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原稿種別: 表紙
2014 年 54 巻 2 号 p.
Cover1-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
2014 年 54 巻 2 号 p.
Cover2-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
2014 年 54 巻 2 号 p.
111-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
2014 年 54 巻 2 号 p.
111-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 2 号 p.
112-114
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 2 号 p.
114-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 2 号 p.
115-117
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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榎戸 芙佐子
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
119-120
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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生野 照子, 石川 俊男
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
121-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
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石川 俊男, 田村 奈穂
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
122-127
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
摂食障害(ED)の治療や研究の最近の動向について述べた.2013年,DSM-IVが改訂されDSM-5が公開された.そこではさまざまな変更が行われ,その例として,むちゃ食い障害が特定不能の摂食障害から独立した扱いになっている.治療面では,これまで報告されてきた精神療法の効果の有無をRCTで検討する研究が進められた結果,神経性無食欲症(AN)で治療成績の改善が得られ,認知行動療法(CBT)の神経性大食症(BN)に対する有効性の科学性が高まり,第一選択治療法との位置づけが確立した.薬物療法に関しては,BNに対してむちゃ食いなどの症状に対する治療効果が多くの抗うつ薬や向精神薬,抗てんかん薬などで確かめられた.新たな生物学的治療法として経頭蓋磁気刺激法(repetitive transcranial magnetic stimulation : rTMS)がEDにも試みられているが,その有効性については今後の課題である.一方で基礎研究面では,これまでのように遺伝子研究,神経伝達物質研究,脳画像研究,神経回路網の脆弱性などさまざまな研究結果が出されている.例えば,ニューロイメージング研究ではEDの病態生理の脳内メカニズムとして,ANで認知的柔軟性課題遂行中の腹側前頭葉-線条体回路の活動性の低下や食物に限局した恐怖・情動ネットワークの過敏性の亢進,BNでは食物刺激に対する報酬系の反応性の低下などが指摘されている.
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鈴木(堀田) 眞理, 大和田 里奈, 浦野 綾子, 荒木 まり子
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
128-133
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
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フリー
神経性食欲不振症(anorexia nervosa : AN)の死亡率は7%で,精神科的併存症があるとさらに高い.本邦女子高校生の有病率は米国の若年女性とほぼ同等であるが,専門医療機関は不足し,プライマリ・ケア医が診療せざるを得ないので,プライマリ・ケアの現場での指針が出されている.いまだに再栄養症候群の周知も不十分である.後遺症である低身長や骨粗鬆症はQOLを低下させ,社会福祉や医療費の高騰に影響する.日本の医療行政は地域での医療・介護システムと在宅医療の充実を強化する方針を打ち出している.入院を繰り返さざるを得ないAN患者へ在宅栄養療法を導入し,低体重や腎不全などによる再入院の阻止が可能になった.
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河合 啓介
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
134-139
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
摂食障害治療マニュアル(2010年)によると,摂食障害の治療施設としてリストアップされている112施設のうち,心療内科(内科系)は21施設,その中で入院は18施設で可能であった.まず,九州大学病院心療内科を心療内科施設の一例として用いて,当科を受診した神経性食欲不振症(anorexta nervosa : AN)患者の特微を述べる.さらに,2009年〜2013年までの日本心身医学総会と日本心療内科学総会のプログラムを調査した.総演題数の中で摂食障害関連の演題は12〜16%であった.主なトピックスや論文の内容は,以下のようであった.(1)摂食障害治療施設における医療連携やチーム医療,(2)医療倫理,(3)各施設の対象とする患者の特色や治療法,(4)高齢化した患者への社会サポートの必要性や低年齢化した患者の特徴,(5)低栄養や食行動異常による身体合併症の病態と治療法,(6)自閉症スペクトラムや不安障害などの併存する精神疾患などの関連による病態の多様化,(7)最新の技術を用いた脳機能画像・栄養学・代謝学・自律神経・遺伝子などに関連した研究など多方面に及んでいた.最後に,心療内科施設での摂食障害に関する最近の研究論文をいくつかピックアップして紹介する.
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切池 信夫
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
140-145
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
わが国において摂食障害,神経性食欲不振症の診療と研究が,心療内科や内科の医師らを中心に始まった.1990年代半ば頃から摂食障害が,過食と排出行動を呈する患者の増加と相侯って,精神科の病気として注目されるようになった.なぜなら,摂食障害患者にうつ病や不安障害,物質常用障害などの併存症が高率であり,万引き,自傷行為,自殺企図などの問題行動を呈するからである.そこで本稿では精神科の話題として,DSM-5で改訂された神経性食欲不振症の診断基準について,次いで働く女性に摂食障害が増えていること,発達障害を併存した摂食障害患者,万引きする摂食障害患者について取り上げた.
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安藤 哲也
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
146-153
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
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フリー
本稿では摂食障害(ED)の生物医学的研究の最近の動向について述べる.遺伝的研究では神経性食欲不振症(AN)を対象にゲノムワイド相関解析が実施され,新規候補遺伝子が同定された.次世代シークエンサーの登場により,全ゲノムの配列解析が容易となり新たな段階を迎えている.脳機能画像解析の発達により,人でのEDの脳内機序の解明と病態理解が進んでいる.従来の視床下部の摂食調節物質を中心とした研究から,高次の機能の役割の研究に軸足が移りつつある.動物モデルでは,アクティビティモデルを中心に興味深い知見をもたらしている.遺伝子改変動物モデルの作製も期待される.脳深部刺激は倫理的な問題を含めて慎重な検討が必要であるが,重症,治療抵抗性のANの治療法の一つとなる可能性がある.
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鈴木 裕也
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
154-158
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
摂食障害は社会的要因に大きく関係した疾患であり,「社会文化結合症候群」というとらえ方がある.本症の患者数は統計的に把握しにくいが,EDNOSを含めると患者は増加の一途をたどっていると思われる.産業構造の変化による1980年代からの女性の社会参画増加による育児への影響や,競争社会によるストレスの多い排他的な,子どもたちにとって住みにくい社会へと変貌している状況から,今後も患者数は増加することが危倶される.「やせ礼讃社会」によるダイエットの流行と本症の増加にみられる関係は,裕福な経済状態という社会的環境変化を潜伏変数とした擬似相関であり,発症要因としての因果関係はないと考える.
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武久 千夏, 高橋 美智子, 生野 照子
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
159-164
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
わが国は摂食障害の多発国であるにもかかわらず,公的な専門治療機関が皆無であるという驚くべき状況にある.そのうえ,専門家も少ないため,当事者や家族は自分に合った専門家を探し回ることを余儀なくされている.こうした事態を改善すべく,2010年に発足したのが「摂食障害センター設立準備委員会」である.これまで摂食障害センター設立請願署名活動を中心に活動を続けてきた.そんな中,厚生労働省の平成26年度予算概算要求に「摂食障害治療支援センターの設置」という項目が新設された.約4年にわたり続けてきた本活動が摂食障害治療を新たな局面に導こうとしている.そこで本稿では,摂食障害センター設立に向けた活動の最近の動向について論じる.
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小原 千郷, 鈴木(堀田) 眞理
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
165-173
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
本研究の目的は,本邦における摂食障害家族会の実態を調査し,情報を共有することである.家族会の活動実態を把握するため,文献・インターネットによる検索と全国の精神保健福祉センターへの電話での聞き取り調査を実施し,そこで情報が得られた家族会にアンケート調査を実施した.その結果,全国で50の家族会の活動が確認され,49(回収率98.0%)の会がアンケートに回答した.その内訳は,家族が主催する自助グループが19(38.8%),専門家が支援するサポートグループが30(61.2%)であった.会の平均継続年数は11.3年(SD=6.5),1回の平均実施時間は2.6時間(SD=0.9),1回あたりの平均参加人数は9.7人(SD=7.0)であった.家族会の主な目的は,相互支援と疾患についての学習が多く,医療や福祉の充実のための社会的運動は少なかった.また,44(89.8%)の会が情報の公開に同意した.
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瀧本 禎之
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
174-176
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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榧野 真美
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
177-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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中野 正子, 野添 新一
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
178-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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小林 伸行, 福永 光子, 淵本 倫久, 柴田 直哉, 山田 一隆, 高野 正博
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
178-179
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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木村 妙, 高倉 修, 辰島 啓太, 神谷 博章, 波夛 伴和, 森田 千尋, 河合 啓介, 瀧井 正人, 須藤 信行
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
179-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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永石 尋幹, 野添 新一
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
179-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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木村 志緒, 林 典生, 田上 敬子, 秋坂 真史
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
180-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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井坂 吉宏, 細井 昌子, 富岡 光直, 河田 浩, 安野 広三, 船越 聖子, 山城 康嗣, 久保 千春, 須藤 信行
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
180-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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野崎 剛弘, 波夛 伴和, 井坂 吉宏, 神谷 博章, 高倉 修, 河合 啓介, 瀧井 正人, 須藤 信行
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
181-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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小川 隆一
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
181-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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横田 欣児, 中村 ひとみ, 平原 奈奈, 平山 健司, 棚橋 徳成, 岩永 知秋
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
181-182
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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古川 智一, 中野 博, 平山 健司, 棚橋 徳成, 須藤 信行, 久保 千春
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
182-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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真辺 豊, 増田 彰則, 鳥居 博行
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
182-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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星 明孝, 土田 治
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
183-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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岡本 敬司
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
183-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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濱川 文彦, 小林 伸行, 金澤 嘉昭, 廣松 矩子, 松尾 雄三, 高野 正博
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
183-184
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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中山 智恵, 細井 昌子, 安野 広三, 今田 祐子, 舩越 聖子, 富岡 光直, 河田 浩, 須藤 信行
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
184-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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松下 智子, 細井 昌子, 中山 智恵, 辰島 啓太, 平林 直樹, 富岡 光直, 船越 聖子, 柴田 舞欧, 安野 広三, 山城 康嗣, ...
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
184-185
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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澤 貴子, 細井 昌子, 奥町 彰礼, 安野 広三, 船越 聖子, 山城 康嗣, 河田 浩, 有村 達之, 富岡 光直, 須藤 信行
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
185-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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児玉 圭, 赤崎 安昭, 出口 晃子, 川池 陽一, 中村 雅之, 佐野 輝
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
185-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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小川 恵美, 島田 章, 高柴 哲次郎, 青木 孝友, 佐々木 裕光, 須藤 信行
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
186-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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橋口 悦子
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
186-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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松林 直, 久本 隆生, 原 健, 河合 雅代
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
186-187
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
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フリー
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畑田 惣一郎, 野添 新一, 古牟田 直孝
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
187-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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富岡 光直, 首藤 由江, 嶋本 正弥, 須藤 信行, 久保 千春
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
187-188
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
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フリー
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柴田 達徳, 米良 貴嗣, 高橋 昌稔, 鈴木 麻美, 林 晴男, 辻 貞俊
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
188-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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成清 公弥, 染矢 菜美, 粟生 修司
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
188-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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大城 利香, 田中 淳生, 秋坂 真史
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
188-189
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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田中 淳生, 大城 利香, 木村 志緒, 山本 文枝, 秋坂 真史
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
189-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
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フリー
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渡辺 裕晃, 鶴田 由紀子
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
189-190
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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田中 通子, 井尾 健宏, 十川 博
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
190-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
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フリー
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金光 芳郎, 山下 愛子, 福留 克行, 岡 孝和, 須藤 信行
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
190-
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
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住田 好美, 野添 新一
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 2 号 p.
190-191
発行日: 2014/02/01
公開日: 2017/08/01
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