目的:2022年度改正カリキュラム下における学生が初めて学ぶ看護過程の授業の実態を明らかにする.
方法:全国の看護師養成施設816校の教員を対象に,郵送による質問紙調査を実施した.有効回答数は344校(回収率42.2%)であった.単純集計に加え,授業内容の重みづけおよび教授活動自己評価尺度を統計的に比較した.自由記述はテキストマイニングで分析した.
結果:授業は講義,演習,紙上事例など複数の形態を組み合わせて実施されており,304校(88.4%)がアクティブラーニングを導入していた.授業内容は“アセスメント”や“全体像の把握”を特に重視していた.教授活動の自己評価は中高得点領域で,授業準備や知識伝達が高得点であった.自由記述からは学生の理解度に応じた個別対応や他科目との連携の工夫がみられた一方で,教授の難しさや教員支援の不足も示された.
結論:教員は多様な教授法を取り入れ,特に実践的側面の習得を促している.教員支援体制や学習支援の充実が今後の課題である.
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