音声言語医学
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27 巻 , 4 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • 伊藤 友彦
    27 巻 (1986) 4 号 p. 273-279
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    普通児とは異なるタイプの非流暢性を著しく高い頻度で示した幼児1例を対象とし, 非流暢性の経年変化と言語発達との関係を知ることを目的に, 初診時 (2歳6カ月) から非流暢性がほぼ正常レベルに達するまでの言語症状の変化を検討し, 以下の知見を得た.
    1) 本児の非流暢性の特徴は高頻度の「音・音節の繰り返し」, 「引き伸ばし」, 「努力性の準備発声」であつた.
    2) 言語発達は年齢相応以上で, 2歳6カ月時点での絵画語い発達検査における語い年齢は4歳8カ月であつた.
    3) 非流暢性の頻度が高く, かつ変動が大きい時期 (2歳6カ月から3歳1カ月) は, 長文や複文を使い始める時期と一致し, 非流暢性が減少する時期 (3歳1カ月以降) は, これらの文がほぼ一定の割合で使用される時期と対応した.
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  • 吉岡 豊
    27 巻 (1986) 4 号 p. 280-286
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    失語症者の文理解において, 格ストラテジーがみられるかどうかを絵画選択法により検討した.対象は失語症者27名であり, 課題文は3文節文と2文節文であった.
    実験の結果, 1名を除いて本研究で対象とした失語症者に格ストラテジーは認められなかった.また, 3文節文で語順ストラテジーを使用できない者, あるいは助詞ストラテジーを使用できない者のなかには, 2文節文では助詞を手がかりとして理解できる者が多くみられた.
    以上のことから, 助詞ストラテジーは3文節文と2文節文の2つのレベルにわけて考える必要性が示唆された.
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  • 相野田 紀子, 阿部 雅子
    27 巻 (1986) 4 号 p. 287-291
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    口蓋裂の早期手術による鼻咽腔閉鎖 (VPC) 早期獲得例において, 正常構音を自然に習得する例が増加していることは, 諸家の認めるところである.しかしこのような症例でも, ほぼ40%に異常構音の出現が認められる.本研究の目的は, この早期手術における異常構音の種類を, 晩期手術例のそれと比較し, 明らかにすることにある.対象は, 1歳台でVPCを獲得した134例 (A群) および10歳以上でVPCを獲得した53例 (B群) で, 検査時の年齢はA群で平均4歳4カ月, B群で23歳であった.構音は, 文・会話において聴覚的に判定した.その結果, 異常構音の出現率はB群で有意に多く, A群では口蓋化構音 (73%) , B群では声門破裂音 (90%) が圧倒的に多かった.口蓋裂早期手術における異常構音の出現率を低下させるためには, 口蓋化構音の出現要因を種々の面から検討することが必要であることを強調した.
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  • 岡崎 恵子, 加藤 正子, 鬼塚 卓弥, 角谷 徳芳, 四宮 茂, 宇田川 晃一
    27 巻 (1986) 4 号 p. 292-301
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    口蓋裂幼児の鼻咽腔閉鎖機能の検査として, 開鼻声, /p/の構音, soft blowing検査, hard blowing検査を行った.また, 鼻咽腔閉鎖機能不全が疑われた症例に対してはX線検査, 鼻咽腔ファイバー検査を施行した.対象は, 昭和大学形成外科において口蓋裂初回手術を施行した120例で, 手術年齢は1歳から1歳2ヵ月である.術後の鼻咽腔閉鎖機能は良好107例, 軽度不全10例, 不全3例であった.
    その結果, (1) 90%以上の症例は, 3歳6ヵ月で先の4つの検査が施行できた. (2) X線検査は3歳, 鼻咽腔ファイバー検査は6歳以降に可能となった. (3) 鼻咽腔閉鎖機能の判定は4歳未満で約68%の症例で可能となった. (4) 鼻咽腔閉鎖機能判定の遅れは鼻咽腔閉鎖機能の程度, 口蓋の瘻孔, 構音障害と関連があった. (5) 鼻咽腔閉鎖機能良好例であっても, 3歳6ヵ月までは軽度の開鼻声, blowing検査時の呼気鼻漏出を認めた症例があった.
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  • 高橋 ヒロ子
    27 巻 (1986) 4 号 p. 302-310
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    呼吸・発声の障害を主とする脳性麻痺アテトーゼ型四肢麻痺児 (9歳9ヵ月) に心理リハビリテーションの手技 (実施期間: S.58.6.~S.59.4.) とボバースアプローチの手技 (実施期間: S.59.5.~S.60.12.) を通して, 呼吸・発声の改善をはかり, 次の結果を得た.
    1) 心理リハビリテーションの手技によって「アー」発声持続時間は0.12秒から0.61秒にのび, 呼吸パターンも改善した.しかし, 発声姿勢はトニックな全身性パターンが減少したものの, 座位, 立位では動揺の大きい伸展パターンが出現し, 発声持続がのびるにつれ, むしろ顕著になった.
    2) ボバースアプローチの手技によって「アー」発声持続時間は0.61秒から2.70秒にさらにのび, 呼吸パターンもさらに改善した.また, 伸展パターンは減少し正中線を交互に動揺するパターンに変化した.両手技とも呼吸・発声に改善を得たが, 姿勢筋緊張の改善と頸部・体幹の安定性の向上および呼吸・発声の分離運動の発達の促通を同時に実施することのできるボバースアプローチの手技がより有効であると考察した.
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  • 笹沼 澄子
    27 巻 (1986) 4 号 p. 311-313
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
  • 新美 成二
    27 巻 (1986) 4 号 p. 314-315
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
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