森林利用学会誌
Online ISSN : 2189-6658
Print ISSN : 1342-3134
26 巻 , 2 号
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論文
  • 猪俣 雄太, 岩岡 正博, 峰松 浩彦, 鈴木 秀典, オンウォナ アジマン シァウ
    原稿種別: 本文
    2011 年 26 巻 2 号 p. 87-96
    発行日: 2011/04/30
    公開日: 2017/04/03
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は,既存の作業道の配置と地形との関係を明らかにすることを目的とし,路網密度70-250m/ha,傾斜14-32度の13地域を対象に地形解析を行った。等高線と作業道との交角と傾斜を用いて,縦断勾配を算出し,作業道を等高線に沿った集材・造材作業のための作業型と,斜面方向へ配置した走行のための到達型とに分類した結果,目視による分類とほぼ同様の結果が得られた。この2種類に分けて,傾斜と斜面形状について分析したところ,傾斜が20度以上の地域では,到達型と作業型との比率は路網密度が高くなるにつれて,一定に近づき,傾斜に関わらず5:5になることが分かった。作業型は,傾斜に関係なく,全体にまんべんなく配置されていた。到達型は,基本的に傾斜20度以下の地点に選択的に配置されていたが,平均傾斜が15度前後の緩傾斜地では,傾斜に関係なく配置されていた。一方,斜面の凹凸を示す斜面形状を,凸型,等斉型,凹型に分類したところ,作業型は特定の斜面形に偏っている傾向はみられなかったが,到達型は一部の地域で凸型を選択的に開設していることが分かった。
  • 澤口 勇雄, 高橋 佳史, 立川 史郎, 高橋 健保
    原稿種別: 本文
    2011 年 26 巻 2 号 p. 97-104
    発行日: 2011/04/30
    公開日: 2017/04/03
    ジャーナル オープンアクセス
    2中〜急傾斜の山岳林においても,200m/haを越える超高密度路網による,高能率で低コストな伐出作業システムへの取り組みが全国各地で見られるようになってきた。本研究は,急速な拡大が予測される作業路の作設工法を確立するための基礎的研究として,北東北における,新第三系の礫質土で作設された作業路の路面と路体の支持力の変化を27か月試験したものである。CBR値は路肩(1.4→4.0%)<中央(1.7→5.6%)<轍(2.7→7.8%)で何れの部位も直線的に当初の3倍程度に上昇した。路面支持力は作設後,急速に増大するが2年程度では安定せず,10年を越えてもまだ路面支持力が増大すると推測された。換算N値による路体支持力は多くの場合0〜5の範囲にあり,作設当初と27か月後は大きく違わなかった。作業路の支持力確保にとって施工時における締固めの重要性を再確認した。
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