体育学研究
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16 巻, 5 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1972 年 16 巻 5 号 p. Cover17-
    発行日: 1972/02/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1972 年 16 巻 5 号 p. Cover18-
    発行日: 1972/02/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 宮下 充正, 袖山 紘
    原稿種別: 本文
    1972 年 16 巻 5 号 p. 253-257
    発行日: 1972/02/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    12才から26才までの日本人水泳選手112名(一流選手男子26名, 女子20名,中学・高校の水泳部員男子34名,女子32名)について,トレッドミルの速度漸増負荷法により,最大酸素摂取量の測定を行なった結果,次のことが明らかになった. (1)最大酸素摂取量の平均値は,一流選手男子4.41l/分,女子2.84l/分,中・高水泳部員の男子12〜14才で2.79l/分,15〜18才で3.46l/分,女子13〜14才で1.96l/分, 15〜17才で2.14l/分であった. (2)最大酸素摂取量は,男子水泳選手では12〜18才の間に急激な増加をみせるが,女子では,この間の増加はほとんどみられない. (3)水泳選手の最大酸素摂取量は,一般人に比べ30〜40%上まわっている.
  • 戸苅 晴彦, 浅見 俊雄, 菊池 武道
    原稿種別: 本文
    1972 年 16 巻 5 号 p. 259-264
    発行日: 1972/02/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    この研究においては,インステップキック時のボールス・ピード,足のスイング・スピード及びボールと足の接触時間を測定し,その間の関係を検討した.実験Iでは,熟練者(3名)を対象に,ボール・スピードはスピード・メーターを, スイング・スピードはマイクロ・スウイッチを利用して測定した.実験IIでは,熟練者(6名),未熟練者(6名)を対象にし,16mm映画フィルムより速度を算出した.なお,接触時間は両実験とも導電性樹脂ドータイトを用いて測定した.その結果, スイング・スピードはボール・スピードに大きな影響を示した.また, スイング・スピードを微分的に検討したところ,インパクトまでは加速度的であり,熟練者ほど顕著であった.接触時間はボール・スピードが大であるときに,わずかではあるが長い傾向を示した.しかし,個人差,バラッキが大きく,はっきりした結論をくだすまでにはいたらなかった.
  • 斉藤 満, 星川 保, 宮下 充正, 松井 秀治
    原稿種別: 本文
    1972 年 16 巻 5 号 p. 265-271
    発行日: 1972/02/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    走運動鍛練度及び走能力に差のある3名の被検者を対象に,走速度の増加にともなう下肢の各関節の動きの変化をelectrogoniometerで,また左右脚の地面との運動関係を運動靴に充填した面圧計で同時に記録し,その記録の分析により次のような結論を得た. (1)走速度の増加にともなって股関節,膝関節の運動範囲は鍛練度,走能力の差にかかわらず大きくなる.しかし,同一走速度条件では鍛練者が非鍛練者よりその運動範囲が大きくなる. (2)接地瞬間時の接地脚大腿と振り出し脚大腿の相対的位置は,鍛練者ほど振り出し脚大腿が接地脚大腿に近づいている.また離地瞬間時では,鍛練者は非鍛練者より振り出し脚大腿をより前方ヘ高く振り出している. (3)非鍛練者が鍛練者より振り出し脚の動きが遅れていることから,より高い走速度に適応するためには早い振り出し動作が必要であるといってよい.
  • 村瀬 豊, 亀井 貞次, 星川 保, 宮下 充正, 松井 秀治
    原稿種別: 本文
    1972 年 16 巻 5 号 p. 273-279
    発行日: 1972/02/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    走能力の異なる3名の被検者について,走速度増加に対する脚の動きを光線軌跡遮光法によって撮影し,その結果から膝関節,足関節の垂直変位,歩数・歩巾,足の動きの速さを求め,次のような結論を得た. (1)膝関節の垂直変位値の大小が歩巾を決定する大きな要因である.走速度の高低にかかわらず,走トレーニング経験者は未騒音に比べこの変位値が大きい. (2)走運動中の一周期における足の動きの速さを明らかにした.着地寸前の足の速さと走速度との間に密接な関係がある.走速度の高低にかかわらず,走能力の高い被検者ほど着地寸前の足の速さが速い. (3)高い光速度に適応するためには,膝を高く前上ヘ引き出し,高い位置からキック足に速いスピードをつけて着地に入り,大きな歩巾を得ることが重要な条件である.
  • 井上 フミ, 松浦 義行
    原稿種別: 本文
    1972 年 16 巻 5 号 p. 281-290
    発行日: 1972/02/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    発育に伴って運動能力の構造がいかなる変化をするかということは,発育発達の著しい中学生の体育指導に於て重要な問題である.そこでスポーツテスト及び体格17項目の測定結果を資料として,女子約160名,男子約210名の中学在学3ヶ年間における運動能力の因子構造の変化を同一標本によって追跡し,その結果を女子を中心に考察した.運動能力因子として各学年5個ずつ抽出されたが,そのうち各学年共通因子は「瞬発筋力及び身体協調能力」と「長軸の発達」であった.このうち前者はここでとりあげた運動能力の中では発育と共にその分散量が増加し,後者は次等に減少した.また,運動能力別のcommunalityの変化では,「体格」,「静的筋力」,「柔軟性」等を表わすテスト変数群のcommunalityが発育と共に減少し,「瞬発能力及び身体協調能力」を表わすテスト変数群のcommunalityは増加して,次第に他の運動能力との関係を深めて行く傾向がみられた.
  • 田村 喜弘, 松浦 義行, 大山 良徳, 八木 保, 中村 栄太郎, 吉岡 文雄, 日比野 朔郎, 北村 栄美子
    原稿種別: 本文
    1972 年 16 巻 5 号 p. 291-298
    発行日: 1972/02/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    発育発達は多くの側面をもっているが,それらの諸側面が相互に関連し合いつつ発育発達の過程が展開されるのである.発育発達現象を現象に忠実に分析してゆくには現象のもつあらゆる側面を測定し,この測定変数間の関連性を考慮しつつ,測定変数全体を同時空間の中で取り扱い,経時的変化を考察する事がより有効な方法と考えられる.この立場に立って,測定変数の数に等しい次元の変数空間での考察に直観的考察の利点を生かすため主成分分析を適用して,第1,第2主成分を直交軸とする2次元成分空間をn次元変数空間の近似空間として,この成分空間で発育発達現象を考察する方法を工夫した.この方法を農村地域小学校児童標本に適用し,体格の発育を成分空間における各学年別に95%の所属楕円の経年的変化を考察することによってアプローチした.
  • 原稿種別: 付録等
    1972 年 16 巻 5 号 p. 299-307
    発行日: 1972/02/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1972 年 16 巻 5 号 p. App8-
    発行日: 1972/02/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1972 年 16 巻 5 号 p. App9-
    発行日: 1972/02/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1972 年 16 巻 5 号 p. Cover19-
    発行日: 1972/02/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1972 年 16 巻 5 号 p. Cover20-
    発行日: 1972/02/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
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