日本鳥学会誌
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54 巻 , 2 号
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  • 由井 正敏, 関山 房兵, 根本 理, 小原 徳応, 田村 剛, 青山 一郎, 荒木田 直也
    54 巻 (2005) 2 号 p. 67-78
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    北上高地に生息するイヌワシ個体群の繁殖成功率は,国内他地域と同様に近年急激に悪化している.本地域の長期の調査結果のうち,1979~1988年(前期)及び1995~2001年(後期)の2期間のデータを用い,繁殖成功率と巣からの半径6.4km圏内の各植生構成との関係を分析した.巣のオーバーハングの状態,巣の標高,行動圏の重複状況,気象条件,及び巣への直接的な人為が繁殖成功率に及ぼす影響も同時に分析した.全期間にわたり詳しく調査した7つがいの繁殖成功率は前期の67%から後期の27%に低下した.直接的な人為影響によって繁殖失敗した巣の割合は前期6%,後期19%程度と推定された.前期から後期にかけてイヌワシの採餌に適した幼令人工林は77%,低木草地は43%減少した.人為影響による繁殖失敗を除いたデータによる重回帰分析の結果,101年生以上の落葉広葉樹老令林,10年生以下の幼令人工林,5年生以下の広葉樹林や放牧採草地を含む低木草地の各面積が広いと繁殖成功率は高くなった.劣悪な巣の状態及び巣の標高が高い場合には繁殖成功率は低下した.造巣•繁殖期の気温,香雨量は繁殖成功率に影響しなかった.結局,最近の繁殖成功率の顕著な低下は,イヌワシの好適な採餌環境の減少で部分的に説明できると考えられる.繁殖成功率の向上のためには,条件の良い営巣地の確保,人為影響の排除に加えて採餌適地の維持造成あるいは再生が必要である
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  • 渡辺 朝一
    54 巻 (2005) 2 号 p. 79-85
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    1992年と1993年の春の渡りのシーズンに,新潟県大口のハス田と水田においてツルシギの採食行動について調査を行った.ツルシギの採食行動194例を観察し,そのうち84%はつつき型あるいは首振り型であった.ツルシギは,レンコンの収穫が終了した湛水の少ないハス田や,やはり湛水の少ない収穫前のハス田,水田では泥の表面をつつくつつき型で採食していることが多く,レンコン植え付けの終了した湛水の深いハス田では,嘴を左右に振って水底の表面を探る首振り型で採食していることが多かった.つつき型と首振り型の採食行動を比較すると,単位時間あたりの歩数はつつき型が多く,嘴の使用回数,採食成功回数は首振り型が多かった.
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  • 安田 雅俊, 川路 則友, 福井 晶子, 金井 裕
    54 巻 (2005) 2 号 p. 86-101
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    在不在データにもとづいた群集の類似度指数のひとつであるファイ係数を用いて,日本の繁殖期の鳥類群集の時間的変化を検討した.20 年以上継続された調査の記録(北海道,岩手県,長野県,栃木県,東京都)をもとに,初期群集とその後の群集の間のファイ係数を計算し,χ2検定を行った.5調査地点のうち3地点(岩手県,栃木県,東京都)でファイ係数の減少傾向が認められた.東京都では1960年代後半に,岩手県と栃木県では1970 年代後半に,種構成について初期群集との間の有意な相関が消失した.種構成の時間的変化は,(1) 夏鳥と留鳥双方の種の消失,(2) 初期に観察されなかった鳥種の新たな出現の2つの要因によってもたらされた.ファイ係数は長期間の鳥類群集の変化を検出する有用な手法であり,また,統計的検定が可能であるため,在不在データにもとづくその他の類似度指数よりも優れていると結論された.本手法を用いて,過去の鳥類群集の長期的な変遷パターンを抽出し,その変化の要因を推定すること,また,群集を継続的にモニタリングすることで変化を早期発見し,早期対策が行われることが望まれる.
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  • 香川 裕之, 宮川 圭司, 笹森 聡, 飛鳥 和弘
    54 巻 (2005) 2 号 p. 102-103
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
  • 宮 彰男, 三戸 貞夫, 蛯名 純一, 関下 斉
    54 巻 (2005) 2 号 p. 104-107
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
  • 中野 晃生, 平山 知男
    54 巻 (2005) 2 号 p. 108-109
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
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