音楽教育学
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48 巻, 2 号
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研究論文
  • ─ エラー防止とエラー後の視線移動に焦点を当てて ─
    夏目 佳子
    2019 年48 巻2 号 p. 1-12
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/04/02
    ジャーナル フリー

     本研究の目的は, ピアノ初見視奏時の演奏エラーに関わる視線移動の実態を探索的に明らかにすることである。エラーを起こしやすい音程が広く音の跳躍の大きな演奏箇所のある楽曲を用い, (1) 演奏時の視線位置, (2) 演奏エラーの有無, (3) 鍵盤を確認するタイミング, (4) 演奏エラー時の視線移動を明らかにした。上級者と中級者は, 音の跳躍する演奏箇所に入る前に, 演奏エラー防止のため, ほとんどの場合鍵盤を確認した。演奏エラーのない場合, 上級者は0.8拍から1拍前に, 中級者は0.6拍から1拍前に鍵盤を確認した。中級者は, 跳躍した音の前音を延長し鍵盤を確認することも多かった。上級者はほとんどエラーを起こさず, 中級者は多くのエラーを起こした。中級者のエラー後の弾き直しは約半分に見られた。弾き直し前の中級者の視線位置は, 楽譜の方が鍵盤より多かった。結果から鍵盤の早い確認がエラー回避に寄与することが示唆される。

研究報告
  • 岡田 恵美
    2019 年48 巻2 号 p. 13-23
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/04/02
    ジャーナル フリー

     本稿では, 近年, なぜインドの若年層を中心に北インド古典音楽の学習者が増加しているのか, という問題を三つの要因から検証した。第一の要因は, 若年層対象の古典芸術の普及活動が興隆し, 学校公演を通して古典音楽に触れる環境が若年層に興味・関心を萌芽させていること, 第二の要因として, インドの経済成長に伴う教育熱の高揚によって, 放課後のお稽古事として北インド古典音楽の学習が拡大している点を指摘した。幼少から親しむ映画音楽が学習契機の媒介となり, 毎年の古典音楽資格試験が, 学習継続の動機として機能している。また第三の要因として, 古典音楽の学習が大学進学受験とも関連している点を指摘した。インド最大の中等教育統一試験CBSE試験では, 北インド古典音楽の科目受験者の増加が顕著であり, その学習内容が前述の古典音楽資格検定試験のカリキュラムを踏襲し, 受験対策が幼少からのお稽古事と関係していることも明らかとなった。

研究動向
書評
第49回大会報告
(大会実行委員会企画)
基調講演①
基調講演②
シンポジウム
(常任理事会企画)
プロジェクト研究
(共同企画Ⅰ) プレゼンテーション&ディスカッション
(共同企画Ⅱ) パネルディスカッション
(共同企画Ⅲ) ラウンドテーブル
(共同企画Ⅳ) ラウンドテーブル
(共同企画Ⅴ) パネルディスカッション
(共同企画Ⅵ) ラウンドテーブル
(共同企画Ⅶ) ラウンドテーブル
(共同企画Ⅷ) ワークショップ
(共同企画Ⅸ) パネルディスカッション
(共同企画Ⅹ) ラウンドテーブル
(共同企画Ⅺ) デモンストレーション・ワークショップ
(院生フォーラム)
feedback
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