音声言語医学
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28 巻 , 2 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • 永渕 正昭, 笹生 俊一
    28 巻 (1987) 2 号 p. 83-92
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    脳卒中後に出現した吃症状患者12例について, CTで脳損傷部位を確認する一方, 吃症状の特徴を調べた.患者はすべて右利きの男性で年齢は44~77歳であった.吃症状の出現には, 脳卒中後初めての者, 吃音の既往歴があって再発した者, 脳卒中後徐々に現れて進行した者の3つのタイプがみられた.脳病巣は左半球か両半球の前頭葉に多く, 右半球のみは1例であった.吃症状の特徴は, 発話の語頭のみでなく全般にわたって間代性の反復が多く出現し, 随伴運動や心理的反応はみられず, 小児の吃音とは大きく異なっていた.このデータをもとに脳損傷後の吃症状 (ac-quired stuttering) と小児の吃音 (developmental stuttering) について若干の考察を加えた.
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  • 伊藤 友彦
    28 巻 (1987) 2 号 p. 93-99
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は兄の発話の非流暢性が弟の流暢性獲得過程に及ぼす影響を検討することである.対象は1組の3人兄弟であった.長男は吃音児であり, 次男と三男はともに6歳に至る前にそれぞれ一時高頻度の発話の非流暢性を示した.次男の非流暢性が顕著になったのは49ヵ月のときであり, 三男の場合は32ヵ月の時であった.それぞれの非流暢性が顕著になり始めた時期に, 遊び場面における3人兄弟の発話を収集し, 非流暢性について分析した.その結果, 以下の知見を得た.1) 次男の非流暢性が顕著になり始めた時, 次男の非流暢性の頻度分布は長男とは異なっていた.2) 同様に, 三男の非流暢性が目だち始めた時, 三男の非流暢性の頻度分布は長男とも次男とも異なっていた.
    これらの結果から, 兄の発話の非流暢性の影響は, 兄の非流暢性タイプが弟の非流暢性タイプにそのまま反映されるような直接的なものではない可能性が示唆された.
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  • 横山 俊彦, 岡田 いく代
    28 巻 (1987) 2 号 p. 100-108
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    本研究はいわゆるシャープカット型難聴の子ども30名 (平均9歳) の音声言語について下記の3点より検討したものである.本聴力障害児を急墜開始周波数によってI群 (1000Hz) , II群 (2000Hz) , III群 (4000Hz) の3つの群に分け, 加えて同年齢の聴力正常児10名をIII群のコントロール群とした.これら被検児の文章朗読の音声について聴覚心理的検査を行い, 得られたデータに対して正準判別分析法, 因子分析法で分析した.
    1) 4000Hz以上の高音難聴児 (III群) の発語であっても, 第1正準変量上で聴力正常児の発語と聴覚的に分類可能なことがわかった.2) I, II, III群の発語間には聴覚的差異が存在していた.その分類は第1因子と第2因子で十分可能で, 両因子の中では「こもった声」が最も大きい負荷量で寄与していた.3) 障害音域に残聴があっても, なくても, 発語に差異はなかった.
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  • 磯貝 豊, 原田 利治, 斎藤 成司
    28 巻 (1987) 2 号 p. 109-122
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    正常な発声機能とは, 幅広いrangeを有する発声可能帯域の中での標準的な条件での発声法を意味し, 病的な発声機能とは, 正常の発声可能帯域の狭小化ないしは狭小化した帯域への発声法の移行を意味するとみなされる.
    したがって, 発声機能検査は, 発声法を指標として理解されるべきである.
    Diminuendo発声法は, 容易にpitch一定で, 呼気流率の対数値 (1og F) と音圧値 (dB) が, dB=C0+C1log F (C0, C1; 定数) の一次式で回帰される発声となるので, 発声法の定量的表現に適していると思われる.
    また, 病的例においては, 最小発声に近づいた点での発声の異常, 破綻があらわれやすいので, 発声可能帯域と発声不可能帯域との境界が顕在化されやすいという利点も有する.
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  • 伊藤 伸二
    28 巻 (1987) 2 号 p. 123-128
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
  • 伊藤 元信
    28 巻 (1987) 2 号 p. 129-131
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
  • 高橋 宏明
    28 巻 (1987) 2 号 p. 132-134
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
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