体育学研究
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16 巻, 1 号
選択された号の論文の15件中1~15を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1971 年 16 巻 1 号 p. Cover1-
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1971 年 16 巻 1 号 p. Cover2-
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 加藤 元和
    原稿種別: 本文
    1971 年 16 巻 1 号 p. 1-8
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    従来までの古代オリュンピア祭典競技の研究では,最も典型的なギリシア人の国制としてのポリス共同体との関連を基盤とする研究がなかったと言える.そこで,この研究では,特に,ポリス共同体との関係を通して,古代オリュンピア祭典競技の精神について観る. こうした研究の主題を解明するために,次の四点に,研究の基礎的視角を据えた. 1)古代オリュンピア祭典競技の汎ギリシア的精神は,自主独立的ポリス共同体の存在を契機として確立し,逆に,ポリス共同体の発展はその汎ギリシア的精神に支えられていた. 2)祭典競技の宗教的性格として,ゼウス崇拝を中心にしながら,神々や英雄たちとの結合を観る. 3)その教育理念は,ポリス共同体の教育理念とその実践の反映であり,それは, Kalokagathieに集約されていく. 4)ポリス共同体は,その祭典競技に於て,文化的統一の意識を著しく高揚させていく.
  • 黒沢 直次郎, 本多 弘子, 滝沢 順子
    原稿種別: 本文
    1971 年 16 巻 1 号 p. 9-16
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    著者らは,受信機に市販のFMラジオを使用する簡易FM心拍送信機を試作した. この送信機は,胸部双極誘導により得られた心電流で変調された低周波音を搬送し,受信された音の変化を直接聴取し計数する. この送信機を使用して, 1人の被験者に踏台昇降運動を負荷した場合の運動前,中,回復期の心拍数を,15秒間の拍動数を数えて4倍し1分値に換算する法(15秒法),15拍動及び10拍動に要する時間から1分値に換算する法(15拍法及び10拍法)の三法により同時に測定をおこない,更に正確な値として同時記録されたオツシロダラフからの値との差を検討した.その結果 15秒法,15拍法,10拍法ともに,心拍数が急激に変化する時には誤差が大となる傾向を示す. 2.10拍法は,他の2法に比して誤差がやや大であるが,有意ではない.3. 15拍法,10拍法では, 1分値に検算する際に計算上大となる誤差も含む.
  • 勝田 茂, 今野 道勝, 今野 和子
    原稿種別: 本文
    1971 年 16 巻 1 号 p. 17-23
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    発育期にある児童の体力をより効果的に高めるための基礎的資料を得る目的で,福岡市内の小学生(6〜12才)133名(男子75名,女子58名)を対象として自転車エルゴメーターを用い,負荷漸増法によって, 最大酸素摂取量,最高心拍数,最高呼吸数,最大換気量などに関する身体作業能力の測定を行つた.結果を要約すると,(1)最高心拍数の平均は,毎分190〜200拍,呼吸数は毎分55〜68回で,性別,年令別に有意差はない. (2)最大換気量は年令と共に増加の傾向を示すがこれは1回換気量の増加による.(3)最大酸素摂取量も年令と共に増加するが,対体重1kg当りでは男子36〜46ml.女子30〜34mlを示し,年令による著変は認められない.これらの値は,アメリカ及びスウェーデンにおける同年令の児童よりも約10〜20ml劣る. (4)この年令における男女比は,対体重1kg当りの酸素摂取量において,女子が各年令とも約20〜30%劣る.
  • 八木 保
    原稿種別: 本文
    1971 年 16 巻 1 号 p. 25-33
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    体格及び体力の発育発達とその要因の一つとしての身体連動との関係を,大学年生の体格及び体力の数項目の測定値と彼等の過去における運動歴との関係でとらえて検討した.すなわち運動歴を調査することにより主に中学,高校において運動部に所属していた期間と時期で標本を分類し,また運動部に所属したことのないグループをまとめこれら各群の体格,身体機能,運動能力の各項目について平均と分散を求めて各グループ間の差異を検定して比較検討した.また経験してきた運動の種類によっても分類して体格・体力の各項目について比較検討した.この結果,運動量の大小により身体形態には特に差異はみられないが,身体充実度には差異がみとめられて長期間運動部活動をしたものの方がすぐれ,身体機能の各項目にも差異がみられ,運動能力の各項目には著しい差異で運動を多くしたものがすぐれていることが明らかにされた.運動の種類によっても差異がみられた.
  • 猪俣 公安
    原稿種別: 本文
    1971 年 16 巻 1 号 p. 35-42
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    本研究は, Fleishman (1953-1960),著者ら(1968)の研究結果にもとづいて, 知覚一連勤学習過程の初期および後期における,運動因子と非運動因子の相対的貢献の度合を検討することを主な目的として,実験上においては,手動式スタイラスを使ったpursuit rotor taskを,実験IIにおいては,両手協応課題をそれぞれpractice taskとして用い,また知能検査の下位テストを中心としたreference testをとりあげた.得られたdataにprincipal component analysisを適用した結果, (1)一般知能因子は練習の全段階にわたって寄与していない.(2)学習課題に特有な因子は,練習の全段階に負荷がみられたが,初期には,より低い負荷量がみられた.(3)非連動因子(主に知覚的因子)は,練習初期に有意な負荷がみられた.以上の結果は,主としてこの種の学習には知的能力の参与が認められない.非運動因予の関与が低減するにともない,一定のスキルパターンが形成されていくものとして考察された.
  • 広田 弥生, 大橋 信夫
    原稿種別: 本文
    1971 年 16 巻 1 号 p. 43-50
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    今回,現役の船員の体力の一部に関する測定値を得ることができた.被験者は船員(職員114名,部員212名)であり,測定種目は文部省の発表した壮年体力テストのうち反復横とび,垂直とび, ジグザグドリブルであり,測定の時期1968年である.その結果,反復横とびの職員の値と日本人平均の値(文部省発表値), ジグザグドリブルの45才以上の職員の値と日本人平均の値間には差はみられないが,他はすべて日本人平均値より職員,部員の値が劣っている.また職員と部員の比較では反復横とび, ジグザグドリブルの値は職員が有意にすくれており,垂直とびもその傾向がみられた. これらの差を考察した結果,船員の比体重が大きいことが船員と日本人平均間の差の一因と考えられた. また今後は精神的能力との関連の上でこの方面の調査研究が必要なことが推察できた.
  • 飯塚 鉄雄, 水田 晟, 磯川 正教
    原稿種別: 本文
    1971 年 16 巻 1 号 p. 51-61
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    この研究の目的は,中高年者の体力基準を作るためである. 14,708名の被検者のテスト結果を, (1)年令別, (2)性別,(3)ローレル指数別にわけ,次のような結果を得た. (1) 1968年度の(1)握力,(2)反復横跳,(3)ジグザグドリブル,(4)垂直跳,(5)急歩の体力基準値を設定した. (2) 児童,生徒における体重及びローレル指数は独自の因子として報告されているが,中高年者の運動能力に対しては, ローレル指数の貢献度が低く,むしろ,体重が重要な因子であつた. (3) 中高年者の運動能力水準は, ヒストグラムでは, ローレル指数135〜139, 155〜164において他のローレル指数より高い得点を示した.
  • 原稿種別: 付録等
    1971 年 16 巻 1 号 p. 62-63
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1971 年 16 巻 1 号 p. App1-
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1971 年 16 巻 1 号 p. Toc1-
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1971 年 16 巻 1 号 p. App2-
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1971 年 16 巻 1 号 p. Cover3-
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1971 年 16 巻 1 号 p. Cover4-
    発行日: 1971/08/01
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
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