生理心理学と精神生理学
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24 巻 , 1 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • 八木 昭宏, 入戸野 宏
    24 巻 (2006) 1 号 p. 1-4
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
  • 入戸野 宏
    24 巻 (2006) 1 号 p. 5-18
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    二次課題に含まれるプローブ刺激に対する事象関連電位 (event-related brain potential : ERP) の後期陽性波 (P3またはP300) の振幅は, 主課題に配分される知覚-中枢処理資源の量と負の相関関係にある。この理論が生まれた経緯について述べ, ERPを用いたプローブ刺激法の簡単なレビューを行う。次に, Suzuki, Nittono, & Hori (2005,International Journalof Psychophysiology, 55, 35-43) を補足する実験を報告し, 聴覚プローブ刺激に対するP300の振幅が映像 (ビデオクリップ) への関心度に応じて変化すること, それは映像の知覚的複雑さが同等であっても生じることを示す。具体的には, 実験参加者がビデオクリップを最初に見るときの方が, 同じ映像を5回目に見るときよりも, プローブ刺激に対するP300の振幅が小さかった。また, 知覚的に逸脱した非標的プローブ刺激に対するP300の方が, 同じ低確率で呈示される標的プローブ刺激に対するP300よりも, 振幅の減衰が顕著であった。労働以外の場面におけるERPを用いたプローブ刺激法の利点について論じる。
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  • 添田 喜治
    24 巻 (2006) 1 号 p. 19-35
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    音の物理的要素がどのように脳で処理されるかが脳磁図 (MEG) を用いて調べられた。感覚情報がどのように人間内部で処理されるかを知ることができれば, 快適な環境や好ましい製品の設計に生かすことができる。音の高さ (ピッチ) の明瞭性や主観的な音の拡がり感に関連する聴性誘発脳磁界反応が調べられた。その結果, ピッチの明瞭性と音の拡がり感, それは各耳に入る音の時間情報と両耳間の音の相関に影響を受ける, が小さいほどN1m振幅は小さくなることが分かった。このことは, 各耳に入る音の時間情報や両耳間の音の相関が音環境の評価に考慮されるべきであることを示唆している。また, 音場の主観的好ましさが, MEGのアルファ波帯域 (8-13Hz) の自己相関, 相互相関関数により評価された。自己相関関数の有効継続時間と相互相関関数の最大値は, 音場の主観的好ましさとよく対応した。すなわち, これらのファクターはヒトの環境評価に対する客観的指標として有用であろう。
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  • 三宅 晋司
    24 巻 (2006) 1 号 p. 37-47
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    ヒトに快適感をもたらす自然要素に対する生理反応を捉え, その結果に基づき快適環境や何らかの製品を創り出す-これが自然心理生理学とtranquility ergonomics (やすらぎの人間工学) である。ここでは, ヒトの生理反応の特性, 快適の定義, 自然要素がヒトに与える影響の根拠のひとつとしてのbiophiliaの概念について概観し, 著者が行った快適評価の実験例を紹介しながら, 快適評価のストラテジーを検討する。
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  • 山田 冨美雄, 江川 猛
    24 巻 (2006) 1 号 p. 49-56
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    本論の目的は, 「感動」をモノ作りのための新しいコンセプトとして導入することであった。わが国におけるモノ作りコンセプトの歴史を概観すれば, 新しいコンセプトとして「感動」が必然的に浮上がる。「感動」とは, 驚きや興奮ワクワクする経験などで惹起される強い情動状態を端的に現す日本語である。「感動」の成立過程をFigure 1に仮説的に示した。即ち, (1) 無関心, (2) 受動的注意 (関心), (3) 能動的 (選択的) 注意, (4) 記憶との照合・内的注意, (5) 感情の喚起のあとに (6) 感動体験が発生するというものである。これらの仮説的過程のいくつかの段階は, ここ十年の問に確立された心理生理学的技法を用いれば, Figure 1に示す生体反応を指標として直接評価することができる。
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  • 櫻井 芳雄
    24 巻 (2006) 1 号 p. 57-67
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    本論文はまず, 脳の情報処理の実態を知る手法であるマルチニューロン活動の記録について, 特に必須の技術と問題点を中心に解説する。次に, マルチニューロン活動が検出する脳の情報表現の単位として「セル・アセンブリ」に着目し, その意義と検出方法について述べる。最後に, マルチニューロン活動からセル・アセンブリを検出し活用する最新の研究として, ブレインーマシン・インタフェースについて解説し, 本研究室で構築した最新のシステムを紹介する。
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  • 八木 昭宏
    24 巻 (2006) 1 号 p. 69-79
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    心理生理学の研究では, 生理反応を計測するため様々な装置が用いられる。本論文の目的は, 著者のグループがこれまで独自に開発してきた心理生理学の計測研究や実践に使用する機器を紹介することである。最初にサッカディック眼球運動の終了時点に同期する事象関連電位 (眼球停留関連電位, EFRP) の検出と解析システムを紹介する。心理活動の変化に応じて, リアルタイムにその電位のトポグラフィを表示するシステムを開発した。また, 脳の血流を簡易に計測するインピーダンスCTのプロトタイプを試作した。次に, 臨床と産業場面に応用する脳波のバイオフィードバックの装置を紹介している。三番目は, EMGとEOGによる意思伝達用ワードプロセッサである。今後も, 心理学からの発想による新たな機器の開発が期待される。
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