蘇生
Online ISSN : 1884-748X
Print ISSN : 0288-4348
ISSN-L : 0288-4348
29 巻 , 1 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
特別寄稿
総説
講座
  • 真弓 俊彦
    2010 年 29 巻 1 号 p. 13-16
    発行日: 2010/03/25
    公開日: 2011/03/15
    ジャーナル フリー
    International Liaison Committee on Resuscitation (ILCOR)での会議での,心肺蘇生ガイドライン2010年版(G2010)作成に向けてのALS領域における検討事項の一部を紹介する。
     ALSで特記すべき点は,咽頭上気道ディバイス(supraglottic airways device:SADs)を用いた気道確保の推奨と,蘇生後の管理としての中等度の低体温療法や早期の冠動脈再潅流を含めた,新しい概念としてのPost-Cardiac Arrest Syndrome(心停止後症候群)の提起とその集学的対策であろう。
  • 合谷木 徹, 西川 俊昭
    2010 年 29 巻 1 号 p. 17-22
    発行日: 2010/03/25
    公開日: 2011/03/15
    ジャーナル フリー
    臨床においては重症頭部外傷の患者で,動物実験においては局所脳虚血モデルで,β 遮断薬の使用による有用性が多数報告されている。我々はラットの局所脳虚血モデルでの短時間作用性β 1遮断薬の脳保護効果に関して研究してきた。
    短時間作用性β 遮断薬(エスモロール,ランジオロール)は,ラットの局所脳虚血モデルで1週間後から1ヶ月後の脳保護効果がみられ,虚血中のグルタミン酸の減少やアポトーシスの抑制がその機序にあることが示唆された。その効果は虚血後投与によっても得られた。さらに,ランジオロールにより空間認知機能への影響がみられた。
原著
症例
レポート
  • 小山 照幸, 笠井 督雄, 吉田 和彦, 武田 聡, 小川 武希
    2010 年 29 巻 1 号 p. 33-37
    発行日: 2010/03/25
    公開日: 2011/03/15
    ジャーナル フリー
    2007年3月と2008年3月に同じ中学校で,3年生を対象に心肺蘇生法とAEDの講習を行い,同時に講習前にアンケート調査を行った。
     心肺蘇生法の講習経験のある生徒は約6割で,ひとりで心肺蘇生ができると答えた生徒は約3割と,2年間で変化はなかった。2007年秋にこの中学校にAEDが設置されたが,2008年のアンケートで,AEDの設置を知っている生徒は約8割,AEDの使用法を知っている生徒は4分の1で,2年間で変化がなかった。AEDを設置する際には,同時にその施設の関係者への教育が必須と思われた。中学生への心肺蘇生教育は救命率向上につながる可能性が高く,本人達の意欲も高いので積極的に進めるべきであると思われる。
feedback
Top