体育学研究
Online ISSN : 1881-7718
Print ISSN : 0484-6710
ISSN-L : 0484-6710
18 巻, 3 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 18 巻 3 号 p. Cover9-
    発行日: 1973/12/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 18 巻 3 号 p. Cover10-
    発行日: 1973/12/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 高木 公三朗
    原稿種別: 本文
    1973 年 18 巻 3 号 p. 117-125
    発行日: 1973/12/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    わが国の研究者が, 国際学会に出かけて発表したキネシオロジー研究は14になるが, そのうち12は, この3年間に若い人々によって行なわれた. 海外の研究者との交流も多くなった. 将来に大きい希望が見える. 日本におけるキネシオロジー的研究の歴史は新しいものではなく1920年以来,これに関した書物が, かなり沢山出版されている. 日本体育学会の中にキネシオロジー研究会が生れたのは1957年であるが, 毎年の学会で発表されたものは682になり, 本誌に掲載された論文も83である. この論文を中心にして, わが国のキネシオロジー研究をかえりみると, 初期には姿勢に関する研究, 写真や映画による運動軌跡から動きを研究したものが多くあったが, 運動に関する種々の物理量の測定を電気変化として行う方法がとりいれられて, 力・速度・パワーなどが身体運動との関係において吟味され動作分析が進められるようになった, 特に筋電図を用いて筋力の発生, 力の伝達そして作用の機構が分析・研究されるようになり, 最近は放電量の積分計も活用され, 筋電図的研究の範囲が拡張されてきた. 一方テレメーターの利用によって測定研究の自由度が増してきた. 1972年7月名古屋市でFirst National Kinesiology Seminarが開かれKinesiological Studies of Human PowerをMain Themeとして100人の会員が1日は研究討論に, 1日はKinesiology研究のための種々の機械, 器具につき実習し, 筋電図によるKinesiology研究, Computer System, Photographyおよび, Electronicsを応用した種々の測定器の作り方について勉強した. Kinesiology研究の飛躍的発展を念じての催であった.
  • 猪飼 道夫, 矢部 京之助, 山本 高司, 川初 清典, 渡部 和声, 手塚 政孝
    原稿種別: 本文
    1973 年 18 巻 3 号 p. 127-133
    発行日: 1973/12/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    主働筋に軽度の随意的な緊張を与えた状態から, 急速に随意的な反応動作をおこすと, 動作に先行して主働筋に筋放電の休止期(Silent Period)が出現する. この発現機構を明らかにするだめ, 上肢の肘関節伸展動作, 下肢の跳躍動作, スタート動作をおこなつた. その結果, 肘関節の伸展動作では, 動作に先行するSilent period は, ピストル音, ネオン・ランプのそれぞれの刺激を与えてから, 最も速い時で約40msec後に出現した. 下肢の跳躍動作をおこなうことによって, このSilent periodを恒常的に観察することができた. しかも動作に先行するSilent Periodは拮抗両筋にもほぼ同時に出現することを見い出した. スタート動作のような全身運動では, 上・下肢ともほぼ同時期に動作に先行するSilent periodの発現をみた. したがつて随意動作に先行するSilent periodは, 脳幹・脊髄全体の同時抑制によるものと思われる.
  • 松田 生米夫, 藤田 信義, 渡辺 謙
    原稿種別: 本文
    1973 年 18 巻 3 号 p. 135-143
    発行日: 1973/12/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    22名の被検者について, 自転車エルゴメーターにより規定された運動負荷が計算成績に及ぼす効果を検討した. 自律神経機能の測度として, 水プレチスモグラフによる指容積変化のほか, 心拍数, 呼吸数および血圧を同時記録した. 実験結果および考察を要約するとつぎの通りである. (1) l2〜16分でオールアウトに至る漸増負荷による身体運動により, 計算成績は6.2パーセント向上した. (2) 指容積は運動前後とも計算中に減少したが, 運動後の減少度の方が大きかった. (3) 心拍数, 呼吸数, 血圧は, 運動前後とも計算中に著明な増加を示した. (4) 本研究における運動後の計算成績の向上は, 覚醒度あるいは定位反射の強化と関係していると思われる.
  • 菊地 邦雄
    原稿種別: 本文
    1973 年 18 巻 3 号 p. 145-152
    発行日: 1973/12/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    末梢神経切断による骨格筋線維の萎縮の現象を追求するために, 同腹のWistar系ラットの雌雄を用い, 生後70日目に M. tibialis ant.を支配する N. fibularis profundusを切断したのち, 10日目, 20日目に組織学的検討を行い, 次のような成績を得た. (1) 神経切断による体重の減少はみとめられない. (2) M. tibialis ant. の重量は, 神経切断後10日目では28.4%, 20日目では39.8%の減少を示した. (3) M. tibialis ant. の全横断面積の萎縮率は, 神経切断後10日目では赤筋線維19.3%, 中間筋線維34.7%, 白筋線維43.7%を示した. (4) M. tibialis ant. の一本あたりの平均横断面積の萎縮率は, 神経切断後10日目で赤筋線維13.2%, 中間筋線維19.6%, 白筋線維33.9%を示し, 全横断面積の場合と同じ傾向を示した.
  • 原稿種別: 付録等
    1973 年 18 巻 3 号 p. App3-
    発行日: 1973/12/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1973 年 18 巻 3 号 p. App4-
    発行日: 1973/12/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 18 巻 3 号 p. Cover11-
    発行日: 1973/12/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 18 巻 3 号 p. Cover12-
    発行日: 1973/12/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
feedback
Top