魚類学雑誌
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28 巻 , 3 号
選択された号の論文の18件中1~18を表示しています
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  • John E. Randall, 井田 斉, Jack T. Moyer
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 203-242_1
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    日本およびその周辺海域から得られたスズメダイ属魚類の形態, 分布, 生態などについて検討した.
    スズメダイ属は1) 鼻孔は各側に2個, 2) 円錐歯をもつ, 3) 尾鰭上下の棘状軟条は2又は3本, 4) 不完全間神経棘は3本で第1~第3椎体の神経棘の前方にそれぞれ1本ずつ位置するものと定義される.
    該当する魚として日本およびその周辺海域からは20種が認められる.その内フカミスズメダイ (新称) Chromis leucura, タイワンスズメダイ (新称) C.elerae, アオバスズメダイ (新称) C.atripectomlisの3種は日本周辺域からの初記録であり, 1未記載種をオナガスズメダイC.alleniとして記載した.なおマツバスズメダィC.fumeaは従来ソラスズメダイ属に位置づけられていたが, 上記の形質を具えることよりスズメダイ属へ含めた.更にアマミスズメダイC.chrysura, シコクスズメダイC.moraaritiferなどに用いられている学名についても検討した.
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  • Arturo Acero P.
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 243-246
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    コロンビアの太平洋沿岸域からハゼ科の2新種, Bollmannia gomeziLythrypnus solanensisが採集された.
    前者は5尾の標本にもとついて創設されたもので, 東太平洋産Bollmannia属では9番目の種にあたる.後者は1尾の標本によるもので, 東太平洋産Lythrypnus属では6番目の種となる.
    両新種と近縁種との相異点を形態と分布から論議した.
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  • 沖山 宗雄
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 247-253
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    西部熱帯太平洋の表層から採集された特異な形態をした後期仔魚 (体長13.9mm) について, 特に標徴的な頭部と胸鰭の性状に注目して形態の観察を行った.地理的分布および体節的特徴などから, この個体はアオメエソ科の深海底生性分類群チョウチンハダカ属に属すことが判明した.種名を暫定的にIpnops agassizi Garmanと同定した.この真表属性の仔魚と底生移行した個体との比較を通じて, 著しい生息域の変化に対応した変態の過程について検討を加えた.本属に特有の頭部背面に発達した平板状構造は, 仔魚期には正常に側面に位置する眼球に由来することが明らかとなった.
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  • 豊島 貢
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 254-258
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    オホーツク海の底魚資源調査によりオホーツクゲンゲDerjuginia ochotensisおよびニラミゲンゲGebge japonicaの2種が得られた.これら2種は非常によく似ているにもかかわらず, 別属として記載され, その分類学上の関係についても論じられることがなかった.
    本研究の結果, これら2種は背鰭前長および背鰭条数により区別できることが判明した.ところが, これらの形質は2種を分けるのには有効であるが, 別属とする根拠とはならない.したがってニラミゲンゲ属はオホーツクゲンゲ属のシノニムであり, ニラミゲンゲはDerjuginia japonica (Katayama) となる.その結果, オホーツクゲンゲ属には, オホーツクゲンゲとニラミゲンゲの2種が含まれることになる.
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  • Carl E. Bond, 上野 輝弥
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 259-262
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    深海性スズキ目魚類ムカシクロタチScombrolabrax heterolepisの腹椎骨が特異な形に成長をとげることが判明した.この変化はすでに標準体長135mmの個体においてみられ, 249mmの個体では完成していると思われる.第1~12脊椎骨の椎体が左右に大きく膨脹し中空の構造となる.この一つ一つの脊椎骨の膨らみの中に標の背面がくびれて入りこんでいる.この部分において腎臓は標の両側に分かれて存在する.
    ムカシクロタチの系統上の位置について考察を行った結果サバ亜目とスズキ亜目の形質を種々保持している上, 独特な形質も顕著なので, Roule (1922) によって創設されたムカシクロタチ亜目を認めることとした.本亜目は現在のところ一科一属一種を含む.
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  • 矢頭 卓児
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 263-266
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    本種は, Matsubara and Hiyama (1932) により, 駿河湾から, Kamohara (1936) により土佐湾から, さらにKuronuma (1939) により長崎および土佐湾からツラナガソコカナガシラLipidotrigla spiloptera Güntherとして報告された.しかし, 吻突起の外縁が丸いこと, および胸鰭内面に白色点のないことから, 明らかにL.spilopteraと別種であることが判明したので, 土佐湾・駿河湾および東シナ海より採集した27個体にもとづき, Lepidotrigla longifaciata, sp.nov.として記載した.
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  • 松浦 康修, Mario Katsuragawa
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 267-275
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    大西洋産モンガラカワハギの一種Balistes capriscusの仔稚魚を記載した.南ブラジル海域において仔稚魚は夏期, 特に一月の調査航海においてのみ得られた.仔稚魚は沿岸地帯から大陸棚縁辺に及ぶ広い海域で採集された.
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  • 石松 惇, 板沢 靖男
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 276-282
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    カムルチーの空気呼吸行動は鰓蓋の外転により始まる.吻端が水面に到達する以前にこの外転は開始され, この時魚体は水面に対して30~40度の角度に保たれている.吻端が水面に到達した後にもこの外転運動は持続し, 続いて口腔が拡張する.次いで口が開いて呼息運動が始まり, 口腔が収縮し, 鰓蓋が急速に内転する.次に再び口腔が拡張し, 吸息運動が開始される.やや遅れて鰓蓋が外転するが, この時外鰓孔は鰓膜により閉じられている.口が閉じ, 吻端が水面を離れた後鰓蓋が内転し呼吸運動が完了する.呼息および吸息運動共に約0.2秒を要した.空気呼吸器官内のガスを分析した結果, 呼息に際して空気呼吸器官内のガスはほぼ完全に呼出される事が判明した.魚を空気中に置いた場合, 空気呼吸頻度は顕著に上昇し, 換気効率が低下した.これらの事実から, カムルチーが空気呼吸をする際には, 呼息時に空気呼吸器官内のガスが外鰓孔より浸入した水によってほぼ完全に置換され, 続く吸息時にこの水が吸気によって置換されているものと推測した.
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  • B.D. Joshi, T. Sharma
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 283-286
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    ヒレナマズClarias batmchusの♂で脳下垂体を除去すると2日後に急速に血糖上昇を来した.これと平行して, 全血と肝臓のアルカリフォスファターゼ活性が上昇し, 血液カルシウム, 血清蛋白, 肝臓グリコーゲンとコレステロール量は低下した.擬手術魚ではこれらの成分には有意な変化はみられなかった.本魚種♂から得た脳下垂体エキスを脳下垂体除去魚に注射すると, すべての成分は急速に増加した.
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  • 千葉 晃, 本間 義治
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 287-294
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    日本海側の新潟海岸へ多数漂着するハリセンボンの新鮮標本8尾を用い, 各種器官を組織学的に観察した.いずれも軽い飢餓状態にあったが, 消化器官, 膵外分泌組織, 腎臓, 脾臓には異常は認められなかった.しかし, 肝臓への脂肪蓄積が著しく, 胸腺は退行状態にあり, ブロックマン小体にはグルカゴン産生細胞が優勢で, 甲状腺は機能低下状態を示した.一方, 間腎腺とスタニゥス小体は正常と目された.卵巣は卵黄形成前の若い卵母細胞によって占められていたが, 精巣の大部分は精原細胞よりなるものの, ごく少数の精子もみられた.視床下部神経葉には相当量の神経分泌物が検出されたが, 腺性下垂体の生殖腺刺激細胞はまだ小さく, 染色性に乏しかった.冬季に対馬暖流によって日本海の高緯度地域まで運ばれるハリセンボンは, 前報 (Chibaetal., 1976) したアミモンガラ同様に未熟の若魚で, 死滅回遊の過程にあると思われるもので, ほぼ同様の組織像を示していた.
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  • 田村 栄光, 本間 義治, 北村 裕
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 295-303
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    佐渡産ウミタナゴの胎仔, 幼魚, 成魚多数を材料として, 胸腺活動を成熟ならびに妊娠期間との関係を考慮しながら組織学的に観察した.雄は8月に成熟し, 交尾を始めるが, 雌では成熟卵が11月に出現し, 翌年1月に1.5mmの胚が発育し, 6月に産出する.雌雄とも親魚の胸腺は6月に最も肥厚し, その後回復するが, 10.月には再び少し肥厚する.妊娠初期の1~2月には, 雌親魚の胸腺が一時著しく肥厚し, 明瞭な性差を示すが, 胎仔のそれは未分化状態にある.胎仔胸腺は3月頃 (体長10mm) から分化し始め, 4月に完成する.一方, この頃の雌親魚の胸腺は再び萎縮していたが, 出産期には親魚・胎仔共に急速に肥厚する.しかし, 産出後の仔魚胸腺は退縮を始める.このような母体と胎仔の胸腺肥厚の関係からみると, 妊娠期間の胸腺活動は3期に区分され, その理由は今後の解析をまたねばならない.
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  • 須賀 昭一, 和田 浩爾, 小川 正明
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 304-312
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    フグ目の魚の歯質, ならびに骨質中に含まれるフツ素 (F) の定量分析をエレクトロンマイクロプルーブによって行った.フグ目は比較的原始的なモンガラカワハギ亜目とより進化したフグ亜目とからなる.前者に属する魚 (6科13種) のエナメロイド中のフツ素含量は2.31%以上であるのに対して, 後者に属する魚 (4科13種) のそれは0.22%以下であった.又・フグ目の祖先型と考えられているスズキ目のニザダイ科の魚 (2種) のエナメロイドも3.85%以上のフッ素を含んでいた.
    検索したすべての魚の象牙質と骨中のフッ素含量はそれぞれ0, 82%, 0.57%以下であった.
    以上の所見からエナメロイド中のフッ素含量は環境水中のフッ素含量よりも, 魚の系統発生と密接に関係していると考えられる.又, モンガラカワハギ亜目の魚ではそのエナメロイド形成細胞にフッ素濃縮能が存在することが想像されるが, フグ亜目の魚ではその能力が進化の過程で失われたのではないかと考えられる.
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  • 針生 勤, 西山 恒夫
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 313-318
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    Development and distribution of larval zaprorid fish, Zaprora silenus Jordan, from the Bering Sea and around the Aleutian Islands are described.A total of 31 specimens of larvae, ranging in body length from 12.0 to 36.2mm, were collected with a 1.3-m ring net at 12 stations from June to August, 1971-1979.
    Zaprora silenus is characterized by the dense pigmentation of black and brown stellate melano-phores which are found on the sides of the body through the larval period.The anus is located a little behind the middle of the body.Larvae were classified in three developmental stages: larval, prejuvenile, and juvenile stages.These included nine specimens excluding the minimum larva which was immeasurable, ranging in body length from 12.0 to 17.3mm, 10 specimens from 17.5 to 24.0mm, and 11 specimens from 26.9 to 36.2mm, respectively.In the larval stage of 17.3mm in length the body is surrounded by the fin fold, and the notochord is slightly flexed and 16 rays appear in the caudal area.Melanophores are present in the fin fold of the anal fin area.In the early prejuvenile stage the caudal elements are well developed.In the late stage the notochord is fully flexed and the caudal fin is formed.Although the full number of rays for each fin is present, the dorsal and anal fins still connect with the caudal fin.Several pigment bands appear on the dorsal and anal fins.In the juvenile stage each fin is completed and body proportions become constant.Seven to eight bands of pigment appear on the dorsal and three bands on the anal fin.
    Two larvae were taken in the Pacific side of the Aleutian Islands, south of the Amchitka and Atka Islands.In the Bering Sea two specimens were collected north of the Tanaga and Adak Islands, and 25 specimens were captured above the 30m layer in the slope region at depths of 150 to 3000m from Unalaska Island to the Pribilof Islands.Two larvae were also collected in the basin area (latitude 58°N).The distributional pattern suggests that Zaprora silenus is planktonic during the larval and juvenile stages in the upper layer within the Alaskan Stream and the Bering Slope Current.
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  • 塩垣 優
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 319-328
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    Opisthocentrus tenuis Bean and Bean, 1897, is known from Hokkaido, Mutsu Bay, Aomori Pref., Iwate Pref.and Sado Island in Niigata Pref.This species dwells in small schools among Zostera in Mutsu Bay.It feeds mainly on benthic gammarids and caprellids, and usually swims slowly above the bottom in an L-shaped posture by fanning its large pectoral fins.
    In Mutsu Bay, the spawning period seems to extend from early December to late January.The water temperature during this period falls to 5-10°C. From experiences with spawning experiments in the aquarium and observations on natural egg masses, the egg mass is always guarded by the spawned female.For studies in a small aquarium, a vinyl pipe was used as the spawning nest.In the natural site at Moura, Mutsu Bay, 5 to 6 m deep, each egg mass was found with the female parent coiled about it in a nest on the stony bottom.A female spawns only one time in one spawning season.
    Eggs are attached to each other by their adhesive points, though they have no adhesive processes, and form a single spherical egg mass about 3 cm in diameter.The egg is translucent.The yolk is colorless, containing a large light yellow oil globule and many small ones with white cloudy materials surrounding the large oil globule.The egg membrane is about 2_3 mm in diameter.
    Eggs spawned in the aquarium developed in water temperature varing from 4.6 to 8.0°C and larvae hatched about 58 to 64 days after the spawning.Newly hatched prolarvae, provided with large remnants of yolk, are slender and 11.0 to 11.8 mm in total length.The newly hatched prolarvae reach the postlarval stage about 20 days after hatching.Hatched larvae were reared in a small vessel for about two months.They were fed nauplii of brine shrimp Artemia sp., but the largest one reached only 19.0mm.
    In May, 1979, at Moura, young fish, some more than 3 cm TL., were observed swimming close to the bottom in schools.From examinations of over four hundred specimens collected from Mutsu Bay, one year old fish seemed to grow to 6 to 10 cm TL., two year olds to 11 to 15 cm and three year olds to 16 to 19cm.Most fish attain sexual maturity in two years.The life span is two years in most fish.
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  • 明仁親王 , 目黒 勝介
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 329-339
    公開日: 2011/07/04
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    The examination of a species of Japanese gobiid fishes with five branchiostegals and completely separated pelvic fins revealed that it agrees well with the holotype of Riukiuia poecila Fowler, 1946, known only from the holotype.The fact that no specimen has been identified as R.poecila since 1946 is considered to be due to the original description, where R.poecila is described as having five dorsal spines, whereas the holotype actually has six.
    Smith (1958) synonymized the genera Leioeleotris Fowler, 1934 (type species: L. zonatus) and Riukiuia Fowler, 1946 (type species: R.poecila) with Hetereleotris Bleeker, 1874 (type species: Gobius diadematus).As a result of our examination of the type species of the genera Hetereleotris, Leioeleotris, Lioteres Smith, 1958 (type species: L.caminatus), Chriolepidops Smith, 1958 (type species: C.nebulopunctatus), Satulinus Smith, 1958 (type species: S.zanzibarensis), and Dactyleleotris Smith, 1958 (type species: D.tentaculatus), and the subgenus Pseudolioteres (type species: Lioteres (P.) simulans which is synonymous with H.diadematus), we conclude that all of these should be included in the genus Hetereleotris, because they all share such common characteristics as protruding anterior and posterior nostrils, the first gill arch with most of the lower limb covered by membrane, broad isthmus and gill membrane attached to the base of pectoral fin, six dorsal spines, segmented caudal fin rays 9+8=17, completely separated pelvic fins without a frenum or a uniting membrane between them, five branchiostegals, vertebrae 10+17=27, first and second pterygiophores of first dorsal fin inserted between neural spines of third and fourth vertebrae and the last between those of sixth and seventh vertebrae, first and second pterygiophores of second dorsal fin spanning neural spine of ninth vertebra, an epural, and four transverse pit organ lines below eye and a longitudinal pit organ line touching the lower tips of the first three transverse pit organ lines and running to the fourth transverse pit organ line.
    The relationship between the genus Hetereleotris and the genera Chriolepis, Eleotrica, and Gymneleotris of the seven-spined gobies of the Americas, which are said to be related to the genus Hetereleotris by Smith (1958), is not considered to be close, because, in addition to other differences, the genus Hetereleotris has a membrane covering the first gill slit, which is not found in these genera of the seven-spined gobies.The osteological comparison of H.poecila and H.zonatus with the genera Aruma, Pycnomma, and Gymneleotris of the sevenspined gobies revealed that, although the pelvic girdle of the genus Gymneleotris resembles the genus Hetereleotris, this, characteristic is not consistent in the other closely related genera Aruma and Pycnomma.This characteristic, therefore, does not seem to have any value in considering their relationship.
    Pelvic fins without a frenum and with a vestigial condition of the uniting membrane are found in the various phylogenetic groups of gobiid fishes with five branchiostegals, but in these groups pelvic fins without a uniting membrane have been found only in the genus Hetereleotris.
    The genus Hetereleotris is thus considered to be unique among the gobiid fishes with five branchiostegals, in having no closely related genera.
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  • 本間 義治, 千葉 晃, 吉江 純夫
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 340-342
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    信濃川の一大支川である魚野川中流域から, 1979年6月13日に釣獲された珍稀なウグイ奇形 (雌, 体長230mm) を記載した.この個体は, 順から峡部にわたる喉部が広く欠失して穴あき状態となっている.したがって, 口腔が露出し口蓋が露見でき, 舌があたかも下唇のように下方へ垂れ下っていた.卵巣卵は周辺仁初期のものが大半を占めていたが, 閉鎖卵胞や黄体様構造もみられ, 経産魚と目された.このように変った奇形症状は, いままで脊椎動物では知られていないようである.
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  • 桑村 哲生
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 343-348
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    和歌山県白浜および八重山諸島黒島において観察した計7種のベラ類と2種のブダイ類の産卵時刻を報告し, 従来の知見と合わせて浮遊卵を産むベラ類の産卵時刻をきめる要因について考察した.
    沖へ向かう強い潮流が定期的にある地方ではその時刻に合わせて産卵するのに対し, そのような潮流が明瞭でない地方では, 種ごとに異なった一定時刻に産卵する傾向がみられた.前者の産卵時刻の意味は卵の分散および捕食回避の面から説明しうるが, 後者については不明な点が多く, ここでは卵および親魚に対する捕食圧との関係から, 体の大きさや産卵時の上昇行動の速度と距離が影響していることを示唆した.種内における産卵時刻の地理的変異や季節変化についても若干の考察を行った.
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  • 加畑 雅章
    28 巻 (1981 - 1982) 3 号 p. 349-352
    公開日: 2011/07/04
    ジャーナル フリー
    Shapes of the swim bladders were studied for clarifying differences in three species of the genus Tribolodon, T.hakonensis (Günther), T.taczanowskii (Steindachner) and T.ezoe Okada et Ikeda, taken from several localities in Hokkaido. The feature of the tip of the posterior chamber of the swim bladder, with two types, is useful to distinguish between T.ezoe (round or grainy tip) on the one hand and T. hakonensis and T.taczanowskii (tapering or sharp tip) on the other hand. The length of the posterior chamber of the swim bladder was also different among the three species, i.e., it is longest in T.hakonensis, shortest in T.ezoe, and intermediate in T.taczanowskii.
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