魚類学雑誌
Online ISSN : 1884-7374
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5 巻 , 3-6 号
選択された号の論文の20件中1~20を表示しています
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  • Nisuke TAKAHASI
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 71-77
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 吉崎 方
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 78-83
    公開日: 2011/07/04
    ジャーナル フリー
    1952年に三重県、伊藤養魚場で天然産卵により、孵化したゲンゴロウブナ稚魚を孵化後10日目毎に採集してその腸の巻いてゆく過程を調査した結果次の点が明かになつた。
    1) 孵化後70~80日目のものにゲンゴロウブナ成魚の腸の巻き方がみられた。
    2) 孵化後の日数が経るにつれ、その腸の巻き方は、コイ、キンブナ、ギンブナの成魚の腸の巻き方を順次経てゲンゴロウブナ成魚の巻き方に達した。
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  • 白石 芳一, 内田 至
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 85-92
    公開日: 2011/07/04
    ジャーナル フリー
    1) 本研究は本研究所の湧水池 (水温13.5~18.8℃) の異常なる高水温中で孵化飼育された鮭の仔魚期について、卵黄の吸収を中心にして形態的変化を追求した研究である。
    2) 孵化直後仔魚の臍嚢は下方に垂れ下つているが、間もなく体軸と併行になり且つ紡タ形になり、仔魚の運動に便なる形態をそなえる。
    3) 標準魚長に対する頭長、眼径、背鰭及び臀鰭基底長、胸鰭長、魚体重等の成長をみると、夫々標準体長で2.50~2.95cm (平均2.68±0.216cm) 附近に屈折点がある。この点は卵黄が略吸収され、外界より餌料を摂取しはじめる時期と一致し、生理学的変化が屈折点の生じた原因と思われる。
    4) 各鰭の成長率が大きいのは、卵黄吸収による摂餌のため浮上する時の準備と考えられる。
    5) 肥満度は孵化当初0.5内外であるが、漸次大きくなり、卵黄吸収完了時には1.0内外となる。
    6) 標準体長に対する卵黄の減少曲線と、体重の増加曲線から増肉係数を算出すると、孵化当初は2以上であるが、卵黄吸収完了時には0.3程度となり、見掛の上の餌料効果は次第に良くなるが、これは発育に伴つて水分をより多く吸収するためと思われる。
    2) 卵黄吸収の状態を詳しくみると、15~16mm (孵化時期), 23~24mm (浮出期) 、28~29mm
    (浮上期) に急激に卵黄が吸収され、恐らくこれ等の時期は生理学的にみてcriticalな時期と思われる。
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  • 本間 義治
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 93-98
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    北日本のやや深海砂泥底に棲息するナガズカStichaeus grigorjewi HERZENSTEINの成熟した産卵前の材料について、脳下垂体の外形並びに組織構造を観察した。
    1. 本種脳下垂体の形態は、幾分長めで葉状扁平に近い心臓型である。その後端は、反転して視神経の方へ向つている。濾斗陥凹が深く、下垂体索が後方から頭部へ向つて入るので、caudoleptobasicに属すと云える。腹面正中線には、裂溝が存在する。
    2. 腺状部は、隆起部、主葉、中葉の区別が、割合はつきりしている。隆起部は、最小の部分で充実しており、下垂体索の前縁に接して灰白隆起に近ずいている。神経葉は、殆んど太い神経幹のまま中葉へ突入していき、途中で多数の分枝を腺状部へ侵入させている。
    3. 隆起部は、主として小型の色素非好性細胞からなり、主葉は、方形の酸好性細胞と、大型
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  • 岡田 弥一郎, 森 浩一郎
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 99-106
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    産卵期に於けるシラウオについてその体長組成、体長と体重との関係及び卵巣重量組成につき生態学的に調査したのでその概略を説明する。
    1. 体長組成
    体長組成の時期的変化は雌雄何れの場合も余り顕著でない。之は漁獲物が漁具によつて選択される傾向が強い事、及び遡上期に於けるシラウオは年令から見て単一群より構成されている事に原因するものと思われる。
    2. 体長と体重との関係
    体長と体重との関係に於ては雌雄何れの場合を見てもαの値には差が無いがbの値には差が認められる。この原因を考察すると、著者等が扱つた各時期の材料は何れも産卵盛期 (雌雄の個体数が略々同数になる時期) 以外のものである。即ち産卵による体重の減少及び産卵の為の生殖巣の成熟による体重の増加等により、bの値に差が認められるものと推定される。
    3. 卵巣重量組成
    卵巣重量組成は一般的に見て時期的に顕著な変化は認められない。之は産卵盛期とそれ以外の時期との間の相関関係が材料の欠除により加味されていない事にもよるが、又排卵は一度に全部行われるのではなく数回に亘り行われる為ではないかと思われる。しかし全般的に見て、卵巣重量の時期的変化傾向は体長組成のそれと相似的である。又卵巣重量の平均値の増減の傾向より考察して、当地方に於ける産卵盛期は3月中旬以降4月の始め頃迄と推定される。
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  • 本間 義治
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 107-113
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    日本産軟骨魚類7種の脳下垂体の形態と組織を観察して、次のような結果を得た。
    1.軟骨魚類の脳下垂体も、基本的には前葉 ((1) 隆起部、 (2) 主葉) 、 (3) 中葉、 (4) 神経葉の4要素から構成されている。しかしRajaに限り、前葉は3部並びに顕著に発達をしたいわゆる腹葉から成っていた。腹葉は前葉の延長であるが、決して隆起部と相同のものではない。
    2.軟骨魚類の脳下垂体の形態や構造は、硬骨魚類よりも、むしろ円口類のそれに似ている。そして、中葉は脳下垂体の最後部に膨大部を形成して、最大の範囲を占めている。これに反して、神経葉は発達が悪くて濾斗部の延長肥厚したものに過ぎず、腺状部の背方に位置して屋根を形成している。しかし、Rajaに於ては、神経葉が中葉に取り囲まれて膨大部となり、いわゆる神経―中葉を作っていた。
    3.前葉は若魚では、柱状細胞が索状に配列しているが、大型成魚では、この細胞が濾胞を形成している。そして隆起部は、主として塩基好性細胞、主葉は主として酸好性細胞より成るが、Dasyatisでは、細胞の色素好性がこれとは逆であった。またRajaの腹葉は、索状の組織であって、塩基好性細胞より成る。
    中葉は、酸好性細胞が索状に並び、著しい旋回状態を示していたが、Dasyatisでは、専ら塩基好性細胞から構成されていた。
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  • 鈴木 亮
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 114-117
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    1) コイ卵に異種の魚類やカエルの精子を人工的に加えて、その発生を比較して観察した。
    2) ×フナ♂の場合を除いた科間及び属間交配に於て加精した卵は嚢胚期と孵化期に死亡率が増加し、孵化仔魚の殆んどは奇形で、これらは孵化後21日以上は生存できなかつた。
    3) ×フナ♂、×ヒガイ♂、×カマツカ♂及び×ヤリタナゴ♂のみの組合せに於ては加精卵の生活力や奇形の程度に等級がみられたが、これは小林 (1952) の系統図とほゞ一致している。
    4) しかし×マドジヨウ♂によつて生じた胚は×ヤリタナゴ♂によるそれより発育がやゝ良く, 又奇形の程度も低いが、これは交配の成功不成功が実験に用いた魚類の類縁関係とは必らずしも一致しないことを指示している。
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  • 黒田 長禮
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 118-122
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    The part five of this article contains descriptions of life colors of ten species (nos. 77-86) of the Apodes found in Suruga Bay. The interesting species are as follows: Ophichthus urolophus, O. roseus, Gymnothorax leucostigma, etc. The remaining species of the Apodes, with some exceptions, found in this bay were already mentioned their life colors in several zoological or ichthiological publications in Japan.
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  • B. G. KAPOOR
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 123-126
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    (i) The morphology and histology of the gill filaments of Mastacembelus armatus are described.
    (ii) Chloride secreting cells are absent in the branchial epithelium.
    (iii) The intra-epithelial branchial glands are the mucous cells.
    (iv) COPELAND, KEYS and WILLMER and others have described certain cells in respiratory (branchial) epithelium of fishes which appear in fishes adapted to different osmotic environments.
    The fact, however, that BEVELANDER, the author and others, have described only mucous cells in this environment, and the very great possibility that mucus is concerned with ionic transfer suggests that chloride and other ionic transfer effected by the branchial epithelium is mediated by mucous cells.
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  • B. G. KAPOOR
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 127-131
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • B. G. KAPOOR
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 132-135
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • Keikichi HAMADA
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 136-141
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • Yaichirô OKADA, Saburoh S. KUBOTA
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 143-145
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 赤崎 正人
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 146-152
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    ベニテグリに関する第二次性徴、食性等はいまだよく知られていない。筆者がこれらについて研究した結果は次の如くである。
    1. ベニテグリは明らかにハナヌメリ属Synchiropusに属させるべきであるが、この属の内では本種が最もネズツポ属Callionymusに近いと考えられる。
    2. 本種の分布の北限は太平洋側で横浜、日本海側で香住である。南限は不明であるが台湾から報告されている。
    3. 成魚の第二背鰭軟条、臀鰭後部軟条、尾鰭軟条の長さは、雄の方が雌より著しく長く、また背鰭と尾鰭の斑紋も雌雄で異る。
    4. 胃内容物としては甲殼類が優勢を示し、その中でも橈脚目と介形目に属するものが多かつた。その他に底棲性の下等無脊椎動物が散在していた。
    5. 本種は冬の終りから早春にかけ産卵するものと思われる。
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  • 田中 小治郎
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 153-157
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    この研究は三本松、坂手、安田、福田等の4漁場の春桝網に依るマダイ漁場の最多漁獲日の短期予報の資料を得るための調査が行われたものであるが、その大要は次の通りである。
    1. マダイ漁場の最多漁獲日及びその年偏異は下記の通りである。
    2. マダイ漁場の日照量とその日偏異は次の通りである。
    3. 上記の基礎的資料は、春桝網に依るマダイ漁場の最多漁獲日の短期予報の資料として利用出来ることが検討された。
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  • 田中 小治郎
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 158-162
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    本研究は香川県下福田漁場に於ける春桝網によるマダイ漁況予報の基礎的資料を得るために行われたものであるが、その結果の大要は次の通りである。
    1. 1950年より1956年に至るマダイの平均漁獲尾数は次の通りである。
    2. 1950年より1956年に至るマダイの5歳から11歳に至る年齢群の減少率は次の通りである。
    3. 1950年より1956年に至る平均年齢組成と平均年齢群量とは次の通りである。
    4. 上記の基礎的資料は香川県の福田漁場に於ける春桝網漁による 漁業の予報資料に用いることが出来る。
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  • 加福 竹一郎
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 163-173
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    For distinguishing cyprinid fish from catostomids, Hums and LAGLER (1947) have offered a general standard as cited in the present paper (p.164).
    However, their belief on morphological law on anal fin will be confined to American freshwater fish.
    If their, law is adopted to the classification of our Japanese cyprinid fish (46 speices in 27 genera), it seems illogical to find that most of the bottom dwellers referred to Gobioninae in our water falls within the same category as catostomid fish.
    This fact alone will lead us to believe the law proposed by the above two workers based on general relation between the mode of living and proportional length of body parts, but not on a fact more deeply rooted.
    It is worthy of notice that Gobioninae falling in the category of sucker circumscribed by this law have sucking lips without exception, and in their external appearance our gobionine fish have much higher resemblance to Catostomidae than other Cyprinidae of Japan.
    The phenomenon seems to suggest that the family of sucker have radiated adapting themselves to North American waters, and one or two species in Asia, while far greater number of Cyprinidae have evolved in the old-world. In other words, some cyprinid fish of the old-world, say Gobioninae, corresponding to sucker in the new-world, have occupied bottom layer as their normal niche just as the catostomid fish done in America. The writer considered that the phenomenon as such may safely be interpreted as an example of ‘parallelism’ in evolution discipline which is generally accepted.
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  • 岡田 弥一郎
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 174
    公開日: 2010/06/28
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  • 本間 義治
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 175-181
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    日本産硬骨魚類30余種の脳下垂体の形態と内部構造を観察して、次のような結果を得た。
    1. 硬骨魚類の脳下垂体も、基本的には4要素から構成されており、口板外胚葉に由来する腺状部は、 (1) 隆起部、 (2) 主葉 (隆起部と主葉を合わせて前葉) 、 (3) 中葉で、間脳底に由来する組織は (4) 神経葉である。すなわち隆起部の独立性を認めて、STENDELL (1914) のいわゆるÜbergangsteilを廃し、これが主葉である事を提唱する。
    2. 硬骨魚類の脳下垂体の形態や構造は、一般に近縁な種類は互いに良く似ている。腺状部の大きさは大体中葉≧主葉>隆起部である。
    3. 隆起部は、充実した組織で色調は淡く、弱酸好性や色素非好性細胞が優勢な部分である。
    主葉は、酸好性細胞の単層の索が、背方を著しく上・下行する部分と、腹方の大形多角状の塩.基好性や色素非好性細胞の大塊とから成る。主葉には、α, β, γの3つの細胞型の他に、カーミン好性細胞が認められる。
    中葉は、主として弱酸好性細胞から構成されている事が多く、房状や葡葡状の配列をしており、神経葉との関係が深い。
    4. 神経葉ば、大抵脳下垂体の背方から入り、太い神経幹となつて前葉を通過して中葉へ達する。その途中に、多数の神経繊維の分枝を派生させているが、中葉に囲まれた神経葉の本体には神経膠質が発達している。下垂体索の附近に、いわゆるHERRING氏体が存在することがある。
    5. 大型成魚の脳下垂体には、大小の空胞が諸処に発達している。
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  • 本間 義治
    5 巻 (1956 - 1957) 3-6 号 p. 182-183
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
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