体育学研究
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18 巻, 2 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 18 巻 2 号 p. Cover5-
    発行日: 1973/10/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 18 巻 2 号 p. Cover6-
    発行日: 1973/10/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 坪井 三郎
    原稿種別: 本文
    1973 年 18 巻 2 号 p. 71-81
    発行日: 1973/10/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    従来, 剣道に関する姿勢研究は, 経験的に多く云々されているが, 運動科学的な研究は余りみられず, 特に打撃中の動的姿勢に関する分析的研究は未だ十分ではない. そこで有効な打撃技術を理解すると共に, その熟練による姿勢が常習化され, 良い姿勢の獲得に役立つべく, 打撃動作の姿勢分析を試みた. 対象動作は, 正面, 右小手, 右胴の基本打撃動作で, すべて動的姿勢をその熟練度により比較検討した. 分析は動作中の身体角度変化, 動作反応時間, 動作時間, 及び動作中の筋放電状態等の面から検討した. その結果, 熟練者の動作中の姿勢は, 常に有効な姿勢が反射的にとられ, 動作反応も早く, 動作時間の配分も適切にして打撃効率を高めているのがみられた. さらに, 動作中の客筋放電の傾向により, 筋の適切な緊張によって動作を円滑にしているのが理解された. この動的姿勢の習熟は静的姿勢にも影響し, 良い姿勢の形成に役立つものと思われる.
  • 中川 宏, 熊本 水頼
    原稿種別: 本文
    1973 年 18 巻 2 号 p. 83-89
    発行日: 1973/10/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    ウェイトリフティングの選手について, ベンチプレスを行なわせたときの筋の作用機序について筋電図学的に検討した. 1) 手関節の姿勢制御を示すような筋の働きは認められなかった. 2) 肘関節はただ単純に伸展を行なっているだけで, 姿勢制御を示す筋の働きは殆んど認められなかった. 3) 筋力に余裕のあるとき, 肘関節伸展は上腕三頭筋外側頭のみで行なわれ, 筋力の劣るときは同筋長頭も参画した. 長頭の収縮がもたらす肩関節伸展の力は, 肩関節屈曲筋群の活動の増強で消却された. 4) 肩関節は水平位内転と屈曲の合成された動きを示す筋放電様相を呈した. 5) 挙上能力の劣るものには, 無駄な, かつまた抑制的と考えられる筋放電も認められた.
  • 松浦 義行
    原稿種別: 本文
    1973 年 18 巻 2 号 p. 91-101
    発行日: 1973/10/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    集団相互間の類似性を考えるため, 変量空間を成分空間でおきかえ, この直交成分空間における集団の代表点を集団成員の成分スコアーの平均値ベクターであらわし, この集団代表点間の距離を手がかりとして集団相互間の類似性を評価する係数の工夫を試みた. 一方, 従来の人間相互間相関係数の批判より, 成分空間を利用して集団相互相関係数をピアソンの考え方を拡張して求め, さらに, この係数をもって集団相互間の類似性を評価するより, 距離をもってするほうがより適切である事を論じた. ついで, ここで導出された理論を大学運動部7集団に, 体格変数19項目を手がかりとして適用し, 集団相互の類似性, 特殊性を検討した. この検討をより直観的に行うため, 2次元成分空間を9次元変量空間に近似させ, 類似性, 特殊性の量的評価と直観的評価の無矛盾性について検討を加えた. この論文は集団相互相関係数, 類似性係数, 特殊性係数の新しい概念と算出の提案を含んでいる.
  • 山本 高司, 猪飼 道夫
    原稿種別: 本文
    1973 年 18 巻 2 号 p. 103-111
    発行日: 1973/10/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    Magnusとde Kleijn (1912) によって見出だされた頸反射を観察する方法としては, 写真撮影, 張力測定, メカノグラフィーなどのほかに, 筋電図法がある. 猪飼 (1944) は, 機械曲線から, 健康成人において頸反射を認め, 時実 (l951) は, 筋電図から, この反射を検出した. 単一NMU (Neuromuscular unit) の発射間隔から生体情報を得る方法は, 数数の研究に応用された. 特に中枢神経系に疾患のある場合に亢進する姿勢反射が健康成人にも存在することが, 筋電図学的に証明された. 筋放電の発射間隔の短縮・延長を指標として反射を検出する場合, そのインパルス間隔は, 従来, 「ものさし」で1つ1つ計られていた. これには, 多大の時間と費用が必要であった. 著者らは, 1969年, 松田のCardiotachograph (1948) を改良して, Electrotachographを自作し, Ergometryへの導入を試みた. この装置を, さらに改良し, 同心型針電極によってヒトの単一NMUから導出されたインパルスをThyratronのtrigger inputとすることによって, その発射間隔の推移を自動的に直記できるようにした. これを用いて, 健康成人における頸反射の特性を調べた. 頭部の前屈, 後屈, 傾斜, 捻転時のそれぞれについて頸反射の様相を観察したところ, 捻転時に, 最も強く反射の効果が現われた.
  • 原稿種別: 付録等
    1973 年 18 巻 2 号 p. 113-115
    発行日: 1973/10/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1973 年 18 巻 2 号 p. App2-
    発行日: 1973/10/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 18 巻 2 号 p. Cover7-
    発行日: 1973/10/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 18 巻 2 号 p. Cover8-
    発行日: 1973/10/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
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