パーソナルコンピュータ利用技術学会論文誌
Online ISSN : 2433-7455
Print ISSN : 1881-7998
11 巻, 2 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 2017 年 11 巻 2 号 p. H1
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/11/11
    ジャーナル フリー
  • 2017 年 11 巻 2 号 p. T1
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/11/11
    ジャーナル フリー
  • 大川 唯, 田中 敏幸
    2017 年 11 巻 2 号 p. 1-7
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/11/03
    ジャーナル オープンアクセス
    近年,社会の高齢化に伴い脳卒中患者数が増加する傾向にある。多くの脳卒中患者は,脳機能に後遺症が 出るため,リハビリテーションが必要となる。認知障害等の高次機能障害におけるリハビリテーションは,重要な問題の一つとなっており,その検査法として三宅式記銘力検査が知られている。この検査は,有関係語対と無関係語対を読み上げて被験者に記憶させ,記憶した語対の一方を提示して,対をなす語を答えさせる検査法である。つまり,聴覚から脳に刺激を与えて検者の認知能力を調べる方法となっている。この検査法は,検者による検査手順のばらつきが大きく,主観的な検査方法となっている。本研究では,三宅式記銘力検査における検査結果のばらつきを低減し,パーソナル検査を可能にするために,実験そのものをAndroid タブレットのアプリケーション(Android アプリ)によって行う方法について提案する。従来法と異なり提案手法は視覚情報による脳刺激となっているため,提案法と従来法における脳への刺激の違いをfNIRS による脳血流の計測結果から検討する。実験の結果として,従来法とAndroid アプリ法における検査時の脳血流の差異が少なく,従来行われている三宅式記銘力検査をAndroid アプリによって行うことができることを示している。
  • 菅沼 美由起, 山村 知生, 星野 祐子, 山田 光穗
    2017 年 11 巻 2 号 p. 8-20
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/11/03
    ジャーナル オープンアクセス
    口唇動作認識とは,音声認識と顔認識を組み合わせたマルチモーダル認識であり,発話認識技術の1つとして研究されている。我々はこの技術に着目し,顔認識ソフトを用いた発話トレーニングシステムを本研究室で開発した。今回我々は,本研究室で開発したシステムを用いて英語発話トレーニングを行った。それに伴い本校英語教員の発話データを取得し,データベースの作成も行った。このトレーニングでは英語教員の口唇動作と発話学習者の口唇動作を比較して発話トレーニングを行うことで,プレゼンテーションや面接時の発話改善,外国語の発話能力改善に役立てることを目的としている。発話の改善を示す評価結果は発話学習者に学習へのインセンティブとなる。本稿では発話動作を時系列に並べた口唇動作履歴による主観的な評価に加え,音声を可視化することのできるIPA チャートを用いた客観的な評価法の検討を行った結果を示す。
  • 北村 彩華, 辻合 秀一
    2017 年 11 巻 2 号 p. 27-31
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/11/11
    ジャーナル フリー
    Autodesk Memento を使用しての灯籠の3D モデルおよびモデル制作方法をまとめた。Autodesk Mementoは複数枚の写真から高精細な3D モデルが作成できるキャプチャソフトである。3D モデル化したい物体を様々な角度から撮影し, その写真をクラウド上にアップロードすることで, 自動で3D モデルの作成が行われる。3D モデルの制作時に, 重要となるのが写真素材の作成方法や写真の選択である。実際に3D モデル制作を行った際の環境や条件をまとめ, 素材となる写真の撮影方法や3D モデルの修復・調整方法など, 3D データ制作を行う際の注意点を記述した。今回は地域の文化財のデータ保存に用いられる事例等の展開を考えて制作を試みた。富山県高岡市にある前田利長公墓所から八丁道, 瑞龍寺まで設置されている灯籠数基をデータ化した。
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