-
原稿種別: 表紙
2014 年 54 巻 5 号 p.
Cover1-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 表紙
2014 年 54 巻 5 号 p.
Cover2-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 目次
2014 年 54 巻 5 号 p.
393-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 目次
2014 年 54 巻 5 号 p.
393-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
394-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
394-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
坪井 宏仁
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
395-396
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
松野 俊夫, 江花 昭一
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
397-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
村上 正人
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
398-406
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
心療内科にはしばしば長期化,遷延化した臨床経過を有する痛みの患者が紹介されて受診する.この慢性疼痛の発症には,身体的要因に加えて多彩なストレス要因が関与して病態が複雑化しているため対応に苦慮することが多い.望ましい治療を行うためには,医師のみならず心理士も生理的,心理的,社会学的視点から痛みの背景を理解し,痛みの認知,痛みの抑制システムを知ることが重要である.慢性疼痛はストレスに対する病的反応であり,身体症状と心理的諸問題の間に心身相関が認められることが多いことから,心身症の代表的な病態であるといえる.痛みの病態は人生や日常生活で生じるさまざまな不安,抑うつ,怒り,過緊張,焦燥などの心理社会的諸問題が関与して大きく変動する.痛みに対する医学的対応や心理的アプローチの有効性を期待するためには,十分な病歴聴取や心身両面からの病態の理解が重要である.治療法として一般的な鎮痛薬は無効なことが多く,抗うつ薬,抗けいれん薬などを組み合わせて使用する.最近はオピオイド製剤も選択肢の一つとして考えられるようになった.情動的ストレスやパーソナリティ上の問題の解決と治療のためには,薬物療法に加え,認知行動療法,交流分析,ブリーフ療法,その他の専門的心理療法の組み合わせの有効性が期待できる.このように難治性の慢性疼痛の病態評価や治療のためには心身医学的な視点からの配慮が重要である.
抄録全体を表示
-
金 外淑, 松野 俊夫, 村上 正人
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
407-413
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
全身の痛みを訴える線維筋痛症患者の痛みの特徴を取り上げ,痛みの軽減とともに生活リズムを整える患者支援のあり方など,多角的な視点から治療を進める意義について述べた.また,患者の痛み関連行動をはじめ,さまざまな回避行動や我慢行動などが痛みの自己管理に及ぼす影響について実践的な観点から概観した.線維筋痛症患者を対象とし,認知行動療法的な観点から痛みによって起こる認知の特徴,感情の表出,ならびに行動上の問題に焦点を当てた痛みのセルフ評価と,痛みの自己管理における心理アセスメントツールの臨床への応用を試みた.その結果,痛みのセルフ評価段階では,痛みを他者に上手に伝えるスキルを学ぶことが,患者自ら痛みの理解を高めることに効果的であるという知見が得られた.また,痛みの自己管理アセスメント段階では,痛みが増す要因を明らかにすることによって治療目標をより明確化することができ,痛みの再発予防にもつながった.痛みをセルフ評価する視覚的自己記録と,痛みの自己管理プランを組み合わせて実施することにより,日常診療で患者が訴える"困った痛み"が心身相関の表れとして重要な意味をもち,心身医学的な対応が必要であることを再確認することができた.ワークショップでは,難治性疼痛患者への心身医学的アプローチの実践法について,これまでの成果の一部を提供した.
抄録全体を表示
-
川原 律子
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
414-421
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
子どもは身体と心が未分化であるため,大人の疼痛表現とは異なり「痛い」という表現を用いる場合,身体的疼痛を意味するばかりでなく,精神的苦痛や環境に対する不安・緊張感などさまざまな痛みを含んでいる.このような痛みを客観的に評価・理解することは,発達年齢を考慮しても困難である.さらに,子どもは受診すること自体に不安・恐怖を感じている.特に,慢性疼痛,機能的疾患に由来する痛みの場合,保護者や治療者にうまく伝えられないと,「もう痛いと言わないほうがいい」「自分が悪いんだ」など特有な心理状態に陥り,自尊感情が低下する.このような「困った痛み」の状況は,治療を的確に行ううえで支障があると同時に,家庭での親子関係に問題を残す.小児の"困った痛み"を理解する際,既存のスケールも有用であるが,当院では人型を用いた描画を活用している.本法の施行例を提示し,小児の"困った痛み"について,若干の検討を試る.
抄録全体を表示
-
巣山 晴菜, 貝谷 久宣, 小川 祐子, 小関 俊祐, 小関 真実, 兼子 唯, 伊藤 理紗, 横山 仁史, 伊藤 大輔, 鈴木 伸一
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
422-430
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
本研究の目的は,他者からの拒絶に対する過敏性(以下,拒絶に対する過敏性)を測定する尺度であるInterpersonal Sensitivity Measure(IPSM;Boyce&Parker,1989の日本語版(J-IPSM)の信頼性および妥当性を検討し,本邦における拒絶に対する過敏性の因子構造について明らかにするとともに,非定型うつ病患者のうつ症状との関連を検討することであった.まず,尺度の信頼性・妥当性を検討するために大学生301名を対象に質問紙調査を行った.因子分析の結果,J-IPSMは「関係破綻の不安」,「他者を傷つける不安による非主張性」,「批判されることへの懸念」,「社会的自己像と真の自己像の不一致」,「他者評価追従」の5因子,27項目から構成され,内的整合性は高かった(α=0.78〜0.91).さらに,類似概念である「対人的傷つきやすさ尺度」(鈴木・小塩,2002)と強い正の相関が示され,J-IPSMは十分な信頼性・妥当性を備えた尺度であることが示された.次に,うつ症状との関連を検討するため,非定型うつ病患者を対象に質問紙調査を行った.その結果,J-IPSMにより測定される拒絶に対する過敏性とうつ症状との間に強い相関が認められた.
抄録全体を表示
-
渋谷 恵子
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
431-438
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
本研究は,医学部生から社会人1年目の研修医,看護師を対象に,メンタルヘルス調査を実施して実態を把握し,自殺の危険の高い抑うつ状態の人に早期介入することにより,医師・看護師養成プロセスにおける自殺予防プログラムを構築することを目的とした.医学科1年,3年,5年生,看護学科1年,3年生を対象に,4月にSelf-rating Depression Scale(SDS)を,研修医,新人看護師を対象に,4月にSDS,The General Health Questionnaire(GHQ)30を,6月,1年後に,さらに職業性ストレス簡易調査票,勤務時間などを追加調査して,SDS 50点以上の抑うつ状態の疑われる人を対象に面接をした.その結果,医師は,学生の間は少ないが,研修開始後3ヵ月で,仕事の質的負担が高く約20%に抑うつ状態が疑われ,看護師は,3年生で約20%に,就職3ヵ月で,仕事の質的,身体的負担が高く約30%に抑うつ状態が疑われて,1年後もその状態が続いていた.本研究より,適切な時期にメンタルヘルス調査をして介入することによって,自殺予防につなげることができると考えた.
抄録全体を表示
-
岩橋 成寿, 國井 啓子, 坂元 和子
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
439-444
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
福島第一原子力発電所(以下,福島第一原発)から44kmの地点に位置する災害拠点病院において,原発事故直後に職務遂行が困難になった看護師の2例を報告する.症例1:30代,女性.3月14日に両親が親戚宅に避難し,自分一人が自宅に残った.それから強い不安感が持続し,3月15日の午前中に受診した.血圧が175/104mmHgと上昇し,感情がコントロールできない状態であった.不安状態と診断し,薬物療法を開始し,1ヵ月間の休養と,両親と一緒に過ごすように指示した.2週間後に受診した際には,仕事に復帰したいと述べ,4月18日から復帰した.症例2:20代,女性.3月24日の15時に,精神的に不安定になり,面接した.患者は最初に,3月15日の準夜勤務時に,2人の先輩が来なかったときのショックについて話した.食欲低下,不眠,倦怠感が続いており,もうどうでもいいという感じになる,と訴えた.過労状態であり,休むように指示したが,「休むと避難した人と同じになってしまう.休むのなら辞めたい.」と受け入れなかった.3連休を与えて睡眠薬を投与し,休職せずに3週間で回復した.福島第一原発事故後に,当院看護師には,放射能汚染および自主避難をめぐる強い心理的ストレスが加わっていた.
抄録全体を表示
-
畑田 惣一郎, 野添 新一
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
445-453
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
近年,うつ病の遷延化問題における職場復帰対策は重要な課題の一つである.本研究では,遷延性うつ病の3事例を通し,職場復帰を阻害する心理社会的要因を明らかにして,職場復帰のための心理社会的アプローチを行った.ここではその経過と効果について述べ,考察を加えることを目的とする.対象は当院を紹介受診した遷延性うつ病患者3名である.われわれは彼らに面談・心理検査などを利用し介入・分析した.3症例の問診・検査の結果,トラウマ体験に起因する(対人・会社)恐怖イメージが職場復帰の阻害要因として,作用していたと考えられた.そこで,(1)生活リズムの改善による心身の安定化,(2)会社・外出恐怖には段階的エクスポージャー,(3)完璧主義など非機能的な認知様式には日記などを活用し認知の修正,(4)睡眠リズムの改善の介入を行った.その結果,薬物治療のみでは,職場復帰できなかった3症例が復帰することができ長期経過(3年以上)も良好であることを確認できた.遷延性うつ病の中には,薬物と心理社会的アプローチに加えて,トラウマの視点から,恐怖イメージのアセスメントと「行動」「認知」へのアプローチが必要な症例が少なくないことを強調したい.
抄録全体を表示
-
後山 尚久
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
454-455
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
伊藤 聡美, 前久保 亜希子, 松岡 亜由子, 高峰 浩加, 小島 菜々子, 古井 景, 堀 礼子, 篠邉 龍二郎, 塩見 利明
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
456-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
村田 千代栄, 竹田 徳則, 中出 美代, 近藤 克則
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
456-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
中出 美代, 村田 千代栄, 近藤 克則
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
456-457
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
疋田 陽子, 柵木 美佳, 定塚 甫
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
457-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
左右田 真里, 杉浦 英子, 定塚 甫
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
457-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
伊藤 千佳子, 小坂 泰夫, 西村 一, 山下 智子, 大城 正幸, 松本 尚子, 柴田 光章, 野崎 郁徳, 森下 育昭, 海老名 重徳, ...
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
457-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
松井 健, 山根 真紀, 山本 和恵
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
457-458
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
竹内 俊明, 園岡 きよみ, 永田 睦子, 勝山 康子, 前田 以佐子
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
458-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
松永 昌宏, 磯和 勅子, 山川 香織, 大平 英樹, 川西 陽子, 金子 宏, 坪井 宏仁
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
458-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
中西 康介, 定塚 甫
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
458-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
川西 陽子, 坪井 宏仁, 松永 昌宏, 金子 宏
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
458-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
荒深 千景, 定塚 甫
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
459-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
定塚 江美子, 定塚 甫
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
459-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
山本 さゆり
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
459-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
鈴木 聖子, 成瀬 徳彦, 小倉 和郎, 安藤 仁志, 近藤 康人, 字理須 厚雄, 川西 陽子, 金子 宏
原稿種別: 本文
2014 年 54 巻 5 号 p.
459-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
460-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
461-463
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
464-465
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
466-468
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
App1-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
App2-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
472-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
472-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
472-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
472-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
472-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
App3-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
A3-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
A4-A5
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
A6-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
A7-A11
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
A12-A14
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
A14-
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2014 年 54 巻 5 号 p.
A14-A16
発行日: 2014/05/01
公開日: 2017/08/01
ジャーナル
フリー