体育学研究
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19 巻, 1 号
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1974 年 19 巻 1 号 p. Cover1-
    発行日: 1974/06/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1974 年 19 巻 1 号 p. Cover2-
    発行日: 1974/06/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 川畑 愛義
    原稿種別: 本文
    1974 年 19 巻 1 号 p. 1-19
    発行日: 1974/06/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    同学の人々の提唱によって「発育発達」の専門分科会が体育学会に設置されたのは1962年第13回学会であったが, 今だに発育発達の定義が問題となるほど, この学術のカテゴリーは弾力性や柔軟性にとむとともに新鮮な印象を与える. ただ私はここにこの論講なすすめるに当って従来の文献のなかから, 私見によって内容的に比重の大きいもの, 基礎的で特有な意義をもつもの, 問題をふくんでいるものを, 手もとにある資料からえらんで紹介し, 論評し, 検討することとした. これらを, (1)発育発達の定義, (2)発育発達の測定, (3)発育発達の時代性, (4)発育発達の地域性, (5)成長(身体・機能)曲線の追跡, (6)性・骨成熟の前傾, (7)発育発達促進の要因分析, (8)発育発達の現状と将来, の順位で略説する. (1)から(7)まではほとんど業績の紹介と要約であって, これらについては私観はほとんど加えない. その代りというわけでもないが(8)においては, かなり独断的な意見や考察をのべることになりそうである. あらかじめ諒承を乞いたい. なお,「発育発達学」は時間と空間の交叉の場(Situation, Sitzung)においてなされるものであるというのがこの学術の最大の特有性であるといわれる. 他の体育学よりも, この点がまず強調されなければならない. 時間の次元においてまた(1)時代の流れと(2)年代の推移の吟味がなりたち, 空間のジメンションにおいては地域性, すなわち気候, 風土, 社会, 環境生態, 人種などの問題も提起されるであろう. この間, 関与する科学として, 教育のほか, 医学, 心理, 社会, さらに哲学, 宗教, 芸術, 歴史なども批判の立場を与えるであろうが, ここでは主として体育医学の見地にたって考察をすすめていく.
  • 川初 清典
    原稿種別: 本文
    1974 年 19 巻 1 号 p. 21-31
    発行日: 1974/06/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    11名の成人男子に, 8ヶ月間にわたって最大筋力の2/3の負荷で動的な脚筋トレーニングを行い, 膝関節伸展運動における脚筋の力-速度関係および力-パワー関係について, 荷重法によって6回の追跡測定を行った. また同時に, 最大脚筋力, 最大脚筋速度および最大脚筋パワーとその発現条件を求めた. その結果, トレーニング前とトレーニング後の値を比較すると, 力-速度関係曲線および力-パワー関係曲線は脚筋トレーニングによって全体的に大きな値を示す曲線になった. また同様に, 最大脚筋力, 最大脚筋速度も増加し, 最大脚筋パワーの増加は特に著しかった. 最大脚筋パワー発現の力・速度について分析を行った結果, 最大脚筋パワーの増加は, 主として, 最大脚筋パワー発揮時の脚筋力の増加によって生じていた.
  • 川初 清典, 矢部 京之助, 山本 高司
    原稿種別: 本文
    1974 年 19 巻 1 号 p. 33-39
    発行日: 1974/06/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    母指内転筋を主働肪とした随意努力による筋作業を負荷し, 経皮的に神経に与えられた一定条件の電気刺激によって, 主働筋から得られる筋活動電位と疲労との関係を調べた. その結果表面双極導出法によって母指内転筋から得られる誘発筋電図は, 作業時間の経過に伴って減少し, 回復期には時間の経過に伴って安静時の電位へと回復した. このような筋作業による誘発電位の減少は, 動的な筋作業および静的な持続性筋作業の場合にも認められた. このことは, 疲労によって誘発電位が減少すると報告したNaess and Storm-Mathisen (1955) およびStephens and Taylor (1972) の結果と一致するものであり, Merton (1954) の結果とは一致しない. また, 誘発電位の減少は, 神経筋接合部に伝達遮断が生じたためとするNaess and Storm-Mathisenによる解釈を支持するものである.
  • 北川 薫
    原稿種別: 本文
    1974 年 19 巻 1 号 p. 41-45
    発行日: 1974/06/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
    成人男子では身長が大きいほどローレル指数は小さくなる傾向を示す事が今までの研究で明らかにされている. ローレル指数は理論的には身体密度を表現しているといわれており, この研究では, こうした減少傾向が真に身体密度の減少を意味しているかどうかを明らかにする事を目的とした. 66名の日本人男子大学生を対象として身長, 体重, 身体密度(水中体重秤見法による)を測定した. その結果, ローレル指数と身体密度との間にはr=-0.230という低い相関々係しかみられなかった. 又, 身長の大小によって身体密度には差がみられなかった. 一方, 身長(X)と体重(Y)とに相対成長式を適用したところ, Y=2.792×10^<-3>×X^<1.946>の関係が得られた. これらの事から, 身長の増大に伴なうローレル指数の減少は身体密度の減少を意味するのではなく, 体重が身長の1.946乗で比例関係にある事に起因するものと考えられる.
  • 原稿種別: 付録等
    1974 年 19 巻 1 号 p. 47-52
    発行日: 1974/06/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1974 年 19 巻 1 号 p. 53-54
    発行日: 1974/06/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1974 年 19 巻 1 号 p. 55-59
    発行日: 1974/06/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1974 年 19 巻 1 号 p. App1-
    発行日: 1974/06/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1974 年 19 巻 1 号 p. Cover3-
    発行日: 1974/06/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1974 年 19 巻 1 号 p. Cover4-
    発行日: 1974/06/25
    公開日: 2017/09/27
    ジャーナル フリー
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