魚類学雑誌
Online ISSN : 1884-7374
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36 巻 , 1 号
選択された号の論文の18件中1~18を表示しています
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  • Xin-Luo Chu, Maurice Kottelat
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 1-5
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    ソンコイ川流域産のコイ科魚類Spinibarbus macra-canthus Pellegrin et Chevey, 1936のための新属Para-spinibarbusを創設した.本属は前背鰭棘を持つこと, 下唇は非常に厚く後唇溝は連続することが特徴である.Balantiocheilus hekouensis Wu, 1977はParaspini-barbus macracanthusの主観ジュニアシノニムである.S. macracanthusの後模式標本を指定した.
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  • Ramón Muñoz-Chápuli, Fernando Ramos
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 6-21
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    アブラツノザメSqualus acanthias Linnaeus, 1758, S. blainvillei (Risso, 1826) (模式産地: 地中海), S. megalops MacLeay, 1881およびS. acutirostris Zhu, Meng et Li, 1984を形態学的に比較した.その結果, S. acutipinnis Regan, 1908はS. megalopsと同一種であることが示唆され, 大西洋東部海域ではS. blain-villeiS. megalopsの間に差異が認められた.インド・大平洋海域においてChen et al.(1979) がS. blainvilleiとし, ヒレタカツノザメという和名で呼ばれているものは未記載種と思われる.
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  • 藤田 清
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 22-29
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    真骨魚類510種 (31目, 198科) の魚類について, 軟骨, 硬骨二重染色法によって透明標本を作成し, 尾部を構成する硬骨要素と軟骨の有無を調べた.その結果, 尾部に存在する軟骨の存在場所がほぼ把握できたので, 尾部骨格を構成する諸硬骨との位置関係に基づいた統一的な軟骨の命名法を提唱した.また, 関連の主要業績についても再検討を加えた.この命名法は大多数の魚種に適応でき, それによって尾部の軟骨要素を種々の魚種間で比較しうる形質として捉えることが可能となった.
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  • 増田 育司, 小沢 貴和, 江波 澄雄
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 30-41
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    西日本の河川域から採集したヨシノボリ8型について電気泳動法による遺伝的比較を行った。その結果, 同一河川で採集した横斑型・黒色型・るり型・黒色大型Aの4型は, 分析した12遺伝子座のうち1-6遺伝子座で異なった遺伝子を保有し, かっ各型間の交雑個体は1個体も見出されなかった.これら4型間の遺伝距離は0.13-0.72であり, 魚類の同属種間で得られる値の範囲内にあった.一方, 黒色大型B・橙色型・宍道湖型・房総型の4型間の遺伝距離は0.01-0.03と低く, 同種個体群問で得られる値の範囲内にあった.これらの結果から, 前4型は明らかに別種であり, 後4型は同一種 (第5番目の種) に属するものと思われる.
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  • 中島 経夫, 楽 侃埼
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 42-47
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    コクレンの咽頭歯系の個体発生を観察すると, 位置An3に歯がまったく出現せず, 位置An2の第1世代の歯が第3交換波のものである.このことから, 本種の仔魚歯系は, C型である.したがって, 最初の歯が現われる位置, Ce0は, 成魚歯系の位置A3に対応する.各位置の最初の歯は, 円錐歯である.その後歯は交換によって, 小突起が縁どる狭い咬合面をもっ歯に変わる.この歯は, ロイシスカス段階と呼ばれ, コイ科魚類の仔魚に普遍的に見られるものである.さらに, 歯は咬合面が拡大し, 小突起の数が増してゆく.この小突起は, 咬合面の縁ばかりではなく, 咬合面全体に見られる.この歯は, レンギョ亜科魚類特有のものである.高度に特殊化しているにもかかわらず, コクレンの歯は, 単純な過程をへて形態形成が進む.このことは, レンギョ亜科魚類の系統発生を暗示しているように思える.
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  • 喜田 潤, 板沢 靖男
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 48-52
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    ニジマスの運動時における脾臓の赤血球供給機能についてしらべた.15分間の強制運動の直後には, 安静時の値に比べ, 脾臓重量は約70%減少し, 脾臓中ヘモグロビン含量は約85%減少した.脾臓から放出された赤血球の量は, 2.33ml/kg bodyであった.これは, 安静時における赤血球量の約20%に相当する.これらの事実は, 運動後に脾臓, 脾動脈ならびに脾静脈の破損がみられないこと, および腐食鋳型法による血管系の観察結果より考えて, 脾臓から放出された赤血球は脾静脈を経て静脈血循環系に供給される以外にはあり得ないことと併せて, 脾臓が循環血液中に赤血球を供給したことを示すものである.アドレナリンの脾内注入によって, 脾臓は著しく収縮した.この事実は従来実証例の少なかった魚の脾臓に対するカテコールアミンの収縮効果を示しており, 運動時の酸素需要増大に対し交感神経の支配によって脾臓が貯蔵ヘモグロビンを循環血液中に供給する能力を持つことを示唆するものである.
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  • John H. Youson, David G. Butler, Kanella Tsioros
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 53-62
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    潮間帯に生息するタウエガジ科の海産硬骨魚Anoplarchus purpurescensの腎臓, 副腎およびスタニウス小体の形態学的研究を行った, 左右1対からなる本種の腎臓は, ほぼ全長にわたって融合しており, 腎臓の右側には1本の尾静脈が通っている.腎臓には腎小体が存在するが, 腎尿細管には末部曲節 (遠位曲尿細管) がない.尿細管は, 腎小体から集合管系に合一するまでの間に, 繊毛をもっ頸節と, 2部よりなる基部曲節 (近位曲尿細管) に分化している.集合管や尿管 (前腎輸管) の細胞は特殊化し, 粘液分泌作用をもつが, これは主排出管すなわち1対の原腎管の細胞である.この原腎管との密接な関係のもとに管形成が行われる.副腎相同組織が, 頭腎内を走る尾静脈の周囲に存在する.一方, 1対のスタニウス小体は, 腎臓 (体腎) 後端部に局在している.上述の特徴は, すべて他の多くの海産硬骨魚の腎臓で見出されたものと一致している.
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  • Marie-Louise Bauchot, Jean-Marc Ridet, Monique Diagne, Roland Bauchot
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 63-74
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    ハゼ亜目に属する6科180種の大脳化指数を, 脳重と体重測定によって決定した.真骨魚類全体から見ると, これらハゼ類では大脳化指数が顕著な幅広い変動を示したが, 多くの数値は低値から中間値の範囲内にあった.ハゼ亜目の中で, 大脳化指数の低いKraemeriidaeとAmblyopinae, および大脳化指数の高いOxudercinae (トビハゼ科を含む) とRhyacichthyidaeを除くと, 科や亜科が異なっても大脳化の程度の差は比較的少ない.魚体の形状が大脳化の程度に影響を与える事が明らかになった.即ち, 細長い魚の指数は低い.脳重に較べて体重を増加させる胴の骨格が多いことに原因しているのであろう.一般に, 魚の住んでいる環境は相対的な脳の大きさに相関している.生息場所に従って, 指数の低いものから高いものの順に並べると, 泥生魚, 淡水魚, 汽水魚, 埋没性海産魚, 自由遊泳海産魚, 急流魚, 水陸両生魚の順になる.AmblyopinaeとKraemeriidaeの指数が低いのは泥生魚であり, また魚体が細長いためであると説明できる.
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  • Ajmal Murad, Saleem Mustafa
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 75-81
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    空気呼吸をするナマズの一種Heteropneustes fossilisを致死濃度以下 (200mg/l) の尿素液中におくと, 皮膚が白っぽくなり, 粘液分泌が増し, 興奮しやすくなり, 浮上と鯉蓋運動の頻度が上昇した.これらの変化は, 最初の8日間の方がそれ以後に比べて著しかった.20日間の暴露期間中にヘマトクリット, 赤血球数, 幼若赤血球の百分比, 平均血球容積, および赤血球沈降速度の漸増が観察された.白血球-栓球数は, 当初6日目までは急減し, その後は一様に増加した.全白血球数の初期の減少は, 主にリンパ球と栓球の減少によるものであったが, 顆粒球 (好中球と好酸球) および単球の百分比は逆の傾向を示した.
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  • 高橋 裕哉, 小林 弘治, 鈴木 克美
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 82-89
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    ソコイトヨリNemiperus bathybiusの雄幼魚の生殖腺の背側には薄い結合組織層で分離された部分があり, その中央部を1本の管 (背管) が縦走している.成魚の精巣の背側部にはこの背管を囲んで輸精洞が存在する.イトヨリダイN. virgatusの精巣も基本的にはこれと同様の構造と特徴を持つ.両種の精巣の発達過程を組織学的に観察して, この背側部が幼期の両性的生殖腺の卵巣部分で背管はその卵巣腔-輸卵管系に相当すること, 背側部の雌的性能が特にイトヨリダイでは成魚期にも認められることがわかった.両種の計4個体に間性型生殖腺が見られたが, 一般に卵巣には精巣組織が存在しなかった.これら2種のイトヨリダイ科魚類は精巣にのみ両性的構造を保持する痕跡的雌雄同体種とみなされる.
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  • 後藤 晃
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 90-99
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    北海道南部の大当別川において, 河口から上流約6km地点までの流域にほぼ等間隔に7つの調査区域 (St.) を設けた.各St.で採集されたカンキョウカジカの雌成魚 (体長50mm以上) に個体識別を施し, mark-recapture法によって, 各St.毎に同一年級群の生長, 個体生長, 成熟サイズと年齢, 及び寿命にっいて調査した.同一年級群の生長は, 流程に沿った生息場所によって変異が認められ, 下流ではゆっくりとした生長で, 上流に向うにつれて高生長となる.個体生長に関しても同様の変異の傾向が認められたが, 各個体の生長は同一の生息場所集団の中でも変異に富むことが観察された.初成熟体長は最下流域における52mmから最上流域での72mmへと著しく異なった.一方, 初成熟年齢は2または3年であるが, 上流では3年で成熟する個体の割合が高くなる.また寿命は7~9年と推定されたが, これにも上流に向って高齢化する傾向が認められた.以上の結果から, 本種の雌の生活史は流程に沿って変異し, 低生長の下流では若齢・小型で成熟するのに対して, 上流では生長がよく, 高齢・大型で成熟すると結論された.また, このような雌の生活史変異が繁殖システムとの関係で如何なる意味を有するのかにっいて考察した.
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  • 明仁 , 坂本 勝一
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 100-112
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    The striped goby was characterized by having more than 50 scales in a longitudinal row and 2 black longitudinal bands from the head to the tail. It has been regarded as 1 species since Tomiyarna (1936) grouped several nominal species into one, Tridentiger trigonocephalus (Gill, 1858). But detailed study has revealed that it can be classified into 2 separate species, T. trigonocephalus and Tridentiger bifasciatus Steindachner, 1881, on the basis of the difference mainly in the forms of the sensory canals and pectoral fins and in the coloration. T. trigonocephalus has been collected from Hokkaido to Kyushu in Japan, and in Korea, China, and Hong Kong abroad. It has immigrated into both California, U.S.A., and New South Wales and Victoria, Australia. T. bifasciatus has been collected in the same area as T. trigonocephalus in Japan, and in the Soviet Union, Korea, China, and Taiwan abroad. Both species inhabit brackish and sea water with stony bottoms, and are often found in the same place. However, T. trigonocephalus has seldom been found in very dilute brackish water, and T. bifasciatus has not been found in undiluted sea water. The type specimen of T. trigonocephalus has not been found, but the identification to T. trigonocephalus was decided on the basis of the closeness of the numbers of the 2nd dorsal and anal fin rays to those of the original description, which were 14 and 13, respectively. In addition, the type specimen was collected in the port of Hong Kong, where the water is not diluted and is unlikely to be suitable as habitat for T. bifasciatus.
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  • 禮宮文仁
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 113-119
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    パンガシウス科メコンオオナマズPongasianodon gtgasは, 両顎と口蓋の歯及び下顎のひげを欠き, 眼が低位にあることによりパンガシウス属Pangasiusより分けられていた.しかし, メコンオオナマズの稚魚では, 顎歯, 口蓋歯と下顎のひげはよく発達し, 眼も高位にあることが確認された.さらに尾骨の形質では, ある種のPangosusは同属の他種よりも, むしろメコンオオナマズと共通していた.これらの形態的共通性は, Pangasi-onodonPangasiusと極めて近縁であることを示している.
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  • 町田 吉彦
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 120-125
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    1986年11月2目に足摺岬沖の水深1, 075-1, 092mから2個体のXyelacyba myersiがトロールで採集された.Xyelacyba (ハリダシアシロ属: 新称) は複数の種を含むようであるが, 現在までXyelacyba myersi1種のみが記載されているにすぎない.本属は吻に棘がないこと, 外側面に隆起線をもっ長い主鰓蓋骨棘および前鰓蓋骨棘があること, 腹鰭は2軟条で, 左右の基部は分離すること, 眼が発達することなどで特徴づけられる.本研究で日本産の2個体を記載し, 既知の標本との比較を文献に基づいておこなった.日本産の標本は頭幅, 吻長, 腹鰭長などの計測値や, 脊椎骨および縦列鱗数の計数値が原記載とわずかに異なっている.しかしながら, 本種のこれら諸形質にはかなりの変異があることが報告されており, 本標本がXyelacyba myersiであることは疑いない.本種が2本の側線をもつことと, 基鰓骨に4歯帯をもっ個体が存在することを初めて報告した.また, 口および最長前鰓蓋骨棘の方向が本標本間でわずかに異なるが, これらは成長に伴う変化であると考えた.本種は従来大西洋, インド洋, 中部太平洋からのみ知られていたが, 日本近海にも生息することが明らかとなった.本標本の記録水深は従来の記録より僅かに浅く, 本種はほぼ1, 000-2, 000mの深海底に生息する.
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  • 佐々木 邦夫, 尼岡 邦夫
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 126-128
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    Chu et al.(1963) が中国沿岸から報告したWak sina (Cuvier) をTalwar and Joglekar (1972) はJohnius vogleri (Bleeker) のシノニムとしたが, 一方Trewavas (1977) はアブラグチJ.distinctus (Tanaka) のシノニムとした.従って1977年以来, 中国沿岸海域におけるJ.vogleriの分布は疑問とされてきた.今回, 台湾海峡から得られた一標本と文献の調査によって, 本種が中国南部の沿岸と台湾に分布することが確認された.本種の分布はオマン湾からインド・オーストラリア海域を経て, 中国南部の沿岸, 台湾におよぶ.
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  • 石田 実, 尼岡 邦夫
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 129-134
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    アラスカメヌケSebastes alutus (Gilbert) は, 模式産地が米国カリフォルニア州南部, Santa Barbara諸島で, 北部北太平洋に広く分布する.本種と, 宮城県気仙沼で得られた完模式標本以外に採集例がないオトメメヌケS. paucispinosus Matsubaraとの関係について, 両種の完模式標本と, 各地から得た85個体の標本を比較したところ, 両者に差異は認められなかった.従って, オトメメヌケはアラスカメヌケのシノニムであり, Barsukov (1964) の提唱したS. alutus alutus及びS. a. paucispinosusは認められないと判断した.
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  • 井田 齊, 寺島 裕晃, 藤見 辰男
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 135-140
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    本邦産カジカ科魚類1種及び合衆国産カジカ科魚類3種の核型をair-drying法により分析した.染色体数, new arm numberはいずれも48であった.核型はカジカCottus polluxで中部着糸型 (M) =4, 次中部着糸型 (SM) =6, 次端部着糸型 (ST) =16, 端部着糸型 (A) =22;Oligocottus maculosusで, M=14, SM=14, ST=6, A=14;Artedius fenestralisで, M=10, SM=10, ST=10, A=18;A. lateralisで, M=8, SM=12, ST=12, A=16であった.4種のFN値 (Fundamental number) はカジカ58, Arttedius属の2種68, Oligocottus maculosus76, の順に増加していた.上記4種には, 2腕性染色体が多く, 挾動原体逆位が多く生じていると考えられる.
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  • 前川 光司
    36 巻 (1989 - 1990) 1 号 p. 141-143
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    然別湖注入河川ヤンベツ川において, 1972年から1986年にかけての産卵期にミヤベイワナ, Salivelinus malma miyabeiを調査中に偶然13尾の河川残留型雌が採集された.これらの成長様式と成熟年齢について残留型と降湖型を比較した.その結果, 体長および成長率は全ての齢において降湖型より残留型が有意に小さいが, 両者の成熟年齢 (3+) に顕著な違いが認められなかった.抱卵数は残留型が明らかに少なかった.オショロコマを含む回遊型サケ科魚類には, この型の雌の出現が極めて稀なことを重視して, 河川陸封型の変異出現について若干論議した.
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