【背景・目的】 COVID-19により職員間の交流機会が減少し,チーム間の連携やコミュニケーションに課題が生じている.リハビリテーション職員のチーム間の情報共有を促すため,相談しやすい環境作りを目的に,対話を通じて相互理解を促すCREWプログラムを導入した.
【方法】 リハビリテーション職員34名を対象に,2024年8月から8か月間,月1-2回で全10回のセッションを実施した.セッションはテーマに基づき20分間行い,ファシリテーターが進行を担当した.心理的安全性尺度とCivility Scale,自由記述アンケートで評価した.
【結果】 心理的安全性は4.7±1.2から5.1±0.9へ,Civility Scaleは3.2±0.9から3.4±0.9へ向上したが,統計学的には有意差は認めなかった.自由記述アンケートでは「相手を知る機会になった」など肯定的意見が多い一方,「業務への変化は感じにくい」との否定的意見も存在した.
【結論】 CREWプログラムは心理的安全性と礼節的風土の醸成に一定の効果を示したが,日常業務への実感には限界もあり,今後は多様なアプローチの継続的検討が必要である.
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