魚類学雑誌
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2 巻 , 2 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • 前田 弘
    2 巻 (1952 - 1953) 2 号 p. 51-59
    公開日: 2010/06/28
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    1.群の構造は食性段階の低いものを燈に近く内側にしているのが基本型であるが、これは捕食作用及び潮流によつて變型する。
    2.燈に集まる順序は大体食性段階の低いものからはじまり、燈下に形成された群は第4次捕食魚または最終捕食魚の出現によつて解体する。
    3.食性段階の低いものの集燈に封しては光が支配的であるが、高位のものになるに從つて餌料の作用が大きくなり、第4次捕食魚・最終捕食魚は餌料に支配されているのみと考えられる。
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  • 堀井 正雄
    2 巻 (1952 - 1953) 2 号 p. 60-68
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    Morphological studies were made on the scales at latero-central and latero-caudal part of Ayu grown in various environments. These Ayu have spent their larval stage in Lake Biwa, but afterwards it shows different degrees of growth because of difference in environments. The material used in this investigation are all at the same matured age and are consisted of the following three groups; namely, (A) small Ayu living in Lake Biwa only (weighed about 3 gr.) (B) going-up-the- stream in River Ado (weighed about 40 gr.) and (C) transplanted, large Ayu in River Masuda in Gifu Prefecture (weighed about 100 gr.). The results are summarized as follows:
    (1) The ratio of the length of scale as well as width among A, B, and C groups was about 1: 3: 4. Almost in all groups, the length of scale measures more than the width in a small extent at latero-central parts, while the width is a little larger than the legth in the measure at the latero-caudal parts. The length-width ratio did not indicate any notable difference among the groups.
    (2) In the most cases of B, and C group, the scales at the latero-central parts cover broader than the scales at the latero-caudal parts, while in case of A group, the former was approximately equal to or rather less than the latter, therefore it is apparent that the effect which is severely influenced by the external inhibiting factors for the growth, was not equivalent upon the both scales of A group.
    (3) No obv, ous difference is found among these groups of numbers of scales at lateral line and transverse series.
    (4) The scales of A group show smooth margin, with few eminent ridges arranged in equivalent intervals and few pseudo-annual rings on the surface. The scales, on the other hand, of B and C group were rather angular in shape with many eminent ridges and often plenty of pseudo-annual rings. The intervals between these eminent ridges are markedly narrow near the focal areaof scale, wider in the neighbouring outer part and somewhat narrow on the peripheral part. These findings are most notable in C group.
    It seems that these morphological differences in the scales among these groups are due to the differences in the rate of growth, and in environmental factors.kn-abstract=
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  • 高橋 仁助
    2 巻 (1952 - 1953) 2 号 p. 69-75
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    1.コイ、オィカワ、ウナギ及カムルチーをC氏液中及上水中で夫々絶食飼育すれば、ドジヨウリの場合と同様に、C氏液匠魚は上水區魚に比し長命である、之は魚が溶質を其生活に利用することに蹄因するものと思われる。
    2.絶食飼育せられたドジョウはC氏液中においても上水中にあつても、雌は雄より長命であるこれは主として雌雄の体質的差匹因るが、一部は雌が雄に比し其体重が著しぐ優つていると言う形態的事實にもよるものであらう。
    3.ドジョウの雌を上水、蔗水及葡水中に夫々絶食飼育すると、其生息日数は上水中のもの最小に、葡水中のもの最大に、蔗水中のものが前二者の中間に位する。而して此飼育水の水質的差異による生重日數差は、水中溶質即ち糖質の存否と其等兩糖の化學的特質に基く吸牧作用差に因るものらしい。葡水區匠魚が蔗水區魚に比し長命なりとの上述の事實が、唯單に兩糖の経口的吸牧作用の難易に蹄せらるべきものか、それとも経膚的吸牧作用 (若し可能ならば) の難易にか、果亦、其等兩者に蹄すべきものかは確實に證明し得ないが、若しそれが経口的吸牧作用にのみ露し得ないものとすれば、上記の兩糖水區魚の示す事實は魚類の経膚的榮養に關するPuTTER氏論に好都合な一資料を提供するものではないかと思われる。
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  • 保科 利一, 早栗 操
    2 巻 (1952 - 1953) 2 号 p. 76-80
    公開日: 2011/07/04
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    鳥取縣、多稔池に産するワカサギの体腔に寄生する線虫類の一種に就て調査し、次の結果を得た。
    1. 本虫はFlhilometra opsaliohthydis YAMAGUTI, 1935に同定される。
    2. 本虫は肝臓、腸間膜、生殖腺等の表面に寄生し、多数寄生せる場合は集團をなして居り、從って腹部に多少異常な膨出があり、外部から寄生を察知される。
    3. 寄生率は1才魚より2~3才魚に於て著しく大である。又1尾當りに寄生せる虫体數に於ても同様である。然し性別による寄生率及び1尾當りに寄生せる虫体數に有意義な差異はない。
    4 調査時期 (1951年2月及び3月) に於ては感染魚と非感染魚とで肥満度に有意義な差異を認めなかつた。
    5.調査時期 (1951年3月5日) に於ては寄生虫の大多数は未熟虫であつて、子宮丙に幼虫を形成せるものは174個体中3個体槻察されたに過ぎなかつた。又魚体腔中に發見された極く幼少な虫体は体長7~10mm程度のものであつて、この大きさのものでは♀虫に陰門の開在が認められ、其の位置は尾端より体長の大約I/3附近である。
    6.上記の材料中に♂虫は發見されなかつた。
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  • 保科 利一
    2 巻 (1952 - 1953) 2 号 p. 81-88
    公開日: 2010/06/28
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    日本産魚類の腫瘍に就ては高橋敬三博pLによつて、多数の種類に渉る、優れた研究を報告されて居るが、淡水産魚類に發生した、腫瘍に就ては、僅かの研究報告があるに過ぎない。著者は河鱒と鯉に發生した肉腫と認められる腫瘍3例及び金魚に發生した横紋筋腫と認められる腫瘍1例を實驗せるを以て、簡軍な解剖學的事實に過ぎないが茲に報告する。
    本研究は當り、供試材料を提供下さり且つ御懇篤な御指導を賜つた、恩師故中井信隆先生、並に金魚の腫瘍紐織標本を精査下さつた上、有釜な御助言を賜つた、高橋敬三博士に深甚な謝意を表す。
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  • 松原 喜代松
    2 巻 (1952 - 1953) 2 号 p. 89-92
    公開日: 2010/06/28
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    筆者は1936年4月6日、當時の水産講習所小湊實験場附近の砂底質の潮溜りで魚類探集中、たまたま日本からは未記録で、Limniohthys fasciatus WAITEに同定すべきと思われる標本を凡そ20尾位探集する機會を得た。不幸、職時中の混乱の爲にただ1尾を残して、他は全部紛失してしまうたが、その1尾が非常に完全に保持されている。
    本種は最初Lord Howe Islandで發見されたが (WAITE, 1904: 178, Pl, 23, fig, 4) 、其の後New South Walesからも探集されている (MCCULLOCH, 1922: 102;McCULLOCH, 1929: L334) 。濠洲ではTommyfishと稱され (WHITLEY, 1935: 292) 、沿岸の砂質の潮溜りには珍しくない (McCULLOCH, 1934: 76, pl, 36, fig.276a) 。
    Limnichthys屬はWAITE (1904: 178) に依つて創設され、ベラギンポ科 (Trichonotldae) の下に置かれていたが、其の後本屬に樹してLimnichthyidaeが創設され、以後これに包含されていた (JORDAN, 1923: 229;McCULLOCH, 1929: 334;McCULLOCH, 1934: 76;BERG, 1940: 314・478) 。然し、最近に至つて再びベラギンポ科の下に統合している學者もある (SCHULTZ, 1941: 270;SCHULTZ, 1943: 261) 。これは、これ等兩科の中間性を示す種類が發見された爲であろう。
    本種は現在までのところ、濠洲と日本に見られるだけで、潮溜り魚に斯様な遠距離に亘る不連績分布を示す例は若しあつても極めて稀であろう。それ故に、筆者の同定に封し、將來或は疑義を生じないとも限らない。斯様な意味と原記載の不備な点を補う爲に、ただ1尾 (MATSUBARA'S Fish Coll, No, 16755) であるが、これについて詳しく記載し、併せて疑義ある点を指摘しておきたい。尚、本種に樹し、トビギンポなる新和名を提稱する。
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  • Tokiharu ABE
    2 巻 (1952 - 1953) 2 号 p. 93-97
    公開日: 2010/06/28
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