に映し出される.その意見や質問を教員が講義中に取り上げながら,講義を展開していくアプローチを行ってきた.今回,そのシステムを機能強化し,カメラ付き携帯電話で撮影した写真にタイトルやコメントをつけ送信すれば,SQLサーバ側で自動的に写真データベース化できるシステムを開発した.受講者はユビキタスな学習環境で自分や他者のコメント付き写真をキーワード検索・抽出・閲覧できるようになった.本システムを多人数講義で活用した結果,受講者間での意見交換や視点の交換が促進され,知識共有をめざした多人数講義を支援できる可能性が示唆された.
  • 柳沼 良知
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 177-180
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    講義資料のスライドをWebページ内に直接組み込んで表示する場合には,スライド形式を画像化する必要がある.このような画像化されたスライドを検索できるようにするためには,スライド画像からのキーワード抽出が必要になる.本論文では,検索キーワードの抽出手法として,スライド画像を平均化することで背景画像の推定を行い,文字部分が背景に比べて十分暗いことを仮定して背景除去を行い,文字部分の抽出と認識を行う手法の開発を行った.また,評価実験を行い,文字のみを含むスライドを90%の再現率で検出し,それらのスライドに対して文字認識を行い,91%の高い再現率で検索キーワードの抽出を行えることを明らかにした.
  • 森下 孟, 東原 義訓
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 181-184
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究では,CMSによって管理職が発信する学校Webサイトの特徴を明らかにするために,更新状況と発信された情報の種類を分析した.CMSにより,容易に発信を開始でき,日常的に発信されること,また,管理職が発信することで,児童・生徒の日々の様子,教員・保護者の活躍,管理職の考えが発信されるようになるという特徴が明らかになった.
  • 鈴木 賢男
    原稿種別: 本文
    2008 年 31 巻 Suppl. 号 p. 185-188
    発行日: 2008/02/10
    公開日: 2016/08/04
    ジャーナル フリー
    本研究では,高等学校における教科「情報」の必修を経てきた初めての大学生が,大学における情報基礎教育に対して何を期待しているのか,それ以前の学習体験としてどのような意識・気持ちを抱いているのかを調査し,それらがどのように関連しているのかを分析した.その結果,最も高い期待を示した実務能力の向上は,以前の学習体験意識との関連が認められず,次に期待の高い「不得手さの克服」や期待としては下位であった「高度技能知識獲得」「自律自主的学習機会」のような内発的動機に関係するものには関連性を認めることができた.
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