音声言語医学
Online ISSN : 1884-3646
Print ISSN : 0030-2813
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24 巻 , 2 号
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  • 伊藤 静代, 早津 良和, 玄番 涼一, 福田 修, 菊地 厚志, 古田 勲, 小浜 源郁
    24 巻 (1983) 2 号 p. 119-127
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    “口蓋裂言語”を呈する粘膜下口蓋裂および非口蓋裂の26症例について, 臨床的特徴を明らかにした.またパラタルリフトを21症例に適用し, 本装置の鼻咽腔閉鎖機能と言語に与える効果を検討した.
    その結果は, つぎのようであった.
    1.本症例は, 唇顎口蓋裂児と比較して, 発見時期が遅い.
    2.合併する問題は高頻度で, とくに耳鼻科的疾患, 言語発達の遅れ, 哺乳障害, 咬合異常, よだれ, いつも口を開けている者が多く認められた.
    3.初診時, 全症例に開鼻声が認められた.
    4.パラタルリフトは, ブローイング時の呼気の鼻腔漏出, および開鼻声の減少と消失に著しい効果を示し, 鼻咽腔閉鎖機能と言語の改善に有効な手段のひとつとみなされた.
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  • 小島 義次, 窪田 俊夫
    24 巻 (1983) 2 号 p. 128-134
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    脳血管障害患者の軟口蓋, または舌の一側を舌圧子でこするように刺激すると, 対側の口角が横にひかれるという反射的な運動を生じ, この時に発声させると努力性の声の質が増強するという現象をみることがある.多くの場合, これに引き続いて嚥下反射の促通がみられる.われわれはこの現象をかりに「口角と声の現象」として, その臨床的意義を考察し, つぎの結論を得た.
    1.「口角と声の現象」は嚥下反射に関連するものと考えられ, 発声発語器官の運動が重度に障害されている場合は, この現象の誘発を介して嚥下反射を促通することが望ましいと考えられた.
    2.正確な構音ならび随意的な嚥下は, 反射的な運動を抑制することによって成り立っているものと考えられ, 訓練のさらに進んだ段階では本現象にみられる反射的運動の抑制が必要であると思われた.
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  • 角山 富雄, 伊藤 久平, 佐野 伸夫
    24 巻 (1983) 2 号 p. 135-148
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    重複障害を伴う脳性麻痺児の言語獲得を考える一環として, 当園言語室で経過観察中の〈盲C.P.児〉 (1~12歳) 8例について, 言語行動に関連した諸情報, および観察結果を分析し, 若干の知見を得たので報告する.
    今回の分析結果からは, 生理, 心理的側面の情報中に, 彼らの言語獲得の可否を左右するにたる条件をみい出すことはできなかった.しかし, 彼らの裡で何らかの有意味発話を認めた3症例には, 言語行動上にいくつかの共通した傾向が認められた.それは〈言語規則〉の側面からは, 音形, 統語, 意味の各面に関する発達遅滞 (仮説修正過程の不足) として集約されうるものであったが, 〈言語機能〉の側面からみるなら, 言語音刺激に対する過度の固執と, 言語を介した外界認知, および伝達の仕方の〈固さ; rigidity〉に, その特徴があらわれているように思われた.
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  • 福迫 陽子, 物井 寿子, 辰巳 格, 熊井 和子, 土方 徳子, 廣瀬 肇
    24 巻 (1983) 2 号 p. 149-164
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    麻痺性 (運動障害性) 構音障害患者80例 (小脳変性症, パーキンソン病, 仮性球麻痺, 筋萎縮性側索硬化症各20例) , 正常者20例, 計100例の発話サンプル (2分間) について, 5名の評定者が聴覚印象による評価を実施し, 以下の知見を得た.
    (1) 評定者による評価点のパラツキは少なく, しかも評価の再現性は高かった.
    (2) 各疾患群に特有の話しことばと声の特徴が抽出された.なお, これらは正常者のそれとは著明に異なることが明らかとなった.
    (3) 今回の研究結果は, これまで報告されている聴覚印象による研究報告, および音響学的レベルや神経学的レベルにおける知見とも, 比較的よく対応していることが示された.
    (4) 今回の研究方法は, 麻痺性 (運動障害性) 構音障害の評価や治療に応用しうることが示唆された.
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  • 黒丸 正四郎
    24 巻 (1983) 2 号 p. 165-170
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
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