日本農村医学会雑誌
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48 巻 , 6 号
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  • 山根 洋右
    2000 年 48 巻 6 号 p. 790-804
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    We held the 48th meeting of the Japanese Association of Agricultural Medicine and Rural Health in Matsue, Shimane Prefecture in November, 1999. The main theme of this meeting was “Strategies of Agricultural Medicine and Rural Health with a Perspective toward the 21st Century”.
    The attendants of the meeting held discussion about four subthemes with the relation to the development of rural communities: environmental crisis and the human existence, medical high technology and humanism, human dignity and the quality of medicine and welfare, and the co-existence of rural and urban communities.
    The presidential lecture, which is reported here, treated the international trend of rural medicine and health care, our practice of rural medicine in San' in District, Japan, and some measures against aging society practiced by us in San' in District. The lecture also discussed about problems presented to the rural medicine in the 21st Century, and proposed several objectives to be carried out: integration of health care, medical care, welfare and education in rural districts, promotion of healthy lifestyle in rural districts, corporatism between administrators and researchers in medical care and welfare, policy-making for healthy rural communities and the protection of enviroment and eco-system.
  • 北川 泉
    2000 年 48 巻 6 号 p. 805-808
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 原田 正純
    2000 年 48 巻 6 号 p. 809-814
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    The large-scale mercury contamination has occurred in the Amazon river basin in Brazil. Also, I have visited Tanzania, the Philippines and other countries a number of times, and I convinced that similar problems are spreading worldwide. A numbers of gold-miners already suffer from inorganic mercury poisoning. None of the fishermen living downstream of the gold mine showed symptoms of Minamata disease. However, the mercury content of their hair indicates that the situation is becoming dangerous. Serious arsenic poisoning is occurring on a large scale in various areas of Asia. This is attributable to the use of great quantities of underground water in the large-scale agriculture, particularly in West Bengal (India). In developingcountries, various industrial sectors are developing simultaneously, such as refining, chemical, pulp, petrochemical and high-tech industries, causing complex environmental contamination such as at the Weonsan Industrial Park in Korea. The residents of Weonsan district tended to suffer from combined poisoning that it should be called Weonsan disease instead. The hazardous technologies and industrial plants being transferred from developed countries to developing countries are major cause of industrial poisoning and environmental contamination. Examples of such cases are the Onjin case of Cabon disulfide poisoning in Korea, the gas leak at the agricultural chemical plant in Bhopal, India and radioactive contamination in Ipho city, Malasya.
    Health damage due to industrial and environmental contaminations is often masked by the effects of unsanitary living condition and health effects of novel chemicals and complex contamination are also frequently invisible.
  • 徳永 進
    2000 年 48 巻 6 号 p. 815-819
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 馬場 寛
    2000 年 48 巻 6 号 p. 820-823
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 杉山 一教
    2000 年 48 巻 6 号 p. 824-829
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    全国11施設の共同研究で, モデル農村地域の65歳以上住民に, 現在の生活の状態, 日常行動の程度, 治療を受けている疾患の有無, 服用薬剤の有無など高齢者の健康状態に関するアンケート調査と尿失禁をはじめ排泄の状態等に関するアンケート調査を実施した。回収対象者数は男性3,360名 (41.9%), 女性4,369名 (54.5%), 性別不明294名 (3.7%), 計8,023名であった。新潟県調査分は, 2,649名 (男性1,047名, 女性1,493名, 性別不明109名) であった。今回の調査から, 排尿症状に関しては我々の認識以上に女性でも排尿症状を持っているものを多く認めることがわかった。高齢者の12.8%に尿失禁または便失禁をみとめたが, 男性に比較して女性に高率に尿失禁を認めた。尿失禁は一つの型に分類できない複合型を多く認めた。また, 体が不自由なために尿失禁となる機能的尿失禁も多く認めた。尿失禁があっても医療機関を受診せず, 医療側, 福祉側, さらに住民に対する啓発不足を認めた。尿失禁により尿臭や汚れ, 洗濯の苦労, 介護疲れを訴えている介護者の方を半数ほどに認め, 尿失禁者ばかりでなく, 介護者の生活の質の低下を認めた。全国調査と新潟県調査を報告したが, ほぼ同様の傾向を認めた。今後の対応として, 医療側, 福祉側, さらに住民に対して, 尿失禁に対する啓発活動を積極的に行うこと, 医療側と福祉側の尿失禁を含めた排泄に関する情報網を充実させることなどを積極的に展開し, 高齢化社会における住民生活の質の維持に積極的に取り組む必要がある。
  • 上田 厚
    2000 年 48 巻 6 号 p. 830-844
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    農作業従事者のストレスとその要因を解析するための調査票 (生活と健康調査票) を作成し, それを用いて, 農作業従事者のストレスの様態と, その対策を明らかにするとともに, 作成した調査票の妥当性と有効性を検討した。その結果, 農作業従事者の男性48%, 女性59%がストレスを感じており, それは, 年齢別には, 男女ともに60歳以上が60歳未満に比してより高率であった。強いストレッサーとして抽出された因子は, 作業の心理特性として「作業の要求度」に関する項目, 農作業の要素として「危険な設備」「重量物の運搬」「粉じん」「炎天下作業」「作業時間が長い」「不規則な食事」, ライフイベントとして「借金」「減収」「協同作業の不和」「近隣との不仲」「老人の介護」「子供の教育」「自分や家族の病気」であった。また, これらのストレッサーに対するストレスは, 女性が男性に比していずれもより強く現れることが示された。このことは, これまでの農業や農村生活のあり方が男性に比して女性により強くストレッサーとして影響していることを示唆するものと思われた。また, これらの変数を用いて, 農作業従事者の「生活満足度 (QOL)」の向上につながるストレス関与因子の構造モデルを作成し, 重回帰解析すると「QOL」を阻害する最も大きい, 直接的な要因は「ストレス」であり, それを増強させる因子は,「農作業の要求度」「農作業の要素」「ストレス症状の有訴」であり,「QOL」を向上させる最も大きい, 直接的な要因は「社会的支援」であった。これらの成績により, 農作業従事者の「QOL」を向上させるためには, 農作業従事者に比較的良く保たれている「作業の自由裁量度」を活かしつつ,「作業の要求度」を強める農作業の要素を改善し, JAをはじめ「社会的支援」につながる農村地域の様々なネットワーク組織を見直し, それを活用, 整備することが効果的であることが示唆された。
    このように, 本研究において開発した調査票とその解析のプロセスは, 農作業従事者の遭遇する様々な局面, すなわち生活, 環境, 作業の様々な要素を, ストレスの面から捉えることにより, 農作業従事者の安全と健康の様態を明らかにし, その改善を図る上で, 現場に即した効果的な解析と実践の筋道を提示出来る可能性を持っていることが確かめられた。
  • 2000 年 48 巻 6 号 p. 845-851
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 2000 年 48 巻 6 号 p. 852-857
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 2000 年 48 巻 6 号 p. 858-861
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 2000 年 48 巻 6 号 p. 862-863
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 2000 年 48 巻 6 号 p. 864-865
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 2000 年 48 巻 6 号 p. 866-868
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 2000 年 48 巻 6 号 p. 869-871
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 2000 年 48 巻 6 号 p. 872-874
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 竹内 悟, 瀬沼 美保
    2000 年 48 巻 6 号 p. 875-883
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    目的: MRI撮影におけるSTIR (Short Inversion Time Inversion Recovery) 法はT1強調像, T2強調像とは異なった画像を得ることができ, またガドミニウム造影の様な侵襲もない。しかし婦人科腫瘍のMRI検査ではT1強調像, T2強調像のみが撮影される場合が多い。そこでSTIR法の有用性について検討した。
    対象: 1997年12月から1998年10月までの間, 121名の子宮腫瘍, 正常子宮, 卵巣腫瘍のある患者が対象として検討された。MRI画像の評価は, CLEAR, SLIGHTLY CLEAR, UNCLEARの3段階に分類した。
    結果: 子宮と骨盤内臓器の境界に関しては, CLEARがT1強調像で68.7%, T2強調像で42.2%, STIR法で74.4%であった。T2強調像に比しT1強調像, STIR法で有意に明瞭であったが, T1強調像, STIR法の間に有意差は無かった。子宮腫瘍の内部構造に関しては, CLEARがT1強調像で6.3%, T2強調像で82.5%, STIR法で82.5%であった。T2調強調像とSTIR法の間には差が無かった。腫瘍の内部構造に関して, 子宮腫瘍ではT2強調像がCLEARで且つSTIR法がUNCLEARが7例, T2強調像がUNCLEARで且つSTIR法がCLEARが6例であり, 卵巣腫瘍ではT2強調像がCLEARで且つSTIR法がUNCLEARが3例であった。
    結論: STIR法はT2強調像, T1強調像と共に撮影することは有用と考えられた。
  • 羽賀 達也, 長嶋 誠, 中江 美佳, 神谷 英紀, 木村 なち
    2000 年 48 巻 6 号 p. 884-890
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    DCCTの報告は1型糖尿病患者が正常値に近い血糖コントロールを長期に続ければ細小血管障害の発症および進展を防止することを示した。現在では, 強化インスリン療法が1型糖尿病の標準的治療と考えられている。しかし, 強化インスリン療法では低血糖が従来法より3倍多く発生するという欠点も指摘されている。もし, 患者が自己の血糖値を予測できるならば, 低血糖の予防にも厳格な血糖管理にも有利である。今回, 我々は, サマーキャンプに参加した小学4年から中学3年までの1型糖尿病患児28名を対象に, 血糖値予測が可能か否かにつき検討した。患児は, 毎食前と21時に血糖値を予測した後, 簡易血糖測定器にて自己血糖測定を行った。血糖測定値と血糖予測値は正規分布を示さず, 各々の自然対数Ln (mBG) とLn (pBG) は正規分布を示した。Ln (mBG) とLn (pBG) は正相関した (y=0.359x+3.239, r=0.495)。また, 予測値が実測値の±20%, ±30%以内に入ったものはそれぞれ393例中124例 (31.5%), 175例 (44.5%) であった。
    2日目から4日目までの測定時点別にLn (mBG) とLn (pBG) を検討したところ, Ln (mBG) とLn (pBG) に有意差を認めたものではLn (mBG) が他の日の同じ時間帯に比し大きく変動していた。
    1型糖尿病患児の血糖値予測が正しい確率は低く, 特に血糖値が非常に高いか低い場合や血糖値が大きく変動した場合は, さらにその確率は低かった。
  • 2000 年 48 巻 6 号 p. 891-903
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
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