リハビリテーション医学
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20 巻, 2 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 佐々木 智也
    1983 年 20 巻 2 号 p. 73
    発行日: 1983/03/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
  • 1983 年 20 巻 2 号 p. 74-81
    発行日: 1983/03/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
  • 津山 直一
    1983 年 20 巻 2 号 p. 83-84
    発行日: 1983/03/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
  • 小川 孟
    1983 年 20 巻 2 号 p. 85-86
    発行日: 1983/03/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
  • 印東 利勝, 松岡 幸彦, 祖父江 逸郎
    1983 年 20 巻 2 号 p. 87-92
    発行日: 1983/03/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
    Duchenne型筋ジストロフィー症(DMD)の運動機能障害進展過程の分析に運動年齢評価法の適用の可否を検討し,その結果から本症の運動機能障害の進展過程を定量的に分析し,以下の結果を得た.
    (1) 運動年齢は上田式障害段階分類(障害度分類)と密接な並行関係を有し,DMDの運動機能障害の解析に有用であることが判明した.
    (2) 運動年齢から算出された運動崩壊率を利用し,(i)病初期では運動機能障害は急速に,中~後期では漸次緩慢に進行し,(ii)障害度分類IIで既に60%近い運動崩壊率であり,歩行不能出現時では運動崩壊率は80~90%に達することを明らかにした.
  • 小脳核破壊と反復刺激の効果
    小坂 健二, 中村 隆一
    1983 年 20 巻 2 号 p. 93-100
    発行日: 1983/03/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
    筋電図反応時間(EMG-RT)は肢位変化によって変化することが知られている.例えば上腕三頭筋のEMG-RTは,促通肢位で短縮する.このEMG-RTの肢位依存性は,小脳障害患者で消失するがPNFによって一時的に回復する.このPNFの効果の神経機序を検討するために,サルの大脳皮質運動野刺激によって惹起されるEMGの潜時の肢位依存性について検討し,小脳核の破壊前と破壊後の肢位依存性の変化を比較検討した.さらに破壊後,皮質反復刺激を行なった.
    皮質上肢運動野の連続電気刺激によるEMGの潜時は,肩のretraction肢位と比較するprotraction肢位で短縮した.この潜時の肢位依存性は,小脳核破壊によって消失した.試行間隔を短縮し,皮質刺激を反復すると,消失した肢位依存性は回復した.これらの神経機序については次のように考えられる.潜時の肢位依存性は,肢位変化による運動感覚入力が皮質運動野の興奮性を変化させた結果の現象である.小脳はこの運動感覚の入力系と運動の出力系に対してmodulatorとして作用しており,その破壊によって肢位依存性は消失する.この肢位依存性の回復には,試行間隔を短縮して皮質刺激を反復することでおこる上位中枢への運動感覚情報のより強力な入力が有効である.
    このことからPNF治療には,最大抵抗下における随意運動の反復によって上位中枢への運動感覚入力を強化させることが重要である.
  • 栗山 節郎, 丸山 俊章, 金 隆志, 上村 正吉, 菱田 豊彦, 太田 舜二, 竹内 方志, 田代 善久
    1983 年 20 巻 2 号 p. 101-108
    発行日: 1983/03/18
    公開日: 2009/10/28
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    脳卒中片麻痺患者の下肢の血液循環動態を調べるために99mTc-HSA (Human Serum Albumin)を用いて下肢血流を調べた.HSAを5~10mCi,肘正中皮静脈よりOldendorf法に準じて注入し直後より両膝に設定したガンマーカメラで測定し,1分及び30分後の集積量を測定し,(麻痺側/右+左)の値を計算し,血流量の指標とした.
    1) 片麻痺発症後15ヵ月未満では患肢の血流量の多いものが多い.
    2) 発症後15ヵ月以後では逆に患肢の血流量が少ないものが多い.
    3) 右片麻痺と左片麻痺とで統計学的に比べてみると上記の傾向は左麻痺の方がよりはっきりしていた.
    4) Brunnstrom stageと血流量との相関はない.
    5) 歩行能力と血流量の相関はない.
    6) 年齢と血流量との相関はない.
  • 畑野 栄治, 安達 長夫, 和田 正士, 亀尾 等, 升田 慶三, 三好 和雄
    1983 年 20 巻 2 号 p. 109-110
    発行日: 1983/03/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
    進行性筋ジストロフィー症デュシャンヌ型に合併する側彎の放置例について研究を行ないいささかの知見をえたので報告する.患児43名の全脊椎を坐位にてレ線撮影し,Cobb法で側彎の角度を計測した.各年齢におけるCobb角は12歳で平均25度,15歳で56度,18歳で70度となり年齢と共に大きくなっている.しかし19歳で35度,20歳以上では22度となり,19歳以上生存している患児のCobb角は小さいことがわかった.次に脊柱を側面から見たカーブにより前彎,垂直,後彎に分類しその割合を年齢ごとにみるとそれぞれ8歳から13歳で2例,11例,3例,14歳から18歳で2例,6例,7例,19歳以上では7例,3例,0例となり18歳までは後彎,垂直,19歳以上の生存患児には前彎が多いことがわかった.また前彎,垂直,後彎の場合の平均Cobb角はそれぞれ24度,36度,67度で脊椎が前彎位のときのCobb角が最小であった.筋ジストロフィー症研究班制定の機能障害度が進展するのに伴ってCobb角が増加する傾向にあるが,脊柱が前彎位にある患児でば障害度が進展していてもCobb角が小さくなっていた.以上より側彎が著しく進行する症例に対してはできるだけ脊柱を前彎位に保持する方が良いことがわかった.
  • 加倉井 周一
    1983 年 20 巻 2 号 p. 123-128
    発行日: 1983/03/18
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
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