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横山 育三
1979 年 12 巻 7 号 p.
381-386
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
ジャーナル
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林 四郎, 苅部 徳郎, 小池 秀夫, 水野 正, 市川 英幸, 畑山 善行
1979 年 12 巻 7 号 p.
387-392
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
ジャーナル
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十二指腸潰瘍の成因として, 酸分泌亢進が第一にあげられるのに対して, 胃潰瘍の場合にはこの酸分泌の亢進が顕著でなく, 低酸, 無酸状態下でも発生しているために, いろいろな発生要因があげられてきた.ことにF, Hollanderが強調した2層からなる粘液による粘膜関門の障害と潰瘍発生との関係は胃潰瘍の発生をかなり解明させる, 興味深い見解であり, この考えに立ち, 胃粘液分泌に焦点を向けた研究成果も少なからず発表されてきたが, なお解明を要する点が数多く残されている.筆者らは胃潰瘍病巣組織内のムコ物質の消長, 胃液検査上, 酸量と粘液成分量との相関, 各種病態下におけるこの相関の変化, 手例前後における胃液中の粘液成分の消長, 実験的胃粘膜創部, および急性潰瘍病巣における胃壁組織内および胃液内のムコ物質の態度などを検討し, 十二指腸潰瘍例におけるような顕者な機能異常ではないが, 胃潰瘍の成因あるいは慢性化の要因として, 他の局所性因子とともに粘液による粘膜防禦機構の弱体化をも考慮すべきことを述べた.
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中村 紀夫, 桜井 健彦, 長州 堯雄, 坂口 友次朗, 田村 茂樹, 小山 厚, 原 伸一, 小野 良実, 向島 祐, 池内 準次, 長尾 ...
1979 年 12 巻 7 号 p.
393-397
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
ジャーナル
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奈良井 省吾, 武藤 輝一, 松木 久, 田近 貞克, 松原 要一, 高桑 一喜, 磯部 茂, 佐々木 広憲, 鰐渕 勉, 田宮 洋一, 大 ...
1979 年 12 巻 7 号 p.
398-402
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
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胃液分泌と手術々式の検討を中心に
関根 毅, 亀山 仁一, 桃野 哲, 佐々木 巖, 今村 幹雄, 佐藤 寿雄
1979 年 12 巻 7 号 p.
403-408
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
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とくに副腎皮質の機能, 形態からみた発生原因と潰瘍発生の予防対策について
深井 泰俊, 豊田 哲郎, 内本 泉, 堀田 敦夫, 菊川 政男, 仲川 恵三, 中野 博重, 白鳥 常男, 日浅 義雄, 大嶋 正人
1979 年 12 巻 7 号 p.
409-416
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
ジャーナル
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杉山 貢, 山中 研, 渡辺 桂一, 土屋 周二
1979 年 12 巻 7 号 p.
417-424
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
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西村 和夫, 堀 公行, 裹川 公章, 飯村 正彦, 植田 洋二, 田中 親彦, 大坪 泰彦, 長瀬 眞一, 松永 雄一, 八田 敏, 光野 ...
1979 年 12 巻 7 号 p.
425-431
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
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H+イオンBack Diffusionと胃粘膜血流量を中心に
北島 政樹, 相馬 智
1979 年 12 巻 7 号 p.
432-436
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
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胃液分泌, 血清ガストリン値および背景胃粘膜の面からの検討
三隅 厚信, 藤島 捷年, 八木 泰志, 原田 和則, 谷村 正憲, 赤木 正信
1979 年 12 巻 7 号 p.
437-442
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
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柏井 昭良, 笠原 小五郎, 原 啓一, 森岡 恭彦, 菅原 克彦
1979 年 12 巻 7 号 p.
443-450
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
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20例の胆嚢癌症例の血管造影所見について検討し, その診断における価値・限界について考察を加えた.胆嚢動脈にみられる変化, 周囲血管の圧排・encasementなどから全例術前診断が可能であった.このうち4例は切除可能で, その3例は治癒切除を行い得た.胆嚢癌の早期診断における血管造影法の価値は現在のところ満足すべきものではないが, 胆嚢癌の疑いのある患者に積極的に血管造影を行なうことと, 撮影法, 読影技術の進歩により, 胆嚢癌治療成績の改善が期待される.
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小西 孝司, 上野 桂一, 加藤 修, 泉 良平, 小山 文誉, 船木 宏美, 永川 宅和, 木南 義男, 宮崎 逸夫
1979 年 12 巻 7 号 p.
451-456
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
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急性膵炎69例 (男44例, 女25例) の臨床検査成績および治療成績から, 重症度判定, 治療方針, 手術適応について検討を加えた.
臨床症状からはshockの有無が予後を左右する重要な因子である.臨床検査成績からは, 血清Ca値の3.8mEq/L以下, 白血球数10,000以上の増加が重症度判定の指標となるが, アミラーゼ値や黄疸指数は重症度と平行しなかった.
教室では急性膵炎の治療方針は原則として保存的治療においているが,(1) 穿孔性腹膜炎, 急性胆嚢炎, イレウスなどの外科的急性腹症との鑑別が困難で, 急性膵炎の診断が不確実な場合,(2) 保存的治療を行っても症状が増悪する場合,(3) 胆道疾患の合併がある場合,(4) 膵仮性嚢胞, 膵膿瘍などの2次的合併症がある場合は外科的治療の適応としている.
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金親 正敏, 鈴木 茂, 上野 昌一, 鶴見 清彦
1979 年 12 巻 7 号 p.
457-461
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
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廣田 耕二, 勝見 正治, 尾野 光市, 和田 雅杳, 殿田 重彦, 青木 洋三, 浦 伸三, 宇都宮 晴久
1979 年 12 巻 7 号 p.
462-465
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
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肝癌の壊死組織塊による総胆管閉塞の2症例を経験し, 1975年にLinが発表したicteric type hepato maと判明したので, 本邦で発表されている8症例を中心に文献的考察を加えた.逆行性膵胆管造影の所見の特徴は (1) 非常に大きく柔らかい陰影欠損.(2) 体位により形が変形する陰影欠損.(3) 胆石ほどの硬さが認められない陰影欠損.の3点があげられる.本症はそのほとんどが臨床的に胆石症の発作と類似するため, その診断は困難をきわめる.今後適確なる診断をする上に注目すべき疾患と思われる.
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及川 司, 籏福 哲彦, 斉藤 和好, 野田 芳信, 飯島 仁, 柿坂 光彦, 菅野 千治, 遠藤 憲幸, 江村 耀章, 城戸 泰洋, 三浦 ...
1979 年 12 巻 7 号 p.
466-470
発行日: 1979年
公開日: 2011/03/02
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