日本教育工学会論文誌
Online ISSN : 2189-6453
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37 巻 , 1 号
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2013 年 37 巻 1 号 p. Cover1-
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2013 年 37 巻 1 号 p. Cover2-
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 純, 向居 暁, 西井 宏美, 堀下 智子
    原稿種別: 本文
    2013 年 37 巻 1 号 p. 1-12
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
    本研究は,教育場面における重要性が高いにもかかわらず十分に検討されてこなかった教師からの叱りに対する中学生の認知,感情的反応および行動的反応について明らかにすることを目的とした.予備調査を実施し,中学生が経験しやすい教師からの4種類の叱り場面,4種類の叱りことばを抽出した.その結果を基に,中学生が教師から叱られる状況に関する4種類の仮想場面を作成し,質問紙による調査を実施した.その結果,中学生においても叱り方によって喚起される反応が異なることが確認され,説明による叱りは教師の叱りを肯定的に認知させるが,禁止による叱りは否定的な感情的反応および行動的反応を喚起すること,脅威度が高い叱り方は怒りを喚起することなどが示された.また,中学生においては教師が叱る意図をある程度肯定的に認知していることも明らかにされた.今後の課題として,叱られる場面の意味についても詳細に検討する必要があると考えられる.
  • 畑野 快, 溝上 慎一
    原稿種別: 本文
    2013 年 37 巻 1 号 p. 13-21
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,大学生の学習を態度と時間の2側面から捉えた上で主体的な授業態度に着目し,その測定尺度(Active Class Attitude scale;ACA尺度)の妥当性の検討を行い,主体的な授業態度と授業内,外学習時間に基づいて学生タイプを作成することで,大学生の学習を量・質の両方の側面からサポートする視点を検討することであった.そのために大学1年生204名を対象とした質問紙調査を行い,まず主体的な授業態度と学習に対する積極的関与との弁別性を因子分析によって検討したところ,主体的な授業態度と積極的関与の項目が異なった因子に負荷することが確認された.次に主体的な授業態度と授業内学習時間,授業外学習時間,自主学習時間との相関関係を検討したところ,主体的な授業態度は全ての学習時間と有意な正の関連を示すことが確認された.最後にクラスタ分析によって主体的な授業態度と授業内,外学習時間に基づく学生タイプを作成したところ,5つの学生タイプが得られた.以上の結果を踏まえ,ACA尺度の弁別的,収束的妥当性及び学生タイプに基づいたサポートの方策について議論を行った.
  • 大島 律子, 湯浅 且敏, 大島 純, 上田 芳伸
    原稿種別: 本文
    2013 年 37 巻 1 号 p. 23-34
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
    学習者が「グループ活動を形成的に分析・評価することを支援する」授業デザインの検討を行った.大学教養科目でプロジェクト型の協同問題解決学習を設定し,学習目標をふまえて作成した学習活動の評価指標を用いて,グループ活動を毎授業後に評価させた.評価の記述やプロジェクトの成果物,学習目標の理解度調査,授業への出欠状況,学習支援者による観察記録を主な分析対象とし,第1年度の問題点をふまえ,第2年度の授業デザイン変更を行った.その結果,1)評価指標の利用や学習目標理解の向上,2)主体性の向上が明らかになるとともに,3)プロジェクトの成果物の質は,必ずしも理解の程度を反映しないことがわかった.最後に,課題の難易度の再考や指標間での理解差の明確化,指標の再考と共に,理解と活動の軌跡や,理解と問題解決方略の関係を明らかにするプロセス分析,理解の評定方法の改善等が今後の課題として指摘された.
  • 岡本 雅子, 村上 正行, 吉川 直人, 喜多 一
    原稿種別: 本文
    2013 年 37 巻 1 号 p. 35-45
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
    プログラミングの学習では,サンプルプログラムを使って,プログラムの記述(命令)とその実行結果(動作)から各処理概念を学んでいく経験学習の方略が用いられる.しかしながら,各命令と動作の関係そのものを暗記するだけで,概念あるいは機能の理解といった段階にまで到達していない学習者が散見される.こうした事例に関し,本研究では,「現在使用されているカリキュラムや教材が,経験学習の構造的特性に合致していない」ことが,理解を妨げている要因の一つであるのではないかと考えた.そこで,経験学習を構成する「対象の認知と現象の把握」の過程に注目し,プログラムと動作の関係を視覚的に「顕在化」することに配慮したカリキュラムおよび教材を開発した.また,これらを評価するため,授業において運用を試みた結果,視覚的顕在化の側面において受講生への効果を確認するとともに開発した教材およびカリキュラムの有効性が示唆された.
  • 望月 紫帆, 西之園 晴夫, 坪井 良夫
    原稿種別: 本文
    2013 年 37 巻 1 号 p. 47-56
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
    京都市では中学校の若手教員の研修において,資質能力を主体的かつ継続的に向上させることを目的として,授業研究をチームで取り組む方法を採用している.1チームの事例をとりあげて,その変容過程を追跡した分析結果から,SENGEの「学習する組織」のモデルが適用可能であると判断した.チームで取り組む課題や個人が実現したいテーマを明確にし,自分たちのメンタルモデルの変化を意識し,共有可能なチームのビジョンを生成することで,メンバー同士が関わり合う意欲を高めることが確認された.このような手順で生成されたビジョンを引き継ぐメンバーを設定すれば,研修に継続性をもたせることが可能である.
  • 小林 寛子
    原稿種別: 本文
    2013 年 37 巻 1 号 p. 57-66
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
    本研究では,理科の観察・実験を通した問題解決活動に着目し,その指導に向けた基礎研究として3つの調査を行った.調査1では,問題解決活動は,「仮説の形成・評価」,「結果まとめ」,「結果の考察」,「観察・実験の計画と遂行」の4カテゴリーに分類できることを示した.調査2では,小中学生は,「観察・実験の計画と遂行」,「結果まとめ」,「仮説の形成・評価」,「結果の考察」の順によく行っていると考えていること,問題解決活動の遂行は,その活動に対する教師の指導の認知や有効性の認知と関連することを明らかにした.これを受けて,調査3では,小中学校教師を対象に自由記述調査を行った結果,「結果の考察」や「仮説の形成・評価」活動は「限られた時間の中での優先順位は低い」として,あまり指導されていないこと,一方で,時間内で工夫する必要性や工夫を学ぶ必要性が認識されていることが示唆された.
  • 犬塚 美輪, 大道 一弘, 川島 一通
    原稿種別: 本文
    2013 年 37 巻 1 号 p. 67-77
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
    本研究では,論理的コミュニケーションの指導において,評価の指導的機能を重視し,体系的評価枠組みを提案した.さらに,評価と明示的フィードバック作成の支援システムを開発した.5人の大学教員に対する聞き取り調査と文献をもとに,6要素(分かりやすい表現,論理的な主張,批判的な検討,協調的な議論,ツールの使用,基本姿勢)から構成される評価枠組みを構築した.この評価枠組みに沿った評価の入力をもとにフィードバックを出力するシステムを開発し,その信頼性と妥当性の検討を試みた.2名の大学教員に評価システムを用いて大学生の作文(8編)を評価した.評定者間の級内相関および相関係数を算出したところ,中程度以上の相関が得られ,級内相関も「論理的な主張」以外では中程度以上の値であった.また,印象評定と評価システムを用いた評価の相関も中程度以上の値が得られた.
  • 梅本 貴豊
    原稿種別: 本文
    2013 年 37 巻 1 号 p. 79-87
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
    本研究では,メタ認知的方略,動機づけ調整方略が認知的方略,学習の持続性に与える影響について検討を行った.197名の大学生に対して,質問紙調査が行われた.動機づけ調整方略には下位尺度として自律的調整方略,協同方略,成績重視方略が,認知的方略には下位尺度として反復作業方略,深い処理方略,まとめ作業方略が含まれた.そして,重回帰分析により,以下の結果が示された.(1)自律的調整方略は,全ての認知的方略に促進的な影響を与えていた.(2)メタ認知的方略は,深い処理方略と学習の持続性に促進的な影響を与えていた.(3)成績重視方略は,反復作業方略に促進的な影響を,学習の持続性に抑制的な影響を与えていた.以上の結果に基づき,メタ認知的方略と動機づけ調整方略が学習を調整するプロセスについて議論が行われた.
  • 桑原 恒夫, 田中 健史
    原稿種別: 本文
    2013 年 37 巻 1 号 p. 89-96
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
    空欄補充式の問題に誤答した学習者に対し教員がリアルタイムでアドバイスするeラーニングシステムにおいて,授業後に行うこのアドバイスの分類作業を支援する機能及びアドバイスの効果を評価する機能を開発した.そしてコンピュータ言語に関する教育をこのeラーニングシステムで実践し,開発した機能により授業中に教員が行ったアドバイスの分析を行った.その結果,実施した教育に関していくつかの有効な知見が得られ,これにより開発した機能の有用性が示された.
  • 原稿種別: 付録等
    2013 年 37 巻 1 号 p. App1-
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2013 年 37 巻 1 号 p. App2-
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2013 年 37 巻 1 号 p. App3-
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2013 年 37 巻 1 号 p. App4-
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2013 年 37 巻 1 号 p. Cover3-
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2013 年 37 巻 1 号 p. Cover4-
    発行日: 2013/05/20
    公開日: 2016/08/10
    ジャーナル フリー
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