-
ロフタス エリザベス F., 厳島 行雄
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
1-9
発行日: 2012年
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
-
仲 真紀子
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
10-11
発行日: 2012年
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
日本学術会議の提言(2011)を受けて、本シンポジウムを企画した。その目的は、実務家、法学者、心理学者らの知見を統合し、面接や取調べの高度化を阻む問題、そして私たちにできることを明らかにすることであった。
抄録全体を表示
-
安原 浩
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
12-15
発行日: 2012年
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
刑事裁判実務に長年携わった経験からは、取調べの科学化、あるいは高度化がいかに困難かを指摘せざるを得ない。日本では密室の取調べが定着し、裁判所もこれまでその結果を尊重してきたからである。しかし裁判員裁判をきっかけに、これまでのような供述調書依存の刑事裁判が構造的に変化しつつあり、可視化が進展する素地が生まれつつある。
抄録全体を表示
-
高木 光太郎
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
16-22
発行日: 2012年
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
本報告では足利事件の冤罪被害者である菅家利和氏に対する検察官の取調べを記録した録音テープの反訳を資料として、菅家氏に対する取調べがもつ問題点を捜査面接技法の視点から検討し、それに基づいて「取調べの科学化」に関連するいくつかの論点を抽出することを試みる。具体的にはPEACEモデルなどの被疑者面接技法の導入と、取調官に「反省的実践家」としての力量を形成するための研修システムの構築の必要性を指摘する。
抄録全体を表示
-
指宿 信
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
23-26
発行日: 2012年
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
2006年以降の被疑者取調べの可視化、いわゆる録音録画について、その背景や経緯から、現在我が国において進行している議論状況とその問題点について概観し、取調べの「高度化」をめぐって課題とされている取調べ技法の開発の必要を説く。
抄録全体を表示
-
仲 真紀子
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
27-32
発行日: 2012年
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
司法面接の目的の一つは、正確な情報をできるかぎり多く収集することだが、それは話をよく聞いてもらうという被面接者の権利を守ることでもある。本論では目撃者への面接(認知面接)、被害者への面接(MOGP、NICHDプロトコル等)、被疑者への面接(PEACEモデル)に関する研究成果を振り返り、実務に対してどのような貢献が可能かを考察する。
抄録全体を表示
-
白取 祐司, 藤田 政博
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
33-34
発行日: 2012年
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
-
村山 綾, 今里 詩, 三浦 麻子
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
35-44
発行日: 2012年
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
本研究の目的は、専門家と非専門家による評議コミュニケーション場面で専門家の意見が評決に及ぼす影響について実験的に検討することである。実際の裁判員裁判に類似したシナリオを用いて、裁判員役の大学生3名と裁判官役の実験協力者1名の4名からなる評議体(合計93名、31評議体)が被告人の有罪・無罪について話し合った。事前意見分布(有罪多数、対立、無罪多数)と評議スタイル(評決主導もしくは証拠主導)を操作した。分析の結果、裁判官役と反対意見に判断を変化させる参加者よりも、同一判断に意見を変容させる参加者が多かった。また評議後に裁判官と同一判断だった参加者は、評議前の判断の確信度よりも評議後の確信度の方が高くなっていた。本研究で得られた知見に基づいて、裁判員制度および評議過程に関する提言を行った。
抄録全体を表示
-
高木 光太郎, 原 聰, 大橋 靖史, 渡辺 由希, 徳永 光
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
45-49
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
白井 美穂, 綿村 英一郎, 上原 依子, 清田 尚行, 唐沢 穣, 荒川 歩
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
50-55
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
廣井 亮一, 河野 聡, 河野 聖子, 坂野 剛崇, 指宿 信
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
56-61
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
藤田 政博, 越智 啓太, 渡邉 和美, 四宮 啓, 仲 真紀子
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
62-66
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
長谷川 真里, 外山 紀子, 村松 剛, 梅田 比奈子, 松村 良之, 吉岡 昌紀
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
67-71
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
脇中 洋, 山田 早紀, 大倉 得史, 上宮 愛, 村本 邦子
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
72-77
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
指宿 信, 若林 宏輔, 藤田 政博, 堀田 秀吾, サトウ タツヤ, 渡辺 千原
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
78-83
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
三島 聡, 森本 郁代, 西條 美紀, 大塚 裕子, 野原 佳代子, 高木 光太郎
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
84-88
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
若林 宏輔, 指宿 信, 小松 加奈子, サトウ タツヤ
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
89-97
発行日: 2012年
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
米国の心理学者D. Lassiterの一連の研究によれば、自白の任意性の判断は被疑者正面だけを撮影した映像を見た場合は高く評価され、取調官単体を撮影した場合は低く評価される。このカメラの撮影アングルの違いによって判断が歪む現象をCamera Perspective Bias (CPB)と呼ぶ。日本においては"取調べの可視化"に関して、日本独自の取調べ録画再生方法が行われている。即ち取調べ録画映像は、画面を9分割し、左上9分の4(画面大)に被疑者の上半身のみ、右下9分の1(画面小)には取調官の背中側から被疑者に向かって、部屋の様子がわかるように撮影したものを再生するシステムである。本研究では、この日本の映像再生手法におけるCPB効果を検討したところ、Lassiterらの指摘する任意性判断の差、そして有罪判断にカメラ・アングルの効果は確認されなかった。しかし実験参加者の視線が提示画面上のどこに向けられていたかについて視線解析装置を使用し測定したところ、参加者の視線は提示画面内の大きい画面に集中した。本研究は、二画面での映像を提示する場合、被疑者中心の映像を大きい画面に提示しないことが望ましいことを示唆する。
抄録全体を表示
-
渡辺 由希, 大橋 靖史
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
98-109
発行日: 2012年
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
目撃証言における尋問者と被尋問者のやり取りに関する従来の研究では、問いから応答の連鎖に関する研究が主に行われてきた。しかしながら、目撃証言は尋問者と被尋問者による協働的行為であり、問いから応答の連鎖に加え、応答から次の問いへの連鎖も存在する。本研究では、後者の応答から次の問いへの連鎖に着目し、被尋問者の特徴的な言い回しが尋問者の次の問いに与える影響について検討した。研究1では、被尋問者による目撃証言の信用性が裁判の争点の1つとなった刑事事件の公判廷速記録を資料にコミュニケーション分析を行った。分析の結果、本事例では、尋問者のClosed Question (CQ)に対して応答する際に、尋問者が問いに用いた言葉を被尋問者が借用するという特徴的な言い回しが見られた。そして、この'借用された言葉(Borrowed Words)'を含んだ応答に続く次の問いでは、尋問者による証言の確認の割合が、はい/いいえ応答に続く問いに比べ有意に少なく、話題内の展開の割合が有意に多かった。こうした特徴は、被尋問者の応答が内包する確信度や信頼度を、応答の聞き手である尋問者がいかに評価するかに関わっていることが考えられた。そこで研究2では、質問紙調査により、CQに対する被尋問者の'借用された言葉'とはい/いいえ応答が、聞き手による被尋問者の確信度の評価及び信頼度の評価に及ぼす影響について検証した。その結果、確信度の評価において'借用された言葉'を用いた方が、はい/いいえ応答より、有意に確信度の評価が高まった。
抄録全体を表示
-
山田 早紀
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
110-112
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
藤本 亮
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
113-114
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
松尾 加代
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
115-116
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
藤原 正範
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
117-118
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
我藤 諭
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
119-120
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
板山 昂
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
121-122
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
関口 和徳
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
123-124
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
原 聰
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
125-126
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス
-
若林 宏輔
原稿種別: 本文
2012 年 12 巻 1 号 p.
127-128
発行日: 2012年
公開日: 2018/01/08
ジャーナル
オープンアクセス