森林利用学会誌
Online ISSN : 2189-6658
Print ISSN : 1342-3134
27 巻 , 1 号
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特集巻頭言
論文
  • 山田 容三
    原稿種別: 本文
    2012 年 27 巻 1 号 p. 7-16
    発行日: 2012/01/31
    公開日: 2017/04/03
    ジャーナル 認証あり
    近年は林業労働人口の減少が鈍り,高齢化指数の上昇も緩和されている一方,労働災害の発生件数は少し増加傾向にある。その原因として,林業への新規就業者の増加が懸念されている。本研究では,林業事業体における新規就業者の割合と労働災害ならびに安全衛生活動の実態を明らかにすることを目的として,全国の認定林業事業体を対象にアンケート調査を実施した。その結果,新規就業者受け入れ事業体は新規就業者のいない事業体よりも労働災害が多く,新規雇用割合が高くなるほど死傷年千人率1〜50人の割合が減少する傾向が明らかになった。一方,新規雇用割合が100%の事業体では,労働災害なしの割合は高いが,死傷年千人率51〜100人の割合が最も高くなった。新規雇用割合と安全衛生活動の関係を独立性の検定で検証した結果,肯定的回答と否定的回答の度数割合分布が6つのパターンに分けられた。それらを考察した結果,新規雇用割合1〜50%の大きな事業体では,安全意識と職場風土に問題があり,それらの改善が求められた。
  • 松本 武, 岩岡 正博
    原稿種別: 本文
    2012 年 27 巻 1 号 p. 17-23
    発行日: 2012/01/31
    公開日: 2017/04/03
    ジャーナル 認証あり
    傾斜地のヒノキ林内において残存2立木間に発生したかかり木の元口を移動させて処理する際の牽引力を測定し,上方伐倒・下方伐倒別の処理方法の特性について評価した。上方伐倒のかかり木処理に要する最大牽引力の平均値は2.29kN.下方伐倒では4.08kNと上方伐倒の方が有意に小さかった(p<0.05)下方伐倒についてはそのまま伐倒方向に引き倒す場合と処理に要する最大牽引力は小さかったが(p<0.05)下方伐倒についてはそのまま伐倒方向に引き倒す場合と処理に要する最大牽引力には有意な差が認められなかった。処理に要する仕事の平均値では上方伐倒では1.56(kJ)下方伐倒で6.70(kJ)と上方伐倒の方が小さかった(p<0.1)。伐倒方向へ引き倒す場合の仕事の推定値との比較では,元口移動による処理法の優位性は確認できなかった。
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