本邦初報告となる海産自由生活性線虫の一種
Deontostoma magnificum (Timm, 1951) Platonova, 1962 (Nematoda: Leptosomatidae) を再記載した。本研究で得られた標本は、頭部のcephalic capsule、口腔内の顎と歯状構造、眼点と雄性生殖器の形態において
Deontostoma magnificum の原記載および再記載と一致したことから本種と同定された。また、DNA バーコーディングによる種同定に供する目的で、本種のミトコンドリアCOI および核18S遺伝子の部分配列を決定した。
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